モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 韓国語の発音が聞ける辞書・音声ツールの選び方

辞書韓国語発音の調べ方と活用法

辞書韓国語発音の調べ方と活用法

「辞書」の韓国語表記は사전、発音はカタカナ表記で「サジョン」、ローマ字転写は「sa-jŏn」です。韓国語の発音を辞書で正しく確認するには、見出し語の横にある角括弧[ ]内の表記を確認し、連音化や鼻音化といった音変化を把握したうえで音声を再生することが重要です。

単語「辞書(사전)」の発音と日常会話表現

日本語の「辞書」に当たる韓国語は사전(サジョン/sa-jŏn)です。漢字語「辞典」の韓国語読みに由来します。

発音のポイントは、1文字目の사(サ)は息を強く吐き出さない平音の「サ」であり、2文字目の전(ジョン)は「オ」の口の形で「チョ/ジョ」と発音しながら舌先を上の前歯の裏につけて「ン」と止める点です。語頭の「사」に続くため、「チョン」ではなく濁音化して「ジョン」に近い音で発音されます。

「辞書(사전)」を含む基本表現一覧

表は横にスクロールできます →

韓国語表現読みの目安日本語訳発音の注意点
사전을 찾다サジョヌル チャッタ辞書を引く(探す)사전と助詞을が連音化して「サジョヌル」になります。
사전을 사다サジョヌル サダ辞書を買う平音「사」が重なるため、息を出しすぎず自然に発音します。
전자사전チョンジャサジョン電子辞書漢字語「電子辞典」の読みです。
종이 사전チョンイ サジョン紙の辞書「종이」は紙を意味します。
한일사전ハニルサジョン韓日辞典한(韓)と일(日)が連音化します。
일한사전イランサジョン日韓辞典일(日)と한(韓)で「ㅎ」の弱音化が起きます。

「辞書」を使った日常会話シーン

実際の会話で사전を使う場面の会話例です。相手に単語の調べ方を尋ねる際や学習中のやり取りに役立ちます。

会話例1:単語の意味を辞書で調べるとき
A: 이 단어 뜻을 잘 모르겠어요.(イ タノ ットゥスル チャル モルゲッソヨ/この単語の意味がよく分かりません。

)
B: 스마트폰으로 사전을 찾아보세요.(スマトゥポヌロ サジョヌル チャジャボセヨ/スマートフォンで辞書を引いてみてください。)
A: 어떤 사전 앱이 좋아요?(オットン サジョン エビ チョアヨ/どの辞書アプリが良いですか?)
B: 발음 음성이 나오는 사전이 공부하기에 편해요.(パルム ウムソンイ ナオヌン サジョニ コンブハギエ ピョネヨ/発音音声が出る辞書が勉強するのに便利ですよ。)

Nathan韓国語の発音は、話して直してもらおう。会話アプリ「モチスピ」韓国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

韓国語発音辞書ツールの選び方と機能チェックポイント

韓国語の発音を効率よく確認するには、自分の目的(実際の発音表記が必要か、音声の明瞭さ、オフライン環境での使用、手書き入力の要否など)に合わせて辞書を選ぶ必要があります。発音学習に役立つ辞書ツールの種類と機能の特徴をまとめました。

表は横にスクロールできます →

辞書・ツールのタイプ実際の発音表記 [ ]ネイティブ音声手書き検索オフライン対応
大手ポータル系オンライン辞書あり(多数の語に対応)あり(単語・例文)あり(Web/アプリ)—
専門出版社系オフライン辞書アプリあり(詳細な記号付き)豊富に収録—(端末機能依存)対応
公的研究機関の公式多言語辞典あり(公的基準)あり(標準語音声)——
文字認識特化の手書き辞書アプリ簡易表示ありあり(自動音声等)特化(高精度)一部対応
話者参加型の発音共有サイト—一般投稿音声多数——

学習段階に合わせたツールの選び方

次の疑問費用をかけずに音声機能付きツールを試したい場合は、無料韓国語辞書ツールの選び方もあわせて参考にしてみてください。

韓国語辞書発音の角括弧の読み方と変化規則

韓国語の辞書を引くと、見出し語のすぐ後ろに[ ](角括弧)で囲まれたハングルが書かれていることがあります。これは文字通りの綴りではなく、「実際に口から発声される音」を表した発音表記です。

韓国語はパッチムの存在や前後の子音・母音の組み合わせにより、文字の綴りと実際の発音が大きく異なる言語です。辞書を引く際は、単語の見出しだけでなく、この[ ]の中身を確認する習慣をつけてください。

主な発音変化の規則と辞書表記の例

表は横にスクロールできます →

発音変化の種類綴り(表記)実際の発音 [ ]発音の解説
連音化(リエゾン)한국어[한구거]パッチム「ㄱ」が次の母音「어」の初声に移り「ハングゴ」になります。
鼻音化국물[궁물]パッチム「ㄱ」が鼻音「ㅁ」の前で鼻音「ㅇ」に変化し「クンムル」になります。
流音化신라[실라]パッチム「ㄴ」が流音「ㄹ」と出会い、両方とも「ㄹ」音(シルラ)になります。
激音化축하[추카]パッチム「ㄱ」と弱子音「ㅎ」が合わさり、激音「ㅋ」(チュカ)になります。
濃音化식당[식땅]パッチム「ㄱ」の後ろの平音「ㄷ」が濃音「ㄸ」(シクタン)になります。
口蓋音化같이[가치]パッチム「ㅌ」が母音「이」と結合して「치」(カチ)になります。

発音記号チュートリアル:具体例で見る辞書の読み解き方

例えば「連絡」という意味の연락という単語を辞書で調べると、見出しには연락、その横に[열락]と記載されています。

  1. 綴りの確認:文字は「연(ヨン)」+「락(ラク)」。
  2. パッチムと後続音の確認:「ㄴ」パッチムの直後に「ㄹ」が来ています。
  3. 発音表記の確認:角括弧内に[열락]とあります。これは流音化が起きて「ㄴ」が「ㄹ」の音に変わり、「ヨルラク」と発音することを意味します。
  4. 音声再生:スピーカーマークを押して、実際に「ヨルラク」と聞こえるか耳で確かめます。

このように「表記と角括弧内の差」を見ることで、規則を丸暗記していなくても正しい発音の仕方がその場で判断できます。

辞書の発音表記の読み解き手順
1綴りの確認

見出し語の文字の並びを確認する

2パッチムと後続音

前後の文字の組み合わせを確認する

3発音表記の確認

角括弧内の実際の発音表記を見る

4音声再生

スピーカーを押して耳で音を確かめる

辞書の見出し語と角括弧の差を確認して正しい発音を判断する流れです。

次の疑問角括弧の発音変化を文章単位でまとめて確認したいなら、韓国語の発音記号変換とカナ表記の調べ方を知っておくと役立ちます。

動詞・形容詞の活用形発音を調べる手順

辞書に載っている見出し語は、基本的に「動詞・形容詞の原形(基本形)」です。しかし、実際の会話や文章では語尾が変化(活用)するため、語尾がついたときの発音変化が分からないという疑問が生じます。辞書を活用して活用形の発音を正確に調べる具体的な手順を説明します。

活用形発音の調べ方ステップ

  1. 原形を検索する:調べたい単語の原形(例:읽다/イクタ/読む)を辞書に入力します。
  2. 活用表(활용)欄を開く:辞書内の「活用」や「+」ボタンを押すと、읽어(イルゴ)、읽는(インヌン)、읽고(イルコ)などの主な活用形が一覧表示されます。
  3. 各活用形の角括弧 [ ] を確認する:活用形ごとの実際の発音表記を確認します。

単語「읽다(読む)」の活用形発音変化一覧

表は横にスクロールできます →

活用形文法的な形辞書の発音表記 [ ]発音のポイント
읽다原形(〜する)[익따]二重パッチム「ㄺ」は後ろの「ㄱ」が残り、後続が濃音化します。
읽어ヘヨ体など(〜して)[일거]二重パッチムの「ㄱ」が母音へ連音化し、「イルゴ」になります。
읽고並列(〜して)[일꼬]パッチム「ㄹ」を残し、後ろの「고」が濃音化して「イルコ」になります。
읽는連体形(〜する…)[잉는]「ㄱ」音が鼻音「ㄴ」の影響で「ㅇ」に鼻音化し「インヌン」になります。

同じ単語でも後ろに続く音によって[익따]、[일거]、[잉는]と発音が激しく変わります。会話で使う形が決まっている場合は、原形だけでなく活用形の角括弧表記まで必ず確認してください。

活用形を使った会話シーン

会話例2:本の読み方について話すとき
A: 이 책은 어떻게 읽어요?(イ チェグン オットケ イルゴヨ/この本はどうやって読みますか?)
B: 발음을 [일거요]라고 하면서 천천히 읽어 보세요.(パルムル イルゴヨラゴ ハミョンソ チョンチョニ イルゴ ボセヨ/発音を「イルゴヨ」としながら、ゆっくり読んでみてください。

)
A: 받침 발음이 바뀔 때는 사전에서 [ ]를 보면 되네요.(パッチム パルミ パックィル ッテヌン サジョネソ カッコルル ボミョン ドゥエネヨ/パッチムの発音色が変わる時は、辞書で[ ]を見ればいいんですね。

)
B: 맞아요. 특히 [잉는] 것처럼 비음화가 될 때 확인이 필요해요.(マジャヨ。トゥッキ インヌン ゴッチョロム ピウムファガ ドゥエル ッテ ファギニ ピリョヘヨ/その通りです。

特に「インヌン」のように鼻音化するときに確認が必要ですよ。)

活用形発音の調べ方3ステップ
1原形を検索する

調べたい単語の原形を辞書に入力する

2活用表欄を開く

辞書内の活用や+ボタンを押す

3角括弧を確認する

各活用形の実際の発音表記をチェック

動詞や形容詞の活用による発音変化を辞書で確認する手順です。

韓国語の発音が聞ける辞書・音声ツールの選び方のイメージ

ハングル入力が苦手な時の発音検索方法

学習を始めたばかりでハングルキーボードの入力がおぼつかない場合でも、音声や正しい綴りを調べる手段があります。無理にキーボードで打ち込もうとせず、手書き検索や音声検索、カタカナ検索を活用してください。

手書き入力機能を利用する

スマートフォンの辞書アプリやWeb辞書の手書き入力エリアに、見かけたハングルを指でそのまま書きます。筆順が多少異なっていても高精度で文字が認識され、候補一覧から選択するだけで単語の詳細ページへ移動できます。見出し語が表示されたら、すぐにスピーカーアイコンを押して発音を聞くことができます。

カタカナ・読みからの検索

日韓辞書機能を使えば、「サジョン」や「カムサハムニダ」のようにカタカナで検索窓に入力しても該当する韓国語単語を逆引きできます。ただし、カタカナはあくまで日本語の音に当てはめた目安であるため、目的の単語に辿り着いた後は必ず辞書付属の音声とハングル表記の角括弧を確認し、カタカナ発音を卒業するように意識してください。

カメラ入力・画像検索の活用

看板や印刷物の発音を知りたい場合は、辞書アプリのカメラ撮影機能(文字認識機能)を使ってテキストを読み取る方法が便利です。読み取ったハングルから直接辞書引きを行い、音声を再生して発音をチェックできます。

ハングル入力以外の検索方法
✍️手書き入力機能

画面に指でハングルを書いて候補から選択し発音を聞く

🔤カタカナ検索

日韓辞書でカタカナ逆引きし角括弧と音声で確認する

📷カメラ・画像検索

看板や印刷物を撮影して文字認識し音声を再生する

キーボード入力に不慣れでも発音を調べられる3つの代替手段です。

次の疑問文字の形や読み方がまったく分からない単語に直面したときは、わからない韓国語の調べ方で別の検索アプローチも確認できます。

辞書音声を活用した発音練習のステップ

辞書の発音機能は、単に「音を聞いて納得する」だけでは会話で使えるようになりません。辞書の音声機能を使って自然な発音を身につけるための4段階の練習ステップを解説します。

ステップ1:角括弧表記を確認しながら音声を3回聴く

まずは音声を再生する前に[ ]内の発音表記を目で確認します。どのような音変化が起きているかを頭で理解した状態で音声を3回聴き、耳に入ってくる音とハングル表記のズレを認識します。

ステップ2:リピーティング(一時停止して発声)

辞書の音声が1回流れたら停止し、聞こえたとおりに真似をして声に出します。カタカナ読みを思い浮かべるのではなく、ネイティブの息の吐き方(激音・濃音・平音の差)や口の形を意識して発音します。

ステップ3:シャドーイング(かぶせ読み)

音声の再生を止めずに、流れてくる音の0.5秒後ろを影のように追いかけて発声します。イントネーションの抑揚や、単語内の滑らかな音のつながりを身体に定着させます。

ステップ4:自分の声を録音して辞書音声と比較する

スマートフォンの録音機能などを使い、自分の発音を録音します。録音した自分の声と辞書の見本音声を交互に聞き比べることで、パッチムが抜けていないか、平音が濃音になっていないかなど、自分の癖や改善点を客観的に把握できます。

辞書音声を使った発音練習法
1表記確認と3回聴取

角括弧を確認し音声を3回聴いてズレを認識

2リピーティング

音声を一時停止し聞こえたとおりに発声する

3シャドーイング

音声を止めずに0.5秒後ろを追って発声

4録音と比較

自分の声を録音して見本音声と交互に比べる

辞書の音声を活用して自然な発音を身につけるための4段階の手順です。

続けて読む

韓国語の疑問をすべて見る「韓国語発音」のまとめ

理解度チェック

Q1. 辞書の見出し語の後ろにある[ ]は何を示していますか?

  1. 単語の語源や歴史的な綴り
  2. その単語の実際の発音(標準発音)
  3. 機械合成音声であるかどうかの目印
  4. 日本語のカタカナによる読み方の目安
答えを見る

正解: B. その単語の実際の発音(標準発音)
[ ]の中に書かれているハングルは、表語主義により生じる綴りとのズレを示した、その単語の「実際の発音(標準発音)」です。

Q2. 動詞や形容詞の文中での発音を調べる正しい手順はどれですか?

  1. 見出し語詳細ページの「活用」項目を開く
  2. カタカナ表記だけを頼りに音読する
  3. 原形の[ ]の発音記号だけを丸暗記する
  4. 用言を名詞に変えてから再検索する
答えを見る

正解: A. 見出し語詳細ページの「活用」項目を開く
用言は語尾により発音が変化するため、辞書の見出し語ページにある「活用」項目を開いて主要な活用形の発音表記を確認します。

Q3. 記事で推奨されているシャドーイング練習の手順はどれですか?

  1. 音声を止めずに同時に被せて発音する
  2. 音声を聴く前に[ ]表記を観察・黙読する
  3. 音声を1回再生した直後に録音を削除する
  4. 最初から例文だけを倍速で聞き流す
答えを見る

正解: B. 音声を聴く前に[ ]表記を観察・黙読する
練習のステップ1として、音声を再生する前にまず辞書の[ ]表記をじっくり観察し、舌や唇の動かし方を意識して黙読します。

よくある質問

Q. 韓国語で「辞書」は何と言いますか?
韓国語で「辞書」は「사전(サジョン)」と言います。ローマ字表記は「sa-jŏn」です。漢字の「辞典」に対応する語です。
Q. 辞書の見出しにある[ ]は何の意味ですか?
角括弧 [ ] は、連音化や鼻音化などの発音変化が起きた後の「実際の標準発音」をハングルで表した記号です。表記と音が異なる単語で表示されます。
Q. カタカナ検索ができる発音辞書はありますか?
日韓辞典機能や手書き入力対応辞書アプリでは、カタカナでの検索に対応しているものがあります。ただし検索後は必ず辞書の音声と[ ]のハングル発音を確認しましょう。
Q. オフラインでも発音音声が聞ける辞書は?
端末内に音声データをまるごとダウンロードして使える専門の辞書アプリなどを利用すると、通信環境がない場所でもネイティブ音声の再生が可能です。
Q. 動詞の活用形の発音はどう調べればいいですか?
原形(基本形)を辞書で検索し、辞書内の「活用」欄を開くと、ヘヨ体や連体形などの活用形ごとの実際の発音表記 [ ] や音声を確認できます。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部