「閣下」はフランス語で何と言う?
フランス語で「閣下」に最も近く一般的に使われるのは monseigneur です。主に高位聖職者や王族・貴族に対する尊称として用いられます。一方、mylord は英語由来の表現で、イギリスの貴族や裁判官などに対して呼びかける際にフランス語内で使われます。
使い分け
- monseigneur
カトリックの大司教や司教などの高位聖職者、または王族や公爵などの身分の高い貴族に呼びかける際に使われます。
Monseigneur, le repas est servi.
閣下、お食事の用意が整いました。
- mylord
英語の「マイロード」を借用した表現で、英国貴族や裁判官に対して、またはそれを模した会話で用いられます。
Bienvenue en France, mylord.
フランスへようこそ、閣下。
よくある間違い
✕ Mon Monseigneur, s'il vous plaît.
○ Monseigneur, s'il vous plaît.
monseigneur自体に「私の」が含まれるため、前に所有形容詞を重ねません。
「閣下」のよくある質問
Q. 大統領にも使えますか?
Q. 大文字で書き始めますか?
monseigneur
意味
- 男性名詞 閣下
- 名 殿下
- 名 高位者
例文
コアイメージ
高位の人物(特に司教や貴族)に対する格式ある敬称で、位の高さを示す呼び名
類義語との違い
monseigneur: 宗教的・儀式的な場面で高位の人物に向けて用いられる古風で格式のある敬称で、閣下に相当する呼び名
monsieur: 成人の男性に対する一般的な敬称で、日常のあいさつや呼びかけに使う呼び名
フランス語での定義
Forme d'adresse honorifique employée pour s'adresser à une personne de haute dignité, notamment un évêque ou un aristocrate, marquant un grand respect.
語源
古仏語の mon seignor(「私の主」)に由来し、seignor はラテン語の senior(年長者)に遡る語根から領主や高位者を指す語となり、やがて高位の人物への敬称として定着した
コラム
- 日常会話ではほとんど使われず、司教など宗教的な公式場面や文語的な歴史描写で用いられることが多いため、一般の場で monsieur と混同しないよう注意する

ゲームで覚える・約 1 分
monseigneur をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
劇や文学で使われる、封建的な領主への呼びかけ。
関連語
類義語との違い
mylord: 劇や物語の中で封建的な領主に向けて古風に呼びかける言い方で、日常会話ではほとんど使われない。
monsieur: 成人男性に対する一般的な敬称で日常的に広く使われる。
フランス語での定義
Nom masculin d'emprunt, employé surtout dans les textes, les dialogues ou les imitations pour désigner un seigneur ou traduire «my lord».
語源
英語 my lord に由来し、主に演劇や文学の翻訳を通じて仏語に入った借用語である。
コラム
- 日常会話で実際に『mylord』と呼ぶことは稀で、英国的な格式や古風さを演出したい場面で目にする表現である。
「閣下」は英語では
- 「閣下」 → ExcellencyLordship和英辞典で見る