「かく」はフランス語で何と言う?

「かく(掻く)」に最もよく対応する一般的なフランス語は gratter です。痒いところを爪などで掻く動作をはじめ、汚れなどを削り落とす、こするといった幅広い動作に対して広く用いられます。自分の体を掻くときは再帰代名詞を伴って se gratter と表現するのが基本です。

使い分け

  • gratter

    爪や道具で皮膚や物の表面をひっかく、こすり落とす動作全般を表します。痒い場所を掻く際に最も自然に使われる標準的な動詞です。

    Il ne faut pas gratter ce bouton.

    その吹き出物を掻いてはいけません。

よくある間違い

  • ✕ Je gratte.

    ○ Je me gratte.

    自分の体を掻く際は、再帰動詞 se gratter を使って「自分自身を掻く」形にする必要があります。

「かく」のよくある質問

Q. 「頭をかく」はどう言いますか?
Je me gratte la tête. と言います。痒くて掻く場合のほか、困ったり考え込んだりして頭を掻くジェスチャーにもそのまま使えます。自分の体の一部を掻くときは se gratter + 定冠詞 + 身体部位 の形にします。
Q. 「汗をかく」も同じ単語ですか?
いいえ、汗を「かく」には gratter は使えません。フランス語では transpirer や suer という専用の動詞を使います。「ひっかく・こする」以外の日本語の「かく」には別の動詞が対応します。

gratter

意味

gratterのイラスト

例文

Il gratte son bras.

彼は腕をかく。

Elle se gratte la tête en lisant le mode d'emploi.

彼女は説明書を読みながら頭をかく

コアイメージ

爪や手、道具で皮膚や物の表面をこすり、かゆみを和らげたり跡を残したりする動作を指す。

関連語

使い方

類義語との違い

gratter: 爪や手、道具で皮膚や物の表面をこすり、かゆみを和らげたり跡を残したりする動作を指す。
se gratter: 自分の皮膚を爪や手でこすってかゆみを和らげる動作を表す。
démanger: 皮膚がかゆくて触りたくなる感覚があることを表す動詞。
griffer: 爪や鋭いもので皮膚や物の表面に傷や跡をつける動作を指す。
frotter: 手や布などでこすって表面をこする動作を指す。

フランス語での定義

Frotter ou griffer la surface de la peau, d'un objet ou d'un matériau avec l'ongle, la main ou un instrument, souvent pour soulager une démangeaison ou laisser une marque.

語源

古フランス語の grater/gratier に由来し、さらにゲルマン語系の語根(ドイツ語 kratzen と同系)にさかのぼるとされ、原義の「こする・ひっかく」が現代仏語の意味に受け継がれている。

コラム

  • かゆみを表すときは再帰形 se gratter を用いる表現が自然で、宝くじのスクラッチを表す際は「gratter un ticket」という言い方をする。

ゲームで覚える・約 1 分

gratter をゲームで覚えよう

5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め

gratouiller

意味

例文

Elle gratouille le dos du chien.

彼女は犬の背中をかいている。

コアイメージ

指先や爪で表面を軽く何度もこすり、かゆみをやわらげる動き

フランス語での定義

Frotter ou gratter légèrement une surface avec les doigts ou les ongles, souvent pour apaiser une démangeaison.

語源

gratouillerは、gratterをもとにした口語的な派生語で、軽く細かい動きの感じを加えた語

コラム

  • gratterよりくだけた響きがあり、「Ça gratouille」のように軽くかく感覚そのものにも使われる

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