熟練した
「熟練した」の英語
「熟練した」は英語で skilled と言います。expert は専門家や非常に高い知識・技術を持つ人、adept は特定の技能に長けていることを表します。masterful は演技や仕事の完成度を高く評価する表現です。
「熟練した」の英語の使い分け
訓練や経験で技能が高い人や仕事に広く使います。
専門家であることや、非常に高い知識と技術を表します。
adept at
特定の作業や技能が得意で、巧みにできることを表します。
He is adept at negotiating with international suppliers.
演技や仕事の出来栄えを、非常に巧みだと評価する語です。
例文
コアイメージ
経験で身につけた見方ややり方で、問題の本質や違いをすばやく見つける人の像。
関連語
使い方
類義語との違い
expert:
専門的な知識や技能を持つ人
professional:
職業として高い技能を持つ人
specialist:
特定分野に特化した知識を持つ人
英英
A person who has a high level of skill or knowledge in a specific area, usually gained through training or many years of experience.
語源
expertは、ラテン語の動詞 experiri「試す・経験する」の過去分詞 expertus が古フランス語を経て英語に入り、「経験を積んだ人=専門家」という意味になった。
コラム
- an expert in~は専門分野そのものを、an expert on~は特定の対象を指す使い分けが多く、ビジネス表現でよく用いられる。
例文
He is a skilled basketball player.
彼は熟練したバスケットボール選手だ。
コアイメージ
練習で身につけたやり方が自然に出て、動作や判断が速く安定している様子
関連語
使い方
-
highly skilled
非常に熟練した
-
熟練労働者
類義語との違い
skilled:
練習で身につけた技術が自然に出て安定する
expert:
専門家レベルの深い知識と高度な技能がある
experienced:
多くの経験で慣れて判断や対応が速い
proficient:
熟練度が高く効率よく仕事をこなせる
英英
Possessing the training, experience, or skill needed to do something well.
語源
skilledは、古ノルド語skil(判断・区別する力)が中英語でskill(技術)になり、そこに-edが付いて『熟練した』を表す
コラム
- skilledはin/atとともに技能の対象を示し、inは分野、atは具体的な作業や動作に使われることが多い
例文
コアイメージ
経験で身についたやり方が自然に出るイメージ
関連語
使い方
-
adept at
得意で
類義語との違い
adept:
練習や経験で高い技術を持つ、熟練した
skilled:
経験・訓練で技術が高い
expert:
特定分野で高い知識と技術を持つ
talented:
生まれつき優れた能力や才能がある
英英
Skilled and proficient at a task or activity.
語源
adeptは、フランス語adepteを経て英語に入り、もともとは「到達した人」の意味で、転じて「熟練した」という意味になった。
コラム
- 日本語の「得意」は範囲が広いが、adeptは特定の技能や行為に熟達していることを指し、be adept at+名詞/動名詞で具体的な能力に用いる
例文
She gave a consummate performance.
彼女は完全なパフォーマンスをした。
コアイメージ
熟練の技で仕上げられ、完成度が高く隙がない状態
関連語
使い方
-
consummate success
完全な成功
-
consummate professional
熟練した専門家
-
consummate performance
申し分のない演奏
類義語との違い
consummate:
人物では熟練、事柄では完成度を示す語
skilled:
高い技術や能力を持つ、熟練している
proficient:
十分な技能と経験を備え効率よく行える
expert:
高度な専門知識や技術を持ち非常に熟練している
英英
Having a high level of skill or ability; fully developed or perfected; making something complete or whole.
語源
consummateは、ラテン語consummare「完全に仕上げる」が語源で、完成の意から優れた技量を表す用法も生じた。
コラム
- consummateは「熟練した」と「完全な」の両面を持ち、人物の能力には熟練の意味で用いられることが多く、文脈によっては事柄の完成度を示す語にもなる。
例文
She gave a masterful performance that left the audience cheering.
彼女は観客を歓声に導く熟練した演技を見せた。
コアイメージ
高い技術や統制力を示し、物事を巧みに扱う
英英
Having or showing great skill, control, or command; performed with the quality of a master.
語源
masterfulは、master(主人・熟練者)+-ful(…の性質を持つ)から、熟練者の持つ技量や支配力を表す形容詞として発展した。
コラム
- masterfulは演技や文章の評価で用いられ、単に技術が高いことだけでなく表現全体の統制力や完成度を評価する語として使われる
例文
コアイメージ
船員らしい行動や態度、海での技能や勇気を示す性質
英英
Having qualities characteristic of a seaman: showing nautical skill, steadiness, or conduct appropriate to life at sea.
語源
seamanlyは、seaman(sea+man=船員)に形容詞化接尾辞-lyが付いてできた語で、船員に特有の性質や振る舞いを表すために作られた。
コラム
- seamanlyは救助や航海での冷静さや技量を称える語で、文語的に使われることが多い点に注意。
例文
コアイメージ
経験や練習で高められた手や頭の働きで物事をうまく処理すること、特に作業や技術の上手さを指す
英英
Having or showing skill; able to perform tasks well, often as a result of practice or experience.
語源
skilfulは、名詞skillに接尾語-fulが付いて生じた語で『技能を備えた』の意として中英語期から用いられ、英米で綴りの差(skilful/skillful)が見られる
コラム
- skilfulはイギリス英語で好まれる綴りで米語ではskillfulが一般的であり、skilfulは行為や手つきの巧みさを表す一方でskilledは資格や訓練を受けた状態を表す点で使い分けが生じる