「前室」はフランス語で何と言う?
「前室」に最もよく使われるフランス語は antichambre です。主に主要な部屋や執務室などの手前にある待合用の小部屋を指します。一方、クリーンルームや建物の出入口などで、気圧差や外気を遮断するために設けられた二重扉の密閉空間(前室・エアーロック)を指す場合は sas を使います。部屋の用途や機能に応じて使い分けましょう。
使い分け
- sas
気密性の保持や衛生管理のため、二重扉で仕切られた遮断空間やエアーロックを指します。研究所や病院などで用いられます。
Il faut passer par le sas de décontamination.
除染の前室を通らなければなりません。
- antichambre
主要な大広間や要人の執務室の前にある控えの間を指します。来訪者が案内を待つ空間として使われるのが一般的です。
Le ministre m'attend dans l'antichambre.
大臣は前室で私を待っています。
よくある間違い
✕ faire antichambre
○ 控えの間で長時間待たされる
「前室を作る」ではなく「面会を待たされる」という慣用句です。
「前室」のよくある質問
Q. 工場のエアーシャワー前室は?
Q. 「控え室」と言いたい時は?
sas
意味
- 男性名詞 前室
- 名 中間室
- 名 気密室
例文
コアイメージ
二つの扉に挟まれ、内側と外側を区切っている小さな閉ざされた空間
類義語との違い
sas: 二つの扉で仕切られ、外と内の空気や人の出入りを調整する狭い区画
entrée: 建物や部屋に入るための入口
vestibule: 外と内の間にある小さな通路状の入口空間
フランス語での定義
Espace clos situé entre deux portes et destiné à isoler ou à contrôler le passage entre deux ambiances.
語源
フランス語のsasはオランダ語のsasから借用された語で、もともとは運河や水路の閘門(écluse)を指した語が、『出入口の間にある仕切られた空間』という意味に拡張された
コラム
- 建物の出入口や病院・研究所などで両側が閉まることで外気や汚染を遮断する区画を指す表現として使われ、会話では単なる玄関よりも出入りを制御する場面で使われる点に注意する

ゲームで覚える・約 1 分
sas をゲームで覚えよう
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antichambre
意味
- 女性名詞 前室
- 名 控え室
- 名 待合室
例文
コアイメージ
本来は大きな部屋の前にある小さな部屋を指し、比喩的に出来事の前段階を表すこともある状態や場所
類義語との違い
antichambre: 主要な部屋の前に位置する小さな室や間を指す。
entrée: 建物や部屋への出入り口そのものやその周辺のスペースを指す。
hall: 建物の入口付近にある比較的広い空間や通路を指す。
salle d'attente: 来訪者や患者が順番を待つために設けられた部屋を指す。
couloir: 部屋と部屋をつなぐ細長い通路を指す。
フランス語での定義
Pièce située devant une pièce principale ; par extension, étape préliminaire ou situation qui précède un événement.
語源
antichambreはante(前)+camera(部屋)という語根から成り、古フランス語を経て『前室』の意で使われ、後に比喩的に『前段階』を意味する用法も生じた
コラム
- 言葉の選び分けとしては、実際の待合や医院・駅の部屋にはsalle d'attenteを用い、住宅の前室や文学的・比喩的表現ではantichambreが適切なことが多い