包括的な

「包括的な」の英語

「包括的な」は英語で comprehensive と言います。内容や範囲を幅広く網羅する場合に使い、人や立場を排除しない意味では inclusive、料金やサービスをすべて含む場合は all-inclusive が自然です。

「包括的な」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
inclusive
人や考え方を受け入れ、誰も排除しない場合に使います。
The school promotes an inclusive learning environment for everyone.
その学校は、誰もが学べる包摂的な環境を推進しています。
all-embracing
全ての要素や領域を含めて一つにまとめること
The committee adopted an all-embracing strategy to address the climate crisis.
委員会は気候危機に対処するための包括的な戦略を採用した。
all-inclusive
料金やサービスなど、必要なものをすべて含む場合に使います。
Please send us an all-inclusive quote for the conference.
会議にかかる費用をすべて含む見積書を送ってください。
comprehensive
内容や範囲が広く、全体を詳しく扱う場合に使います。
The study offers a comprehensive view of urban traffic problems.
その研究は都市の交通問題を包括的に捉えています。
embracing
相手を腕でしっかりと抱き寄せる身体的な行為
The photograph captured their embracing.
写真は彼らの抱擁を捉えた。
encompassing
広い範囲や複数の側面をまとめて含む、やや硬い表現です。
The new policy takes an encompassing approach to public health.
新しい政策は公衆衛生に包括的なアプローチを取っています。
encyclopaedic
包括的に多くの情報を集めて整理し、漏れなく扱う
The report provided an encyclopaedic review of the subject, covering decades of research.
その報告はその主題について数十年分の研究を網羅する包括的なレビューを提供した。
omnibus
多数の項目や内容を一つにまとめて含む
The committee proposed an omnibus bill to address multiple reforms.
委員会は複数の改革に対処するための包括的な法案を提案した。
panoptic
全体を見渡して漏れなく含める
The report offered a panoptic analysis of the country's economy.
報告書は国の経済について包括的な分析を示した。

inclusive

inklúːsiv

意味

inclusiveのイラスト

例文

The company has an inclusive hiring policy.

その会社は包括的な採用方針を持っています。

コアイメージ

枠や境界を広げて、もともと外にあったものも中に入れる

関連語

使い方

  • inclusive society

    包括的な社会

類義語との違い

inclusive: 含めた、ある範囲にすべて含めること
broad: 対象や範囲が広く、限定されない様子。日常語として頻度が高い
comprehensive: 全体を広くカバーし、項目の抜けがない様子。網羅性を強調する語

英英

Covering or containing all parts, items, or people; allowing for a wide range of things or individuals to be included.

語源

inclusiveは、ラテン語のincludere(in=中へ+cludere=閉じる)から英語のincludeを経て形容詞になり、「含めた」という意味で使われるようになった。

コラム

  • 日付や番号の範囲では 'A to B inclusive' と表記するとAとB両方を含むことを明確に示す語で、範囲の端を含むか否かの確認に使う

例文

The committee adopted an all-embracing strategy to address the climate crisis.

委員会は気候危機に対処するための包括的な戦略を採用した。

コアイメージ

全ての要素や領域を含めて一つにまとめること

英英

Including or covering everything; comprehensive in scope.

語源

all-embracingは、allとembracing(embraceの現在分詞)から成り、embraceが囲む・受け入れるの意を持つことから文字通りすべてを包み込むという比喩で広範囲を含む意味になった。

コラム

  • 政策や計画の説明で用いられることが多く、対象や領域を広く含むことを示す語

例文

We chose an all-inclusive itinerary that covered tours, meals, and transfers.

私たちはツアー、食事、送迎を含む包括的な旅程を選んだ。

コアイメージ

包括的なは、対象や範囲を漏れなく扱い広くカバーすることを指す

英英

Covering a wide range or all relevant aspects of a subject; comprehensive in scope and treatment.

語源

all-inclusiveは、all(すべて)とinclusive(含む)が結合した語で、「範囲や要素を漏れなく含む」という意味が直截的に表れている

コラム

  • 政策や報告書で包括的という表現が使われる場合は対象を広く網羅して扱うことを示す

例文

They conducted a comprehensive review of the evidence.

彼らは証拠の包括的な検討を行った。

コアイメージ

包括的な観点で全体を見渡し、多方面を一まとめに扱う

英英

Including or dealing with all or nearly all elements or aspects; comprehensive in range or scope.

語源

comprehensiveは、ラテン語comprehendere(com=ともに+prehendere=つかむ)を語源とし、全体をつかむという意味が英語で『包括的な』として定着した。

コラム

  • 英語ではcomprehensiveは保険や試験、reviewなど幅広く使われ、英国ではcomprehensive schoolが選抜のない総合制中等学校を指すことがある。

例文

The photograph captured their embracing.

写真は彼らの抱擁を捉えた。

コアイメージ

相手を腕でしっかりと抱き寄せる身体的な行為

英英

A physical act of holding someone closely in one’s arms as an expression of affection, comfort, or greeting.

語源

embracingは、動詞embraceの現在分詞で、embraceは古フランス語のembracer「腕で包む」に由来し、さらにラテン語bracchium「腕」にさかのぼって「抱く・受け入れる」の意味が発展した

コラム

  • 文脈によっては文字どおりの抱擁を指す一方で、比喩的に考えや変化を受け入れる意味で使われることがある

例文

The encompassing plan addressed both short-term and long-term needs.

その包括的な計画は短期的および長期的なニーズの両方に対応した。

コアイメージ

包括的な観点で広い範囲や多様な側面をまとめて含むことを示す

英英

Covering a wide scope or many different aspects; comprehensive in extent or reach.

語源

encompassingは、encompass(〜を含む・取り巻く)に由来する現在分詞で、en-(〜の中へ)とcompass(周囲に回る)から成り、広く含む意味で使われる

コラム

  • encompassingは報告書や計画で範囲の大きさを強調する際によく使われ、単に詳細が多いだけでなく対象の広がりを示す表現として機能する

例文

The report provided an encyclopaedic review of the subject, covering decades of research.

その報告はその主題について数十年分の研究を網羅する包括的なレビューを提供した。

コアイメージ

包括的に多くの情報を集めて整理し、漏れなく扱う

英英

Containing or presenting a large amount of information on many aspects of a subject; comprehensive and thorough.

語源

encyclopaedicは、英語encyclopedia(ギリシャ語 enkyklopaideia「一般教養」を起源)に形容詞語尾‑icが付いてできた語で、百科事典のように広範で詳しい意味を持つ

コラム

  • encyclopaedicは英では英国綴りで米語はencyclopedicとなり、書評や資料で広範な情報や詳細な説明を示す表現として用いられることが多い

例文

The committee proposed an omnibus bill to address multiple reforms.

委員会は複数の改革に対処するための包括的な法案を提案した。

コアイメージ

多数の項目や内容を一つにまとめて含む

英英

Including or covering many different items, issues, or elements as a single whole.

語源

omnibusは、ラテン語omnis「すべて」の与格複数形が語源で、もともと「すべての人のための」という意味が公共馬車の名称に使われたことから、複数を一つにまとめて扱うという意味に広がった。

コラム

  • omnibusは形容詞で「包括的な」を表すほか、名詞で複数作品をまとめた合本や昔の公共バスを指し、立法では多くの条項を一つの法案にまとめる意味で使われる

例文

The report offered a panoptic analysis of the country's economy.

報告書は国の経済について包括的な分析を示した。

コアイメージ

全体を見渡して漏れなく含める

英英

Presenting a wide-ranging or overall view that encompasses the whole of a subject or area.

語源

panopticは、ギリシャ語pan(すべて)とoptikos(見る)に由来し、英語では「全体を見渡す」という意味で定着しやすい語である。

コラム

  • formalな語としてanalysisやoverviewと結びつきやすく、日常会話より報告書や論説で目にすることが多い。

「包括的な」のレベル別の例文

「包括的な」を英語にするときのよくある間違い

「包括的な」の英語についてよくある質問

Q. 「包括的な」を英語で一言で言うと?
内容や範囲を幅広く網羅する意味なら、一般的には comprehensive です。人や立場を受け入れて排除しない意味では inclusive が適しています。
Q. inclusive と comprehensive の違いは?
inclusive は人や考え方を受け入れて排除しない意味で、comprehensive は内容や範囲を広く網羅する意味です。
Q. 「包括的な」をビジネス英語でどう言う?
包括的な分析や報告書には comprehensive が一般的です。料金やサービスをすべて含む場合は all-inclusive を使います。
Q. 「包括的に」「包括性」など品詞を変えた英語は?
副詞の「包括的に」は comprehensively、名詞の「包括性」は comprehensiveness と言います。comprehensive(包括的な)から派生した表現で、論文や報告書でも頻出します。例文: We analyzed the data comprehensively.(私たちはそのデータを包括的に分析しました。)
Q. 「包括的な支援」や「包括的な調査」はどう表現する?
「包括的な支援」は comprehensive support、「包括的な調査」は comprehensive survey や comprehensive study などと表現します。漏れがなく細部まで行き届いたサポートや調査を指す際に自然です。例文: The government provides comprehensive support for small businesses.(政府は中小企業に包括的な支援を提供しています。)
Q. comprehensive と似ている comprehensible の違いは?
comprehensive は「包括的な」、comprehensible は「理解できる」という意味で全く異なります。どちらも同じ語源に由来しますが、前者は「広範囲を網羅する」、後者は「内容が分かりやすい」を表します。レポートの網羅性を伝えたいときに comprehensible を使うと意味が変わってしまうため注意が必要です。
Q. holistic や overarching も「包括的」として使えますか?
使えますが、強調される視点が異なります。holistic は要素の総和以上の「全体的・統合的なバランス」を指し、holistic approach(包括的アプローチ)のように使います。overarching は「全体を覆う・首尾一貫した」という意味で、全体を束ねる上位の理念やテーマを指す際に用いられます。

「包括的な」と関連する日本語の英語

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