「架空の」はフランス語で何と言う?

「架空の」に最も広く使われるフランス語は fictif です。実在しない人物や架空の会社など、事実ではない事象全般に対して日常的によく用いられます。一方、fictionnel は小説や映画などの「フィクション作品の中に存在する」という文学的・学術的なニュアンスが強い語です。文脈や対象によってこれらを使い分けます。

使い分け

  • fictif

    実在せず作られたもの全般を指す最も一般的な語です。架空の人物、住所、架空請求など幅広い文脈で用いられます。

    C'est un personnage fictif.

    それは架空の人物です。

  • fictionnel

    小説や映画などのフィクション作品に関する架空性を表す語です。文学理論や創作物の中の世界を論じるときに好まれます。

    L'histoire se déroule dans un univers fictionnel.

    物語は架空の世界で展開します。

よくある間違い

  • ✕ une histoire imaginaire (架空の請求書の意味で)

    ○ une facture fictive

    「想像上の」ではなく「実態のない・偽りの」という事務的な文脈では fictif を使います。

「架空の」のよくある質問

Q. 「架空の生き物」はどう言いますか?
「架空の生き物」は une créature imaginaire や une créature fictive と言います。神話などの想像上の生物には imaginaire もよく使われます。
Q. fictif と imaginaire の違いは?
fictif は事実や実在に対応するものがない「作り物」を指し、架空の会社などの偽装にも使えます。imaginaire は人間の「想像力から生まれた」という意味合いが強く出ます。

fictif

意味

  • 形 架空のかくうの
  • 形 虚構の
  • 形 想像上の
fictifのイラスト

例文

Cet auteur a créé un personnage fictif.

その作者は架空の登場人物を作った。

Ils ont utilisé un nom fictif pour s'inscrire.

彼らは登録するために架空の名前を使った。

コアイメージ

頭の中や物語世界で成立する存在で、現実の事物とは切り離されている

関連語

使い方

類義語との違い

fictif: 想像や物語の中で作られ、現実には存在しないものを表す形容詞
imaginaire: 想像力や空想から生まれ、実際のものではないことを示す形容詞
inventé: 誰かが作り出した話や名前など、事実に基づかず人工的に作られたことを示す形容詞
faux: 本物ではないことを示す形容詞
irréel: 現実感が乏しく、現実とは別に感じられることを示す形容詞

フランス語での定義

Qui appartient au domaine de l'imagination ou de la fiction plutôt qu'à la réalité concrète.

語源

語源は動詞 fingere(作る)にさかのぼり、fictus を経て現在の形容詞になった

コラム

  • 日常会話では « personnage fictif » のように創作物を指すのが一般的で、報道や法的文脈では用法に注意が必要

ゲームで覚える・約 1 分

fictif をゲームで覚えよう

5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め

fictionnel

意味

  • 形 架空のかくうの
  • 形 創作の
  • 形 虚構の
fictionnelのイラスト

例文

Ce personnage est fictionnel.

その登場人物は架空の存在です。

Le décor est fictionnel.

その舞台は架空のものだ。

コアイメージ

作者が作り出した架空の人物や出来事と結びつくイメージを中心に持つ語。

関連語

使い方

類義語との違い

fictionnel: 物語や説明の中で現実ではないものを指す
inventé: 話のために作られた、実在しないものであることを示す
imaginaire: 想像に基づき、現実には存在しないイメージであることを示す
fictif: 事実に基づかないで、例や比喩として用いられる仮のものであることを示す

フランス語での定義

Relatif aux éléments imaginaires d'une histoire, comme des personnages ou des événements créés par l'auteur.

語源

ラテン語由来の fiction を基に -nel で形容詞化した語で、fingere(作る)に由来して『想像で作られた』の意を持つ。

コラム

  • 会話では fictionnel をそのまま用いるとやや堅い印象になり、日常では inventé、imaginaire、fictif などの語が使われやすい。

「架空の」は英語では

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