道を譲る
「道を譲る」の英語
「道を譲る」は英語で give way と言います。交通場面では yield もよく使われ、make way for は人や物が通れるように道を空けるときに使います。give way は英国英語で特によく使われます。
「道を譲る」の英語の使い分け
英国英語で、車や人が相手に通行の優先権を譲る場面に使います。
米国英語の交通標識や運転で、相手に優先権を譲るときに使います。
make way for
人や物が通れるよう、場所を空ける具体的な場面で使います。
Please make way for the firefighters.
消防士が通れるように道を空けてください。
step aside
人が横に移動して、ほかの人の通行を妨げないようにする表現です。
Could you step aside for a moment, please?
少しの間、横に寄っていただけますか。
例文
コアイメージ
力や主張をゆるめて相手に道をあける行為
関連語
類義語との違い
英英
To agree to let someone else have their way instead of insisting on your own wishes, often after a discussion or argument.
語源
give wayは、give=あたえる・さしだす、way=空きや通り道。何かを手放して道をあけるイメージから、相手に席や意見をゆずる=譲歩する意味になる。
コラム
- give inと比べると、give inは個人が折れるイメージなのに対し、give wayは力や構造が弱まって場所や主導権が移るイメージで、誰に・何に譲るかで意味が決まる。
例文
コアイメージ
何かを外へ出して結果をもたらす、または他に譲るという中心的な動き
使い方
類義語との違い
yield:
作物・利益などを産出し、目的語で『与える』意味も生じる
produce:
yieldと似て物や成果を産出するが、より一般的で幅広く使う
generate:
yieldより抽象的で数や結果を生み出す、やや形式的
英英
To produce something, such as crops or profits; to give way to someone or something; or to provide a result or information.
語源
yieldは、ゲルマン祖語*geldan「金を払う・与える」が元になり、'与える'という感覚が物を外に出す場面に広がって『~を産出する』の意味になった
コラム
- 英語ではyieldの後に産出物が直接続く構文が多く(yield a crop)、目的語の有無で『与える/譲る』の意味と区別できる場合がある。
例文
コアイメージ
道を譲るという基本から派生して、別のもののために場所や条件を作ることを含むことがあることを示す
英英
To move aside to allow passage, or figuratively to give place to or make room for something that follows or replaces it.
語源
make wayは、make(作る)とway(道)の結合で、元は物理的に道を空ける意味だが、比喩的に『〜のために道を開く/〜に取って代わる』という用法へ広がった。
コラム
- make way forという形は比喩的に「新しい制度・物事が進む余地を作る/取って代わる」を表すことがあり、文脈で物理的か比喩的かを区別して使う必要がある。
「道を譲る」のレベル別の例文
- 中学
Please give way to people on the stairs.
階段では人に道を譲ってください。
- 高校・英検2級
Drivers entering a busy roundabout should yield to traffic already in it.
- TOEIC・ビジネス
The old system will make way for a faster digital process next year.
- 日常会話
Would you mind stepping aside so I can get through?
私が通れるように、横に寄っていただけますか。
「道を譲る」を英語にするときのよくある間違い
× I yield pedestrians.
○ I yield to pedestrians.
yieldで人に道を譲るときは、通常 to を使います。
× Do the way to others.
○ Give way to others.
「道を譲る」を do the way とは言いません。