「それに対して」はドイツ語で何と言う?
「それに対して」に最もよく使われるのは dagegen です。前言との対比や反対意見を述べる際に日常会話から文章まで幅広く使われます。一方、hingegen は書き言葉寄りで、2つの事柄の際立った対比を客観的に示す場面で主に用いられます。
使い分け
- dagegen
最も一般的で口語でも文語でも使われます。前の事柄との対比だけでなく、相手の意見への反対を表す際にも用いられます。
Er mag Kaffee, ich dagegen trinke lieber Tee.
彼はコーヒーが好きだが、それに対して私は紅茶を好んで飲む。
- hingegen
やや改まった書き言葉で好まれる表現です。2つの事態や性質のコントラストをはっきりと対比させて述べる際に使われます。
Der Sommer war heiß, der Herbst hingegen sehr kühl.
夏は暑かったが、それに対して秋はとても涼しかった。
よくある間違い
✕ Dagegen ich trinke lieber Tee.
○ Dagegen trinke ich lieber Tee. / Ich trinke dagegen lieber Tee.
dagegen を文頭に置く場合、倒置が起きて直後に動詞が続きます。
「それに対して」のよくある質問
Q. dagegenは文頭以外にも置けますか?
Q. 「反対です」と言う時にも使えますか?
例文
コアイメージ
向かい合う二つの立場を示すシンプルな線
関連語
使い方
類義語との違い
dagegen: 前に言ったことと向かい合う立場や事情を、独立した文で示すときに使う副詞
doch: 否定や相手の言い分のあとで、それに反する事実や強い反論を短く示すときに使う副詞
trotzdem: 予想や条件に反して何かが起こることを示すときに使う副詞
jedoch: 前に述べた内容に対して文中でやや硬く異なる点や反対を示すときに使う副詞
allerdings: 前の内容を部分的に認めながら条件や限定を加えるときに使う副詞
ドイツ語での定義
Markiert einen Gegensatz oder eine Gegenmeinung zum Vorhergehenden und dient zur Gegenüberstellung von Aussagen oder Tatsachen.
語源
dagegenは、da(その点を指す語)とgegen(反対を表す語)が結合して成立し、直訳的に『その点に対して(反対する)』という意味から現在の用法が定着した
コラム
- 'aber'と似る場面もあるが、dagegenはより独立した節で対比を示すことが多い点を意識し、会話では語順や強調の仕方で使い分ける。

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例文
コアイメージ
前後の文が向かい合って対比を作る見開きのページのような構図
関連語
使い方
類義語との違い
hingegen: 前の内容と対照的な情報を示して文のバランスを作る語
aber: 会話で短く使われる逆接のつなぎ方を表す語
andererseits: 別の側面や立場を示すときに使う『一方で』の意味の副詞
stattdessen: あることの代わりに別の行動や事実を示す語
ドイツ語での定義
ist ein Adverb, das einen Satz oder Teilsatz kontrastiert und das Vorherige in Gegensatz zu einer folgenden Aussage setzt.
語源
hingegenは、古いhin+gegenの結合から発展した語で、中高ドイツ語の形を経て一語化し、『〜に対して』という意味で文全体の対照を示す副詞になった。
コラム
- 実際の会話では対比を表すのに 'aber' や 'dagegen' がより口語的に使われることが多く、まずはそれらとの置き換えで用法の感覚をつかむと会話で役立つ。