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「わからない」はスペイン語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「わからない」はスペイン語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

いちばん無難な言い方は「No lo sé.」ですが、日本語の「わからない」にそのまま直訳できる単語は存在しません。スペイン語では「情報として知らない」のか「話の意味が理解できない」のかによって用いる動詞が根本から異なります。状況や相手との距離感に合わせて、適切な表現を選び分ける必要があります。

「わからない」のスペイン語の言い方(8通り)

  1. ふつう|即答を避ける|よくわからない

    確信が持てず即答を避けたい場面で使います。同僚や知人との会話に便利で、Pero creo que sí.(でもそう思う)などを添えると自然です。話し手が女性の場合は No estoy segura. と語尾が変化する点に注意しましょう。

  2. カジュアル|友達に|全然わからない

    親しい友人や家族に対して「さっぱり見当もつかない」と返す非常にくだけた表現です。目上の人には使えません。肩をすくめながら Ni idea, la verdad.(本当になんの手がかりもないよ)のように気軽に使われます。

  3. ふつう|可能性が不明|〜かどうかわからない

    「〜かどうか分からない」と可能性が不確かなときに使います。同僚や友人との日常会話で重宝する構文です。No sé si vendrá mañana.(彼が明日来るか分からない)のように後ろに節を続けて判断を保留できます。

  4. 04No lo sé.

    ふつう|知らないとき

    尋ねられた情報や事実を「知らない」と答える最も標準的で無難な表現です。誰に対しても失礼なく使えます。より丁寧に断りたい場合は、Lo siento, no lo sé.(すみません、分かりません)と謝意を添えましょう。

  5. 05No entiendo.

    カジュアル|内容が理解不能

    相手の言葉や言動が「理解できない」ときに使うカジュアルな表現です。友人同士でよく使われます。相手の意図を聞き返したいときは、No entiendo, ¿qué quieres decir? と続けると自然に会話が繋がります。

  6. 06No lo entiendo.

    ふつう|説明が不明

    相手の説明や理屈に対して「腑に落ちない」「意味が通じない」と伝える標準的な言い方です。lo が直前の説明全体を指します。理由を尋ねたいときは No lo entiendo, ¿por qué? と続けるとスムーズです。

  7. 07No me queda claro.

    丁寧|丁寧に確認

    ビジネスや講義などで「まだ明確に理解できていません」と丁寧に確認を促す表現です。相手を責めずに質問したい場面に最適で、Disculpe, pero no me queda claro.(恐れ入りますが、よく分かりません)と前置きして使えます。

  8. 08No tengo ni idea.

    カジュアル|全く知らない

    Ni idea をさらに強調した形で、「全く心当たりがない」と伝える砕けた表現です。親しい間柄でのみ用います。Sobre eso, no tengo ni idea.(その件については皆目見当もつかないよ)のように使われます。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
道を聞かれて答えを知らないときNo lo sé.標準的で誰に対しても失礼なく使える安全な返答です。
友人の質問に見当もつかないときNi idea.親しい相手に「さっぱり見当がつかない」と返せます。
明日の予定が確定していないときNo sé si ~.「〜かどうか分からない」と後ろに文を繋げられます。
確証がなく即答を濁したいときNo estoy seguro.女性が話すときは語尾が segura に変わる点に注意です。
早口で言われて意味が取れないときNo entiendo.友人相手に「理解できない」と率直に伝える表現です。
会議で説明の要点を再確認したいときNo me queda claro.角を立てずに「明確になっていない」と丁寧に示せます。

使い分けの要点は、「情報・事実を知らない(saber)」のか、「相手の言った意味や論理を理解できない(entender / quedar claro)」のかを明確に区別することです。また、相手が目上の人や顧客である場合は、略語やくだけた表現を避けて丁寧な言い回しを選びましょう。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「わからない」は知識不足にも理解不足にも使える万能な言葉ですが、スペイン語では「知識の有無」と「理解の可否」を厳格に区別します。日本人がよくしてしまう誤りには以下のようなものがあります。

知識の有無と理解の可否

情報・事実を知らない

  • 動詞 saber を使う
  • 道や事実を聞かれたとき
  • 例: No lo sé.

意味・論理を理解できない

  • 動詞 entender などを使う
  • 相手の言葉の意味が不明なとき
  • 例: No entiendo.

日本語の「わからない」は文脈に応じて動詞の使い分けが必要です。

言われたときの返事

相手に言われたときの返し方
🤝気にしないで

No te preocupes. と返します。

👌問題ないよ

Está bien, no pasa nada. と伝えます。

🔄再説明する

Déjame explicártelo otra vez. と言います。

🙏感謝を伝える

Gracias de todos modos. と締めくくります。

相手から「わからない」と言われた際の返答フレーズです。

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よくある質問

Q. No sé と No lo sé の違いは何ですか?
No sé は「知らない」と漠然と口にする表現で、文頭や独り言でもよく使われます。一方、No lo sé は代名詞 lo(それを)を含んでおり、相手から尋ねられた具体的な質問内容を直接指して「そのことは知りません」と答えるニュアンスになります。
Q. 「理解できない」を丁寧に言うには?
No me queda claro(明確になっておりません)を使うか、No le he entendido bien(よく理解できませんでした)と完了形にして敬称(usted)向けに伝えるのが適切です。相手の説明を責めず、自身の理解不足として丁寧に質問を挟めます。
Q. 相手の言葉が聞き取れないときは?
単に「わからない」と返すより、¿Puede repetir, por favor?(もう一度繰り返していただけますか?)や Más despacio, por favor(もっとゆっくりお願いします)と具体的に頼むと、相手も快く配慮して話し直してくれます。

2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部

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