「育てる」はドイツ語で何と言う?
「育てる」に最も一般的に使われる動詞は erziehen です。主に子供をしつけや教育を通して人間的に「育てる」場合に使われます。一方、aufziehen は子供を身の回りの世話をして大きく育てることや、動物の飼育、植物の栽培など、命あるものを物理的に成長させる場面で使われます。
使い分け
- erziehen
主に子供をしつけや道徳、教育によって一人前の人間に育てる場合に使います。精神的・社会的な育成に焦点があります。
Sie hat ihre Kinder zu ehrlichen Menschen erzogen.
彼女は子供たちを誠実な人間に育てました。
- aufziehen
衣食住を世話して体を大きく育てるニュアンスです。人間の子供だけでなく、動物の飼育や植物を育てる際にも広く使われます。
Er hat das verlassene Vogelküken liebevoll aufgezogen.
彼は見捨てられた鳥のひなを愛情を込めて育てました。
よくある間違い
✕ Ich erziehe Tomaten auf dem Balkon.
○ Ich ziehe Tomaten auf dem Balkon auf.
erziehen は教育の意味を含むため、植物や動物には使えず aufziehen などを用います。
「育てる」のよくある質問
Q. 野菜や植物を育てる動詞は?
Q. 人を「育てる」の使い分けは?
例文
コアイメージ
大人が規則や褒め・叱りで子の行動や価値観を形作る光景
関連語
使い方
類義語との違い
erziehen: 規則や褒め・叱りによって子どもの行動や価値観を長期にかけて形成する行為
großziehen: 子どもを成人や自立できるまで育て上げること
aufziehen: 幼少期から日常の世話をして子どもを育てること
unterrichten: 知識や技能を教えて学ばせること
betreuen: 子どもの世話や面倒を一定期間引き受けること
ドイツ語での定義
Durch Anleitung, Regeln und Zuwendung einer Person Werte, Normen und Selbstständigkeit vermitteln.
語源
erziehenは、er-(完成・到達)とziehen(引く)が合わさり、『導いて所期の方向へ引く』が転じて育てる意になった
コラム
- Unterrichtenや Bildung と異なり、erziehen は生活習慣や価値観を長期にわたり形作る場面で使われる

ゲームで覚える・約 1 分
erziehen をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
世話と関わりで成長や自立を促していく継続的な働きかけ
関連語
使い方
類義語との違い
aufziehen: 子どもを日常の世話で育てて成長と自立を促す継続的な働きかけ
erziehen: 子どもに規則や礼儀などを教えてしつける教育的な働きかけ
großziehen: 子どもを大きくなるまで育てて生活面の面倒を見ること
aufwachsen: 成長して子どもから大人になる過程を経験すること
betreuen: 子どもや患者の世話を日常的に行って安全や健康を守ること
ドイツ語での定義
Jemanden durch Fürsorge und Umgang so begleiten, dass er erwachsen oder selbstständig wird
語源
aufziehenは、auf-(上へ)とziehen(引く)の結合で、元の「上へ引く」が転じて人や動物を育てる意味になった。
コラム
- erziehenとの違いに注意し、erziehenは教育・躾の側面、aufziehenは養育や日常の世話を指すことを押さえておくと使い分けが容易。