指揮者

「指揮者」の英語

「指揮者」は英語で conductor と言います。maestro は指揮者への敬意を込めた呼び方で、音楽記事や公演の場面などで使われます。orchestrator は通常「編曲者」を指し、指揮者には conductor を使います。

「指揮者」の英語の使い分け

conductor

kəndʌ́ktər

意味

conductorのイラスト

例文

Our conductor smiled before the concert began.

私たちの指揮者はコンサートが始まる前に微笑んだ。

コアイメージ

演奏者をまとめ、テンポや表現を指示して演奏の方向性を示す人

使い方

  • train conductor

    車掌

  • orchestra conductor

    オーケストラの指揮者

類義語との違い

conductor: 音楽の指揮者または列車の車掌の二義あり
driver: 列車の運転を担当する人、車掌とは役割が違う
maestro: 音楽での尊称としての指揮者呼称、職務は同じ
concertmaster: オーケストラの首席奏者、指揮者とは別

英英

A person who leads an orchestra or choir, directing tempo, dynamics, and expression during a performance.

語源

conductorは、ラテン語ducere「導く」に接頭辞con-と動作者を表す語尾-orが付いた語で、本来は「導く人」を意味し音楽の指揮者に用いられる

コラム

  • 海外公演や英語のコンサート案内では指揮者の名前がconductorと表記されることが多く、英語の公演情報を読む際に出会う語である。

例文

The maestro raised his baton and the orchestra began to play.

指揮者が指揮棒を上げるとオーケストラは演奏を始めた。

コアイメージ

オーケストラや合唱団をジェスチャーで統率し演奏を導く指揮者

英英

A person who directs a musical ensemble such as an orchestra or choir, using gestures to indicate tempo, dynamics, and expression.

語源

maestroは、イタリア語maestro(師匠)から来ており、さらにラテン語magisterに遡り、音楽の指導者や卓越した演奏家を指す語になった。

コラム

  • 舞台では敬意を込めて用いられる称号で、指揮棒や手で合奏の速さや表現を示す職務を担う指揮者を指す

例文

The orchestrator raised his baton and the orchestra began to play.

その指揮者はタクトを上げ、オーケストラが演奏を始めた。

コアイメージ

指揮者として楽団をまとめ、各楽器や声部の役割を割り当てて演奏の表情と流れを作る人

英英

a person who leads a musical ensemble by directing tempo, dynamics, and interpretive phrasing to shape a unified performance

語源

orchestratorは、orchestra(楽団)に由来するorchestrate(楽器編成・配列を行う)が派生してできた語で、楽器の配役や演奏のまとめ役を指すようになった

コラム

  • 音楽の場面ではorchestratorが指揮者と編曲者の両方を意味する場合があり、担当が演奏指導か編成かで役割が異なる点に注意

「指揮者」のレベル別の例文

「指揮者」を英語にするときのよくある間違い

「指揮者」の英語についてよくある質問

Q. 「指揮者」を英語で一言で言うと?
conductor が最も一般的です。オーケストラ、合唱団、吹奏楽団などの指揮者に使えます。
Q. conductor と maestro の違いは?
conductor は一般的な職業名で、maestro は指揮者への敬意を込めた呼び方です。maestro は著名な指揮者に使われることもありますが、必ずしも著名人に限りません。
Q. 「指揮者」のビジネスメールや公演案内での言い方は?
公演案内では conductor が一般的です。例えば The conductor will lead the orchestra. のように使います。
Q. プログラムなどで「指揮者」の英語を省略して書く方法は?
英語の略称は Cond. または小文字で cond. と表記します。省略記号であるピリオドを付けるのが通例です。プログラムや楽譜のクレジット表記では、指揮者を指す際に Cond. Yamada のように書いたり、指揮を誰が担当したかを示すために Cond. by Yamada(指揮:山田)のように記載したりします。
Q. conductorのカタカナ読みとネイティブに近い発音は?
カタカナでは「コンダクター」と表記されますが、発音記号は /kənˈdʌktər/ で、第2音節の duc にアクセントがあります。最初の con は曖昧に「クン」または「カン」と軽く発音し、強く「ダク」を際立たせるのがコツです。日本語のように平坦に「コンダクター」と言わないよう意識すると自然に伝わります。
Q. 「マエストロ」と指揮者に直接呼びかけても英語で通じますか?
はい、英語圏でも指揮者への敬意を込めた呼びかけとして Maestro と直接声をかける使い方が定着しています。会話では Excuse me, Maestro.(マエストロ、失礼します)のように敬称としてそのまま使えます。なお、文章で複数形にする場合は maestros または原語由来の maestri と表記します。
Q. 「〜を指揮する」という動作は英語でどう表現しますか?
動詞 conduct を使い、conduct the orchestra(オーケストラを指揮する)のように目的語を続けます。例えば、He will conduct Beethoven's Ninth Symphony.(彼はベートーヴェンの交響曲第9番を指揮します)のように用います。指揮棒を振って演奏をまとめる行為全般を指す最も標準的な表現です。
Q. 合唱や吹奏楽の「指揮者」もconductorと言えますか?
conductor でも通じますが、分野ごとにより一般的な表現があります。合唱の指揮者は choral conductor のほか choirmaster とも呼ばれます。吹奏楽やブラスバンドの指揮・指導者は band director と呼ぶのが英語圏では一般的です。より専門的に伝えたい場合はジャンルに合わせて使い分けると自然です。

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