「育つ」はドイツ語で何と言う?
「育つ」のドイツ語は、人間が成長する場面では aufwachsen を使うのが最も一般的です。一方、植物や事業、子どもなどがすくすくと順調に育つ様子や繁栄を表す場合には gedeihen を用います。主語が人間そのものの成長過程か、植物などの健全な発育・繁栄かによって使い分けます。
使い分け
- aufwachsen
人が子ども時代を過ごして大人へと成長する意味で最も広く使われます。育った場所や環境を述べる際によく用いられます。
Ich bin auf dem Land aufgewachsen.
私は田舎で育ちました。
- gedeihen
植物がよく育つことや、物事が順調に発展・繁栄することを表します。子どもが健やかに育つ文脈でも使われます。
Die Pflanzen gedeihen prächtig.
植物が見事に育っています。
よくある間違い
✕ Ich bin in Tokio gezüchtet.
○ Ich bin in Tokio aufgewachsen.
動詞の züchten は動物の飼育や品種改良に使うため、人の生い立ちには使えません。
✕ Die Tomaten wachsen auf.
○ Die Tomaten gedeihen gut. / Die Tomaten wachsen.
aufwachsen は人に使うため、植物の発育には gedeihen や wachsen を用います。
「育つ」のよくある質問
Q. 「育てる」と言いたいときは?
Q. aufwachsenの過去形は?
aufwachsen
意味
例文
コアイメージ
子ども時代をその場で過ごして成長していく過程
関連語
使い方
類義語との違い
aufwachsen: ある場所で子ども時代を過ごして経験として成長していくこと
großziehen: 子どもを世話して成人まで育て上げること
erziehen: 子どもに生活のルールや礼儀を教えてしつけること
großwerden: 年を重ねて体や心が成長して大人になること
wachsen: 体や植物などが自然に大きくなること
ドイツ語での定義
Die eigene Entwicklung in der Kindheit durchlaufen und erwachsen werden.
語源
aufwachsenは、分離可能なauf-とwachsen(語源は古高ドイツ語のwacsan)が結びつき、育つ過程を表す語になった。
コラム
- aufwachsenは育つ本人の経験を示し、親が行うgroßziehenやerziehenとは役割が異なるので使い分けると会話で伝わりやすい。

ゲームで覚える・約 1 分
aufwachsen をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
十分な環境で根を張り上へ伸びる若芽の成長の様子
関連語
使い方
類義語との違い
gedeihen: 十分な環境でよく育ち元気に成長すること
wachsen: 大きさや高さが増して成長すること
sich entwickeln: 時間をかけて性質や状態が変わり進歩すること
blühen: 花が咲くこと
aufblühen: 元気に活気づいて良い状態になること
ドイツ語での定義
unter günstigen Bedingungen gesund wachsen oder sich positiv entwickeln; oft für Pflanzen, Projekte oder Zustände verwendet.
語源
gedeihenは、古高ドイツ語getīhan(中高ドイツ語gediehen)に由来し、語幹dīhan/tīhanが「進む」を表してge-の結合で「よく進む=育つ・繁栄する」の意になった。
コラム
- 口語ではwachsenの方が一般的で、gedeihenはやや改まった語なのでフォーマルな文や書き言葉で使うと響きが良い。