モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 「〜から〜まで」の韓国語表現

からまで韓国語の使い分けと完全公式

からまで韓国語の使い分けと完全公式

韓国語の「〜から〜まで」は、場所を表すときは〜에서 〜까지(エソ〜ッカジ)、時間や順序を表すときは〜부터 〜까지(ブト〜ッカジ)を使います。終点を表す「〜まで」はどちらも까지(ッカジ)で共通ですが、出発点や開始点を表す「〜から」は対象が場所か時間かによって助詞を明確に使い分ける必要があります。

からまで韓国語の基本公式と一覧対比表

韓国語で範囲や区間を表現する場合、起点の性質(場所・時間・人)に応じて助詞が変わります。一方で、到達点である「〜まで」は原則としてすべて까지(ッカジ)で統一されます。

表は横にスクロールできます →

分類起点(〜から)終点(〜まで)組み合わせ公式
時間・日付・順序부터(ブト)까지(ッカジ)時間名詞+부터 〜 時間名詞+까지
場所・空間에서(エソ)까지(ッカジ)場所名詞+에서 〜 場所名詞+까지
人・対象(起点)에게서 / 한테서(エゲソ / ハンテソ)에게 / 한테(エゲ / ハンテ)人物名詞+에게서(※単独起点が多い)
数値・抽象的範囲부터(ブト)까지(ッカジ)数値名詞+부터 〜 数値名詞+까지

日本語ではすべて「〜から」という1つの助詞で表現できますが、韓国語では「物理的な空間の出発点」なのか「時間の開始点」なのかを区別する意識が不可欠です。起点さえ正しく選択できれば、終点は까지(ッカジ)を添えるだけで完成します。

Nathan韓国語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」韓国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

時間の「から〜まで」は부터〜까지を使う

時刻、曜日、日付、期間など、時間の流れの中での開始点と終了点を表す場合は부터 〜까지(ブト〜ッカジ)を用います。順序を表す「最初から最後」「1番から5番」のような場合も부터(ブト)を使用します。

時間表現の定番フレーズ

単独で使う場合の例文

「〜から」「〜まで」はセットだけでなく、単独でも頻繁に登場します。

時間を表す名詞に誤って에서(エソ)を付けてしまうと、ネイティブにとっては文法的な違和感が強く生じます。「時計やカレンダーに関する言葉には부터(ブト)」と覚えておきましょう。

時間の「から〜まで」公式
오전 9시+부터+오후 6시+까지+일해요

오전 9시부터 오후 6시까지 일해요.午前9時から午後6時まで働きます。

時間や順序の区間は「부터」と「까지」を組み合わせて表現します。

あわせて覚えておきたい語彙は、時間の韓国語単語でまとめて確認できます。

場所の「から〜まで」は에서〜까지を使う

ある地点から別の地点への物理的な距離や移動の範囲を表すときは、에서 〜까지(エソ〜ッカジ)を用います。에서(エソ)はもともと「〜で(動作の場所)」を表す助詞でもありますが、移動動詞や까지(ッカジ)と呼応することで「〜から(出発点)」の意味を持ちます。

場所表現の定番フレーズ

口語での短縮形ルール

日常会話において、代名詞に에서(エソ)がつく場合は語尾が縮約されて使われることが一般的です。書き言葉では原形を用いますが、会話では短縮形が自然に聞こえます。

原形短縮形(会話)日本語訳
여기에서여기서(ヨギソ)ここから / ここで
거기에서거기서(コギソ)そこから / そこで
저기에서저기서(チョギソ)あそこから / あそこで
어디에서어디서(オディソ)どこから / どこで

ただし、一般名詞に接続する에서(エソ)は短縮できません。例えば집에서(チベソ / 家から)を「집서」と縮めることはできないため注意が必要です。

ここからはどっち?여기에서と여기부터の違い

初級学習者が最もつまずきやすいのが、「ここから」を意味する여기에서(ヨギエソ)と여기부터(ヨギブト)の使い分けです。どちらも同じ名詞여기(ヨギ / ここ)に接続しますが、話者が「空間としての出発点」を意識しているか、「進行や順序の区切り」を意識しているかによって使い分けます。

物理的移動は「여기에서(여기서)」

体や乗り物を動かして別の場所に移動するとき、その出発点となる場所を指す場合は여기에서(ヨギエソ、短縮形は여기서)を使います。

順序・作業・区切りは「여기부터」

本を読む範囲、掃除するエリア、話の続きなど、「物事の手順や範囲の開始ポイント」を指す場合は여기부터(ヨギブト)を使います。この場合の「ここ」は物理的な移動の起点ではなく、作業上のスタートラインを意味します。

物理的に移動する動詞(行く・来る・走るなど)が続くときは여기에서、作業や順序に関する動詞(始める・読む・覚えるなど)が続くときは여기부터を選ぶと自然な表現になります。

여기에서と여기부터の違い

여기에서 (여기서)

  • 空間としての出発点
  • 体や乗り物で移動するとき
  • 行く・来る・走るなどの動詞が続く

여기부터

  • 進行や順序の区切り
  • 作業や範囲の開始ポイント
  • 始める・読む・覚えるなどの動詞が続く

移動の起点か、作業や手順の区切りかによって助詞を使い分けます。

「〜から〜まで」の韓国語表現のイメージ

人からの起点は에게서と한테서を使う

「友達からプレゼントをもらった」「先生から聞いた」のように、行為や情報、物品の起点が「人」である場合、에서(エソ)や부터(ブト)は使えません。人を表す起点には에게서(エゲソ)または한테서(ハンテソ)を用います。

助詞使われる場面・ニュアンス例文
에게서(エゲソ)書き言葉、公の場、丁寧な表現선생님에게서 배웠습니다.(先生から教わりました)
한테서(ハンテソ)話し言葉、日常の会話(友人・同僚)친구한테서 선물을 받았어요.(友達からプレゼントをもらいました)
께로부터 / 께서(ッケロブト / ッケソ)敬語(目上の人に対する敬意表現)부모님께로부터 연락이 왔습니다.(両親から連絡が来ました)

日常会話では、さらに語尾の서(ソ)が省略され、한테(ハンテ)や에게(エゲ)だけで「〜から」の意味を兼ねるケースが非常に多く見られます。

人の名詞の後ろに부터(ブト)をつけると、「(順番として)その人を皮切りにして」という別の意味になってしまうため注意が必要です。

使い分けの基準を詳しく知りたいときは、한테서と에게서の違いも参考になります。

「〜まで(継続)」と「〜までに(期限)」の表現法

日本語の「〜まで」には、ある時点まで動作を続ける「継続(〜まで)」と、ある時点よりも前に動作を完了させる「期限(〜までに)」の2つの意味があります。韓国語では助詞としてはどちらも까지(ッカジ)を使用しますが、組み合わせる述語(動詞)によって意味を明確に区別します。

継続を表すパターン(〜までずっと)

状態や行為がその時刻まで途切れずに続く場合は、継続性のある動詞を用います。

期限を表すパターン(〜までに完了)

「〜までに提出する・終わらせる」という期限を表す場合も助詞は〜까지(ッカジ)のままで問題ありません。ただし、文末には完了を表す動詞(끝내다 / 終わらせる、제출하다 / 提出する、도착하다 / 到着するなど)を配置します。

期限であることをより強調したい場合は、副詞の내로(ネロ / 〜内に)や助詞까지는(ッカジヌン / 〜までには)を用います。

「〜までに」という専用の独立した助詞が存在するわけではなく、まで(までには)+完了動詞の組み合わせで期限を伝えるのが韓国語の構造です。

継続と期限の表現の違い

継続(〜までずっと)

  • 状態や行為が途切れず続く
  • 継続性のある動詞を配置
  • 例: 5시까지 사무실에 있을게요

期限(〜までに完了)

  • ある時点までに完了させる
  • 完了を表す動詞(끝내다など)を配置
  • 強調には「내로」や「까지는」を使用

どちらも助詞「까지」を用いますが、組み合わせる動詞の種類で区別します。

温度・年齢・ページ数など抽象的な範囲の使い分け

時間や場所のように明確に分類しにくい「抽象的な範囲・数値」について、どちらの助詞を適用すべきか迷う場面があります。基準として、数値の増減や順序のステップとして捉えるものは부터 〜까지(ブト〜ッカジ)を用います。

対象の範囲使用する助詞具体的な例文
年齢부터 〜까지어린이부터 어른까지 즐길 수 있어요.(子供から大人まで楽しめます)
温度・気温부터 〜까지기온이 영상 1도부터 5도까지 올라갔어요.(気温がプラス1度から5度まで上がりました)
本のページ数부터 〜까지10페이지부터 20페이지까지 읽으세요.(10ページから20ページまで読んでください)
価格・予算부터 〜까지1만 원부터 5만 원까지 다양해요.(1万ウォンから5万ウォンまで多様です)
順位・番号부터 〜까지1번부터 10번까지 줄을 서세요.(1番から10番まで列に並んでください)

例外として、試験や調査の「出題範囲」などを物理的な空間に見立てて「教科書の中で」と表現する際には교과서에서(キョグァソエソ / 教科書から)のように에서(エソ)が使われることがありますが、連続する数値や段階の起点はすべて부터(ブト)で対応できます。

間違えて使ったら通じる?ネイティブの感覚

学習中、「時間なのに에서を使ってしまったら通じないのか?」「逆に場所で부터と言ったらどう聞こえるのか?」と不安になる方は少なくありません。ネイティブが感じるニュアンスの差は以下の通りです。

時間に対して「에서」を使った場合

例えば「3시에서 5시까지」と言った場合、意味自体は文脈から推測してもらえます。しかし、外国人学習者特有の不自然な言い回しとして即座に認識されます。「에서」は空間の枠組みを感じさせる語であるため、時間を表す数値にくっつくと強い違和感を与えます。

場所に対して「부터」を使った場合

例えば「집부터 역까지(家から駅まで)」と言った場合、ネイティブの耳には「家という地点を第1番目のスタート地点としてカウントしている」ような順序のニュアンスに聞こえます。まったく通じないわけではありませんが、純粋な移動距離を伝えたいときは집에서 역까지(チベソ ヨッカジ)が自然です。

基本のルールとして「場所は에서、時間は부터」を体に染み込ませておくことが、自然な会話への近道です。

助詞の誤用とネイティブの感覚
⏰時間+에서

空間の枠組みを感じるため強い違和感を与える

📍場所+부터

その地点を1番目とする順序のニュアンスに聞こえる

💡基本ルール

「場所は에서、時間は부터」を意識して使い分ける

意味は推測されても、文脈によって違和感やニュアンスのズレが生じます。

理解度チェックテストで知識を定着させよう

学んだ知識を確認するための練習問題です。空欄に当てはまる最も適切な助詞を考えてみましょう。

  1. 서울( ) 도쿄까지 비행기로 2시간 걸려요.
    (ソウルから東京まで飛行機で2時間かかります。)
  2. 점심시간은 12시( ) 1시까지입니다.
    (昼休みは12時から1時までです。)
  3. 이 책은 50페이지( ) 읽어 오세요.
    (この本は50ページから読んできてください。)
  4. 어제 친구( ) 재미있는 이야기를 들었어요.
    (昨日友達から面白い話を聞きました。)
  5. (道案内で)여기( ) 똑바로 가시면 은행이 있어요.
    (ここからまっすぐ行かれると銀行があります。)

正解と解説

  1. 正解:에서
    ソウルという物理的な場所・空間の出発点であるため、에서が入ります。
  2. 正解:부터
    12時という時間の開始点であるため、부터が適切です。
  3. 正解:부터
    ページ数という順序・範囲の開始点を表すため、부터を用います。
  4. 正解:한테서(または 에게서)
    起点が人間(友人)であるため、人専用の起点助詞である한테서が入ります。
  5. 正解:에서(または短縮形 서)
    物理的な移動の開始地点を表しているため、여기에서(または여기서)が自然です。

理解度チェック

Q1. 時間や日付の開始点を表す「〜から」に使う助詞はどれですか?

  1. 에서
  2. 부터
  3. 에게서
  4. 까지
答えを見る

正解: B. 부터
時間の流れの中での開始点や順序を表す場合は「부터」を用います。場所には「에서」を使います。

Q2. 「家から駅まで」のように移動の起点を表す正しい表現はどれ?

  1. 집부터 역까지
  2. 집에서 역까지
  3. 집에게서 역까지
  4. 집까지 역에서
答えを見る

正解: B. 집에서 역까지
物理的な空間の出発点には「에서」を用いるため、「집에서 역까지」が自然で正しい表現です。

Q3. 「友達からプレゼントをもらった」の「友達から」に使う助詞は?

  1. 친구에서
  2. 친구부터
  3. 친구한테서
  4. 친구까지
答えを見る

正解: C. 친구한테서
行為や物品の起点が人である場合は、「에게서」や日常会話で使う「한테서」を用います。

よくある質問

Q. 「今日から俺は」はどう言う?
「오늘부터 우리는(オヌルブト ウリヌン / 今日から私たちは)」や「오늘부터 나는(オヌルブト ナヌン / 今日から俺は)」と表現します。時間の起点なので부터を使います。
Q. 에서と부터を同時に使う文はある?
あります。「여기에서부터 시작하자(ここから始めよう)」のようにから+からを重ねることで、起点を強く強調する表現として自然に使われます。
Q. 「〜から」の単独表現で注意点は?
理由を表す「〜から(〜だから)」には〜니까や〜아서/어서を使います。助詞の부터や에서は範囲の起点専用であり、理由には使えません。
Q. 「〜まで」にまで以外の意味はある?
助詞の까지には「〜までも(極端な例の強調)」という意味もあります。例えば「너까지 왜 그래?(お前までどうしてそうなんだ?)」のように使えます。

2026年10月7日更新・モチタン辞典編集部

あわせて読みたい

韓国語の使役表現(〜させる・〜してもらう)韓国語の経験表現(〜したことがある・ない)韓国語の時間「〜から〜まで」

韓国語の疑問をすべて見る「韓国語」のまとめ