「ろくでなし」はフランス語で何と言う?
「ろくでなし」に当たる最も一般的なフランス語は vaurien です。「何の役にも立たない者」という意味から、素行の悪い人や怠け者を指します。一方、canaille はずる賢さや悪意を帯びた「悪党」「卑劣漢」という強い非難を込めて使い分けられます。
使い分け
- vaurien
役に立たない怠け者や、素行不良の人物を指します。親がいたずら盛りの子供を軽く叱る際に愛着を込めて使うこともあります。
Ne fréquente pas ce vaurien.
あのろくでなしとは付き合うな。
- canaille
悪意や卑劣さ、狡猾さを伴うならず者を指します。vaurien よりも道徳的な非難や警戒の度合いが強く、侮蔑的な響きを持ちます。
Cette canaille m'a encore trompé.
あのろくでなしはまた私をだました。
よくある間違い
✕ C'est une vaurien.
○ C'est un vaurien. / C'est une vaurienne.
名詞 vaurien は男性名詞で、女性を指す場合は女性形 vaurienne に変化させます。
「ろくでなし」のよくある質問
Q. 子供に対して冗談半分で使えますか?
Q. 女性に対して「ろくでなし」と言うには?
vaurien
意味
- 男性名詞 ろくでなし
- 名 ごろつき
- 名 ならず者
- 名 無頼漢
例文
C'est un vaurien.
彼はろくでなしだ。
コアイメージ
役に立たず周囲に迷惑をかける『ろくでなし』的な人。
使い方
類義語との違い
vaurien: 役に立たず怠けて周囲に迷惑をかける人をさす、侮蔑的な表現。
fainéant: 働かず怠ける人をさす語。
profiteur: 他人の好意や労力を利用して自分だけ得をする人をさす語。
parasite: 他人に寄生して生活する、頼りにならない人をさす語。
フランス語での定義
Nom péjoratif désignant quelqu'un jugé inutile ou nuisible, équivalent à « bon à rien ».
語源
語は valoir(価値)と rien(何もない)の語要素に由来し、『何の値打ちもない者』として人を指す語義に発展した。
コラム
- 日本語の「ろくでなし」と同様に強い否定を含むため、日常会話では中立的な表現に言い換えると安全。

ゲームで覚える・約 1 分
vaurien をゲームで覚えよう
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例文
Il est une vraie canaille.
彼はまったくのろくでなしだ
コアイメージ
いたずらっぽさや不誠実さで他人を困らせる人物
関連語
使い方
類義語との違い
canaille: いたずらっぽさや不誠実さで他人を困らせる人物
vaurien: 役に立たない怠け者で信用できない人
coquin: いたずら好きで茶目っ気のある人
fripouille: ずるくて人をだます悪い人
フランス語での定義
Nom familier, souvent employé ironiquement, pour traiter quelqu'un de coquin, immoral ou peu fiable.
語源
イタリア語 canaglia を経てフランス語化した語で、古くは『群れ・下層民』を指し、のちに『ならず者』の意味になった。
コラム
- 友達同士の軽いからかいとして用いられることがあるが、語感が強いためトーンや相手の関係性を見て使うこと
「ろくでなし」は英語では
- 「ろくでなし」 → bad personbastard和英辞典で見る