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「わからない」はスペイン語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け
いちばん無難な言い方は「No lo sé.」ですが、日本語の「わからない」にそのまま直訳できる単語は存在しません。スペイン語では「情報として知らない」のか「話の意味が理解できない」のかによって用いる動詞が根本から異なります。状況や相手との距離感に合わせて、適切な表現を選び分ける必要があります。
「わからない」のスペイン語の言い方(8通り)
ふつう|即答を避ける|よくわからない
- 02Ni idea.
カジュアル|友達に|全然わからない
ふつう|可能性が不明|〜かどうかわからない
ふつう|知らないとき
- 05No entiendo.
カジュアル|内容が理解不能
ふつう|説明が不明
丁寧|丁寧に確認
カジュアル|全く知らない
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 道を聞かれて答えを知らないとき | No lo sé. | 標準的で誰に対しても失礼なく使える安全な返答です。 |
| 友人の質問に見当もつかないとき | Ni idea. | 親しい相手に「さっぱり見当がつかない」と返せます。 |
| 明日の予定が確定していないとき | No sé si ~. | 「〜かどうか分からない」と後ろに文を繋げられます。 |
| 確証がなく即答を濁したいとき | No estoy seguro. | 女性が話すときは語尾が segura に変わる点に注意です。 |
| 早口で言われて意味が取れないとき | No entiendo. | 友人相手に「理解できない」と率直に伝える表現です。 |
| 会議で説明の要点を再確認したいとき | No me queda claro. | 角を立てずに「明確になっていない」と丁寧に示せます。 |
使い分けの要点は、「情報・事実を知らない(saber)」のか、「相手の言った意味や論理を理解できない(entender / quedar claro)」のかを明確に区別することです。また、相手が目上の人や顧客である場合は、略語やくだけた表現を避けて丁寧な言い回しを選びましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「わからない」は知識不足にも理解不足にも使える万能な言葉ですが、スペイン語では「知識の有無」と「理解の可否」を厳格に区別します。日本人がよくしてしまう誤りには以下のようなものがあります。
- 道を聞かれて No entiendo と答える:相手には「言葉の意味が聞き取れない」と解釈され、別の言語で言い直される原因になります。事実を知らないときは No lo sé が適切です。
- 目上の人に Ni idea と返してしまう:非常に砕けた俗語のため、ビジネスの場や初対面の相手に使うと不誠実で失礼な印象を与えてしまいます。
- 女性が No estoy seguro と言ってしまう:seguro は主語の性に一致させる必要があるため、女性が話す場合は必ず No estoy segura と言う必要があります。
情報・事実を知らない
- 動詞 saber を使う
- 道や事実を聞かれたとき
- 例: No lo sé.
意味・論理を理解できない
- 動詞 entender などを使う
- 相手の言葉の意味が不明なとき
- 例: No entiendo.
日本語の「わからない」は文脈に応じて動詞の使い分けが必要です。
言われたときの返事
- No te preocupes. — 気にしないで。
- Está bien, no pasa nada. — 大丈夫、何の問題もないよ。
- Déjame explicártelo otra vez. — もう一度説明させてください。
- Voy a preguntarle a otra persona. — ほかの人に聞いてみますね。
- Gracias de todos modos. — いずれにしても、ありがとう。
No te preocupes. と返します。
Está bien, no pasa nada. と伝えます。
Déjame explicártelo otra vez. と言います。
Gracias de todos modos. と締めくくります。
相手から「わからない」と言われた際の返答フレーズです。
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よくある質問
- Q. No sé と No lo sé の違いは何ですか?
- No sé は「知らない」と漠然と口にする表現で、文頭や独り言でもよく使われます。一方、No lo sé は代名詞 lo(それを)を含んでおり、相手から尋ねられた具体的な質問内容を直接指して「そのことは知りません」と答えるニュアンスになります。
- Q. 「理解できない」を丁寧に言うには?
- No me queda claro(明確になっておりません)を使うか、No le he entendido bien(よく理解できませんでした)と完了形にして敬称(usted)向けに伝えるのが適切です。相手の説明を責めず、自身の理解不足として丁寧に質問を挟めます。
- Q. 相手の言葉が聞き取れないときは?
- 単に「わからない」と返すより、¿Puede repetir, por favor?(もう一度繰り返していただけますか?)や Más despacio, por favor(もっとゆっくりお願いします)と具体的に頼むと、相手も快く配慮して話し直してくれます。
2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部
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