ろくでなし
「ろくでなし」の英語の使い分け
a lowlife
品性がなく、他人を裏切ったり傷つけたりする人を強く軽蔑して言う口語表現です。
a bad egg
信頼できず、約束を守らない人を軽く非難する口語表現です。
a cad
礼儀や誠実さに欠ける男性を非難する、やや古風な表現です。
a scoundrel
悪事を働いたり人をだましたりする卑劣な人を強く非難する、やや文学的な表現です。
例文
コアイメージ
「卑劣な」と評される性質や、正当性や品位を欠く対象への軽蔑を表す
英英
An insulting term for someone or something regarded as morally reprehensible, unfair, or contemptible, often used to condemn deliberate meanness.
語源
bastardは、古フランス語や中世ラテン語に起源があり、元は婚外子を意味したが、次第に軽蔑の意味で人を罵る語や『卑劣な』と評する意味に拡張された。
コラム
- 歴史的に婚外子を指した語が侮蔑表現として転用された例であり、人を指す場合は攻撃的な表現と受け取られることが多い
例文
That bugger never pays his share, even at restaurants.
あのろくでなしは、レストランでも自分の分を払わない。
コアイメージ
侮蔑的かつ下品な呼び方で、文脈により皮肉や親しみを帯びることもある「ろくでなし」を指す
英英
A coarse, chiefly British informal term for a contemptible person that can convey affection, irritation, or insult depending on context.
語源
buggerは、語源的に中英語のbougreから来ており、元来の侮蔑的意味が変化して俗語になった。
コラム
- 下品な語でフォーマルな場面には適さないが、くだけた会話では呆れや親しみを込めて使われる場合がある
例文
コアイメージ
礼儀や誠実さを欠き他者をないがしろにする男性を指す
英英
A man who behaves dishonorably or dishonestly toward others, especially by treating women selfishly; a scoundrel or bounder.
語源
cadは、19世紀にcadet(下級生・若者)の短縮形として生まれ、当初は身分や教養の低い若者を指し、次第に礼節や誠実さを欠く男性への罵りへと意味が移った。
コラム
- 主に男性を非難する語で、裏切りや無礼な振る舞いをした相手を軽蔑して呼ぶ際に用いられる。
例文
コアイメージ
他人に嫌がらせや迷惑行為をする人物を指す俗語で、翻訳は「嫌なやつ」。例文ではサンドイッチを盗んだ人を非難している
英英
A British informal insult for a person regarded as unpleasant, foolish, or contemptible, used to express irritation or disapproval.
語源
gitは、語源がはっきりしないが20世紀の英国俗語として成立し、getやbegetなどから派生したと推測されることがある
コラム
- イギリス英語でよく使われる口語の軽い侮蔑語で、親しい間柄の冗談から本気の非難まで幅広く用いられる
例文
コアイメージ
人を裏切ったり傷つけたりするろくでなしの人を指す
英英
a person regarded as morally reprehensible or despicable, often engaging in dishonest or criminal behavior
語源
lowlifeは、low(低い)+life(生活・人)から作られ、地位や性格が低い者を指す合成語として生まれた
コラム
- 強い軽蔑を含む俗語で、会話や創作で人物を非難するときに使われる
例文
コアイメージ
取るに足らないとされ価値や信用がないと見なされること
英英
Judged to be of no importance or value; considered unreliable or worthless.
語源
no-accountは、'account'(評価・価値)を否定する構成から生まれ、『評価されない・価値がない』の意で人や物の低評価を表すようになった
コラム
- 人については人格や信頼性、物については品質や重要性が低いことを表す語で、人を軽く非難する場面で用いられることが多い
例文
コアイメージ
能力や価値が足りず期待に応えられない人や物を指してだめなことを表す
英英
Referring to someone or something that is incompetent, ineffective, or of no value; used to label a person as useless or to criticize an object's usefulness.
語源
no-goodは、否定のnoと好ましい意味のgoodが結合して生まれ、名詞としては無能な人物を指す用法から形容詞的用法へ広がった
コラム
- no-goodは人を非難する語として使われることが多く、a no-good person のように名詞句で用いると『ろくでなし』という意味になる
例文
コアイメージ
何も成さず周囲に迷惑や損害を与える、信用できない人を指す
英英
an idle or worthless person who is irresponsible, unreliable, or causes trouble
語源
ne'er-do-wellは、never do wellの短縮形で、never(決して〜ない)+do well(うまくやる)が合わさり「決してうまくやらない人」という字義から「ろくでなし」の意味に定着した
コラム
- 口語で侮蔑的な語であり、人の性格や立場を非難する意味で使われる点に注意
例文
コアイメージ
人として好ましくない行動や性格を持ち、ろくでなしと呼ばれる人を指す
英英
A contemptible or unpleasant person; informal British term for someone regarded as morally bad, mean, or selfish.
語源
rotterは、rot(腐る)に人を表す接尾辞-erが付いて「腐った人」という直訳から、転じて性格や行いがひどい人を指す俗語として発達した
コラム
- 主に英国で用いられる口語的な侮辱語で、親しい間柄の冗談から深刻な非難まで文脈によって語の強さが変わる
例文
コアイメージ
売春婦の子であると非難して人を卑しく軽蔑する言葉を表す
英英
An insulting term for a despicable or contemptible person, originally meaning 'son of a prostitute'.
語源
whoresonは、whore(売春婦)とson(子)から成る語で、もともとは「売春婦の子」の字義だったが、次第に一般的な侮蔑語として「ろくでなし」を意味するようになった。
コラム
- 古風で強い侮辱表現で、文学や歴史的な台詞に登場することが多い
「ろくでなし」のレベル別の例文
「ろくでなし」を英語にするときのよくある間違い
× He is bad person.
○ He is a bad person.
単数の可算名詞 person には通常 a が必要です。
× He is a bad egg in a formal business email.
○ He is an untrustworthy person.
bad egg は口語的なので、ビジネスメールでは避けるのが無難です。