「外へ」はドイツ語で何と言う?
「外へ」は主に hinaus または heraus と言います。使い分けの基準は「話者の視点が中と外のどちらにあるか」です。話者が室内にいて「(話し手から離れて)外へ出ていく」ときは hinaus を、話者がすでに屋外にいて「(話し手のいる)外へ出てくる」ときは heraus を使います。日常会話では省略形の raus もよく使われます。
使い分け
- hinaus
話者が建物などの「中にいる」状態で、自分や相手が外へ向かって出ていく場合に使います。話し手から離れていく動きを表します。
Gehen wir nach draußen hinaus!
外へ出ましょう!
- heraus
話者がすでに「外にいる」状態で、中にいる人や物に対して「こちら(外)へおいで」と呼びかける際などに使います。
Komm bitte heraus!
外へ出てきてください!
よくある間違い
✕ Ich gehe draußen.(外へ行く、のつもりで)
○ Ich gehe nach draußen.
draußen は「外で」という場所を示します。「外へ」という移動を表すには nach draußen や hinaus を使います。
✕ 中にいる人が外へ出る相手に:Komm heraus!
○ Geh hinaus! / Geh raus!
heraus は話者のいる方向への移動を表すため、中にいる人が相手を外へ出す際は hinaus を用います。
「外へ」のよくある質問
Q. raus はどんな場面で使いますか?
Q. nach draußen との違いは何ですか?
hinaus
意味
- 副 外へ
- 副 外に
- 副 外へ向かって
例文
Komm hinaus!
外へ出てきて!
コアイメージ
室内や範囲の内側から外側へ出て行く、出口を通るような動き
関連語
使い方
-
ちょっと外に出る
-
zum Briefkasten hinausgehen
郵便受けまで外に出る
類義語との違い
hinaus: 室内や範囲の内側から外側へ出口を通って出て行く動きを示す副詞
raus: 口語でよく使われる、内側から外側へ出ることを表す短い副詞
heraus: 話し手の方へ向かって内側から外側へ出る動きを示す副詞
draußen: 外の場所にいる状態を表す副詞
hinein: 外側から内側へ入る動きを示す副詞
ドイツ語での定義
zeigt an, dass eine Bewegung von innen nach außen stattfindet; Adverb für die Richtung weg vom Sprecher oder Ausgangspunkt
語源
hinausは、離れる方向を示すhinと外を示すausが組み合わさってできた語で、両要素が合わさることで「内側から外へ出る」動きを表す
コラム
- 命令文や動詞と一緒に使って動作の向きを明確に示す表現であり、日常会話ではrausが短縮形として多用されるため、書き言葉や明確に方向を示したい場面ではhinausを使うと伝わりやすい

ゲームで覚える・約 1 分
hinaus をゲームで覚えよう
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heraus
意味
- 副 外へ
例文
Komm bitte heraus.
どうか外へ出てきてください。
コアイメージ
箱や建物の内側から外に出て話し手に近づく場面
関連語
使い方
類義語との違い
heraus: 箱や建物の内側から外に出て話し手に近づく動きを表す副詞
raus: 口語でよく使われる縮めた形の副詞で内側から外へ出る動きを表す
hinaus: 箱や建物の内側から外へ向かって離れていく動きを表す副詞
draußen: 外の場所にいる状態や外で起きていることを表す副詞
ドイツ語での定義
Aus einem geschlossenen Raum oder Inneren nach außen, oft mit Bewegung zum Sprecher.
語源
herausは、her(話者側への方向を示す接頭辞)と aus(外へ)という構成で、語幹は古ゲルマン語の方向語に由来し外へ向かう意味を示す。
コラム
- 口語ではrausがよく使われるので、会話でrausが聞こえてもherausと同じ意味だと判断できる。