「それぞれ」はドイツ語で何と言う?
「それぞれ」を表す最も一般的で日常的にもよく使われる語は jeweils です。個々の数量や時点を「その都度、各々」と割り振る際に用いられます。一方、beziehungsweise は「AとBがそれぞれXとYに該当する」という対応関係を表し、略語の bzw. も多用されます。respektiv はスイス公用語圏や硬い文章で同義に使われる形式張った語です。
使い分け
- jeweils
日常会話からビジネスまで幅広く使われ、個々の事例、数量、日時などを「各々、その都度」と特定する際に最も標準的です。
Die Tickets kosten jeweils zwanzig Euro.
チケットはそれぞれ20ユーロです。
- beziehungsweise
「AとBにはそれぞれXとYが対応する」という対応関係を表す文脈で用いられます。日常会話や文章では bzw. と略記されます。
Anna und Ben besuchen beziehungsweise Berlin und Wien.
アンナとベンはそれぞれベルリンとウィーンを訪れます。
- respektiv
主に書き言葉やスイスドイツ語で、対応関係を表す「それぞれ」として用いられる硬い表現です。resp. と略記されます。
Sie erhielten erste respektiv zweite Preise.
彼らはそれぞれ1位と2位の賞を受け取りました。
よくある間違い
✕ Die Äpfel kosten beziehungsweise einen Euro.
○ Die Äpfel kosten jeweils einen Euro.
「1個につきそれぞれ」という個別の数量の割り振りには beziehungsweise ではなく jeweils を使います。
「それぞれ」のよくある質問
Q. bzw. と省略された場合の読み方は?
Q. jeder と jeweils の違いは何ですか?
jeweils
意味
- 副 それぞれ
- 副 各自
- 副 一人ずつ
例文
Die Teilnehmer erhielten jeweils ein Zertifikat.
Die Präsentationen dauerten jeweils 10 Minuten.
プレゼンテーションはそれぞれ10分ずつ続いた。
コアイメージ
各個人や各出来事に別々に当てがわれるという分配・割当のイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
jeweils: 各人や各出来事に一つずつ割り当てられることを表す
je: 一人あたりや一つあたりの量や回数を示す
einzeln: 一つずつ別々に扱われることを示す
nacheinander: 順番に続けて起こることを示す
abwechselnd: 順番に交互に起こることを示す
ドイツ語での定義
Kennzeichnet, dass etwas jedem Einzelnen oder jedem Ereignis getrennt zugewiesen oder zugeordnet wird.
語源
jeweilsは、je(各々)とWeile(「しばらく・時」)由来の語形が結び付き、古い形のje wîleを経て各回・各個人を指す副詞になった
コラム
- 時間を表す文脈では「その回ごとに」という意味と分配の意味を文脈で区別して訳すと誤用を防げる

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beziehungsweise
意味
- 副 それぞれ
- 接続詞 あるいは
- 副 正確には
例文
コアイメージ
並んだ項目を一本の線で対応づけ、必要なら対応の上に小さな訂正札を付ける場面
関連語
使い方
類義語との違い
beziehungsweise: 並んだ項目を一つずつ対応させて、それぞれを示す言い方
respektive: 並んだ項目をそれぞれに対応させて表す語
jeweils: 各項目や人に対して一つずつ当てはまることを示す語
besser gesagt: 前の言い方をより正確に言い直すときに使う言い方
bzw.: beziehungsweiseの書き言葉の短縮形で文書でよく使われる表記
ドイツ語での定義
Zeigt an, dass mehrere Elemente jeweils zueinander gehören (jeweils) oder dass ein Ausdruck genauer bzw. korrigierend gesagt wird.
語源
beziehungsweiseは、動詞beziehenの語幹に連結音-s-と接尾辞-weiseが付いて「関係の仕方」から派生した語である。
コラム
- 書き言葉では短縮形bzw.が頻出し、会話では'oder besser gesagt'や語順の工夫でどの意味か明確にすることが多い。
respektiv
意味
- 副 それぞれ
- 接続詞 あるいは
- 副 各々
例文
コアイメージ
複数の項目にそれぞれ小さなラベルや番号が付いている光景
使い方
類義語との違い
respektiv: 並んだ複数の項目を順に対応させて各々を示すときに使う語
jeweils: 並んだ各項目に一つずつ対応して示すときに使う語
je: 単位あたりの数量や割合をそれぞれ示すときに使う語
respektive: 書き言葉で並べた要素を順に対応づけてそれぞれ示すときに使う語
beziehungsweise: 先に示した語や数字を別の言い方で言い換えて示すときに使う語
ドイツ語での定義
語源
respektivは、ラテン語respicere(参照する)由来のrespectivusを経て定着した。
コラム
- 書き言葉や表で各項目を分けて示す際に使われ、話し言葉では明確にするためにjeweilsや名詞の繰り返しを併用すると誤解が減る。