取るに足らない
「取るに足らない」の英語
「取るに足らない」は英語で trivial と言います。細かな点には trivial、量や影響がごく小さい場合は negligible が自然です。結果に影響しないなら inconsequential、印象に残らない作品には forgettable を使います。
「取るに足らない」の英語の使い分け
細かな点や問題を軽く見る語で、日常から文章まで広く使います。
Don't worry about that trivial detail.
そんな些細な点は気にしないでください。
量・差・影響がほとんど無視できるほど小さい場合に使うやや硬い語です。
重要性や影響が小さいことを表し、研究では統計的に有意でない意味もあります。
The difference was insignificant in the final analysis.
結果や結論に影響しない点を指す、文章向きでやや硬い表現です。
The error was inconsequential to the outcome.
例文
Don't worry about such trivial details.
そんな取るに足らない細かい点は気にしないで。
コアイメージ
全体に比べてごく小さな部分や点
関連語
使い方
類義語との違い
trivial:
重要でない、取るに足らない
simple:
複雑でない、単純で扱いやすいが重要である場合もある
英英
Of little importance or value; insignificant or minor.
語源
trivialは、ラテン語trivium(道が三つ交わる所)から来て、交差点のように「ありふれた、よくあるもの」を指し、転じて「取るに足らない」を意味するようになった
コラム
- trivialは対象や努力を軽んじる語感があるため、人の行為を否定する文脈では無礼に聞こえることがあり、言い換えや丁寧さの調整が必要になる。
例文
The change had a negligible effect on the final result.
その変更は最終結果にごくわずかな影響しかなかった。
コアイメージ
ごく小さな点や量で、ほとんど見えないか見過ごされるほどの大きさ
関連語
使い方
-
negligible effect
取るに足らない影響
-
negligible amount
ごくわずかな量
-
negligible difference
ごくわずかな違い
類義語との違い
negligible:
ごくわずかで、ほとんど無視できる程度
insignificant:
重要性がほぼなく、ごく小さい
slight:
程度や変化がわずかで目立たない
minor:
程度や重要性が小さく主要でない
英英
So small or unimportant that it does not matter or make a difference.
語源
negligibleは、ラテン語neglegere(neg=否定+legere=拾う・注意する)から来てneglegibilisを経て英語になり「無視できる=取るに足りない、ごくわずかの」を意味する
コラム
- negligibleはややフォーマル寄りの語で日常会話ではvery smallやhardly anyと表現することが多い
例文
コアイメージ
必要な量や基準に比べて極端に足りないこと
関連語
使い方
-
paltry sum
ごくわずかな金額
類義語との違い
paltry:
量や価値がごくわずかで取るに足らない
small:
大きさや量が小さい
little:
量や程度が少ない、日常語で多用
trivial:
重要でない、ささいで価値が小さい
英英
An amount that is so small it has little value or significance; something that is not important or useful.
語源
paltryは、昔のフランス語 paltre「ぼろ布」から来て、中世英語で「みみっちい」となり、現代英語で「ごくわずかな」を表すようになった
コラム
- 日常会話より書き言葉で見られ、報酬や評価の不足を指す場面で用いられることが多い。
例文
The film was forgettable.
その映画は印象に残らない。
コアイメージ
派手さや特徴がなく目立たないため印象に残らないことをさす
英英
Lacking distinctive or interesting qualities; ordinary and unlikely to leave a lasting impression.
語源
forgettableは、forget+-ableから成り、元は「忘れることができる」「忘れられやすい」という意味から転じて「印象に残らない」と用いられる
コラム
- レビューでforgettableは作品が特に印象に残らず話題になりにくいことを表す際に使われる
例文
コアイメージ
全体の結論や結果に影響を与えないため、取るに足らないと判断される性質を示す
英英
Not having significant consequences; not affecting decisions, outcomes, or the main matter.
語源
inconsequentialは、否定のin-とconsequential(ラテン語sequi「続く」に由来する語根を持つ)を結合させた語で、直訳すると「結果に続かない=重要でない」
コラム
- inconsequentialは否定形の語のためwrittenでの使用が多く、同義語と比べてやや堅い語調で用いられる
例文
コアイメージ
取るに足らない、重要性や影響が非常に小さいことを表す
英英
Very small in amount or importance; too slight to be worth considering.
語源
inconsiderableは、接頭辞in-(否定)とconsiderable(かなりの、重要な)から成り、文字どおり「重要でない」を意味し、転じて「取るに足らない」になった。
コラム
- 書き言葉で用いられることが多く、口語ではinsignificantやslightのほうが頻繁に使われる。
例文
The difference between the two samples is insignificant.
その二つの試料の差は取るに足らない。
コアイメージ
取るに足らない、重要性や影響が小さいことを表し、統計では有意でないを指す場合もある
英英
Not large or important enough to be considered significant; in statistics, lacking statistical significance.
語源
insignificantは、否定を表す接頭辞in-とラテン語significare由来のsignificant(意味・重要を示す)から作られ、「重要でない」を示す語として成立した
コラム
- 研究や報告でinsignificantと記される場合は「有意でない」を意味することが多く、専門文献では統計的判断を示す語として使われる
例文
コアイメージ
重要性や実体が乏しく「取るに足らない」と評価されることを表す
英英
Not having real importance, solidity, or depth; regarded as too minor or lacking substance to matter.
語源
insubstantialは、否定の接頭辞in-とsubstantial(実体のある・重要な)から成り、実体や重み・重要性がないことを表す語として作られた
コラム
- 証拠や主張に対して用いられることが多く、insubstantial evidenceは法的・公式文書で「取るに足らない証拠」と訳されることが多い
例文
コアイメージ
取るに足らないとされ価値や信用がないと見なされること
英英
Judged to be of no importance or value; considered unreliable or worthless.
語源
no-accountは、'account'(評価・価値)を否定する構成から生まれ、『評価されない・価値がない』の意で人や物の低評価を表すようになった
コラム
- 人については人格や信頼性、物については品質や重要性が低いことを表す語で、人を軽く非難する場面で用いられることが多い
例文
コアイメージ
無や零を表す古風な語で、比喩的に価値のなさを示すこともある
英英
The numeral zero; historically used also to mean nothing or worthlessness in literary contexts.
語源
naughtは、古英語の語根nāwihtから発展してnaughtとなり、近代英語では零や無を表す古風な語として定着した。
コラム
- naughtは詩や古い文献に出やすく、現代の会話ではzeroやnothingがより一般的に使われる
例文
コアイメージ
取るに足らないと評される小ささや目立たなさを表す慣用的な形容表現
英英
A colloquial adjective used to describe something insignificant or unremarkable, often used attributively before nouns.
語源
one-horseは、one(1)とhorse(馬)という組み合わせから生じ、one-horse townなどの比喩表現を経て『取るに足らない』という意味を帯びた。
コラム
- one-horseは日常語や記事で前置修飾として用いられ、対象を小規模で取るに足らないものとして表現する修飾語である
例文
コアイメージ
他者の同情を引く様子を示し、哀れなと訳される
英英
Arousing pity or sympathy; applied to people, animals, or situations that appear pitiable, inadequate, or of little worth.
語源
pitifulは、名詞pityに接尾辞-fulを付けた語で、「哀れを呼ぶ/哀れな」という意味になった。pityは古フランス語pitiéに由来する。
コラム
- 例文のようにpitifulは生き物の悲惨さや孤立に対する同情を表す語として使われ、同時に出来や量が乏しいことを指す表現にもなる
例文
A pygmy elder taught the children traditional songs.
ピグミー族の長老が子どもたちに伝統的な歌を教えた。
コアイメージ
ピグミー族を指す語で、比喩的に非常に小さいまたは取るに足らないと表す
英英
Originally referring to members of certain short-statured peoples, also used figuratively to describe something very small or of little importance.
語源
pygmyは、ギリシャ語pygmaiosに由来し、人々の小柄さを表す語が比喩的に「小さい」「取るに足らない」を意味するようになった。
コラム
- 比喩的に人や物を卑下して表す用法は侮蔑的に受け取られることがある。
例文
He was a small-time thief compared to the mastermind.
彼は黒幕に比べれば取るに足らない泥棒だった。
コアイメージ
取るに足らない程度に影響力や実力が小さいことを示す
英英
Of little importance, influence, or consequence; petty or insignificant .
語源
small-timeは、small(小さい)とtime(時)の合成語で、目立たない短時間や小ささの感覚から発展し、主に「取るに足らない」として小さな犯罪者や零細な事業を軽く表す語となった。
コラム
- 小物や零細な事業を軽んじる語で名詞の前に置いて形容詞的に用いられることが多く、口語で批判的な意味合いを帯びるため人をけなす表現として使われることがある
例文
She laughed off his tinpot suggestion.
彼女は彼の取るに足らない提案を笑い飛ばした。
コアイメージ
価値や重要性が低く、軽んじられることを表す
英英
Contemptibly small or unimportant; used to describe people, suggestions, or regimes as petty or second-rate.
語源
tinpotは、tin(錫=安価な金属)+pot(器)という組み合わせから生じ、安物や取るに足らないものを表す形容詞へと発展した。
コラム
- tinpotは侮蔑的な語で、tinpot dictatorやtinpot suggestionのように名詞の前で使い小物さや取るに足らなさを強調する。
例文
The politician dismissed the accusations as twopenny-halfpenny tactics.
その政治家はその告発を取るに足らない策略だと片付けた。
コアイメージ
取るに足らないと評価され、価値や重要性がほとんどないことを表す
英英
describing something of little value or importance, regarded as petty or not worthy of serious attention
語源
twopenny-halfpennyは、少額の硬貨を表すtwopennyとhalfpennyを並べた表現に由来し、ごくわずかな価値しかないことから取るに足らない・安物の意味に発展した
コラム
- 主に英語圏では軽蔑的または軽視を示す口語表現として使われ、フォーマルな文書では避けられることが多い
例文
He bought a twopenny watch that stopped working in a day.
彼は一日で動かなくなった安っぽい腕時計を買った。
コアイメージ
価値や質が極めて低く安っぽいこと
英英
Of very low quality or value; cheap in appearance or workmanship.
語源
twopennyは、二ペンス硬貨に由来し値段が二ペンスほどで価値が低いことから安っぽいを表すようになった
コラム
- 英国で生まれた語で物の品質や見た目を軽くけなすときに用いられ安っぽいというニュアンスを伝える
「取るに足らない」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The report explains why the price difference is insignificant.
- TOEIC・ビジネス
The delay had a negligible impact on the project schedule.
- 日常会話
It's just a trivial matter, so don't worry about it.
取るに足らないことだから、心配しないで。
「取るに足らない」を英語にするときのよくある間違い
× He is negligible.
○ His contribution was insignificant.
negligibleは人よりも量や影響などに使うのが一般的です。
× This is a trivial.
trivialは形容詞なので、名詞を修飾して使います。