困らせる
「困らせる」の英語
「困らせる」は英語で bother と言います。邪魔や迷惑をかけるなら bother、静かな作業を乱すなら disturb が基本です。答えられなくさせるなら stump、しつこくせがんで困らせるなら pester を使います。
「困らせる」の英語の使い分け
bother someone
人に迷惑や面倒をかけて困らせる、最も一般的な表現です。
disturb someone
仕事や睡眠などを邪魔して、静けさや集中を乱すときに使います。
stump someone
質問や問題で相手を答えられない状態にする表現です。
pester someone
要求や質問を何度もしつこく繰り返して困らせるときに使います。
例文
コアイメージ
静かな状態や作業の流れに割り込み、心や場の落ち着きを失わせる
関連語
使い方
-
disturb someone
人に迷惑をかける
類義語との違い
disturb:
~に迷惑をかける、邪魔をする
bother:
小さな迷惑や手間をかける、相手に困らせる
interrupt:
話や行動を途中でさえぎり中断させる
annoy:
不快感やいらだちを与える、長く続く迷惑にも使われる
upset:
感情を乱す、気分を害したり悲しませたりする
英英
To interrupt someone or something, making it difficult for them to continue what they are doing, or to make someone feel worried or upset. It can also mean to change a normal situation in a way that creates problems.
語源
disturbは、dis-「離れる・否定」とturb(揺れ・かき乱す)を合わせた語で、心や場の落ち着きを乱して「~の邪魔をする」を表す。
コラム
- ホテルのドアにかける「Do Not Disturb」の札や、自習中に掲げる表現などで見られ、外部の音や割り込みで安らぎや集中が壊れる場面を思い起こさせる。
例文
Sorry to bother you.
ご迷惑をおかけしてすみません。
コアイメージ
人のしていることをさまたげ、余計な手間や時間を必要とさせるイメージ
関連語
使い方
-
bother somebody
人に迷惑をかける
-
bother somebody with
〜で人に迷惑をかける
-
bother to
わざわざ〜する
-
bother about
〜を気にかける
-
it bothers somebody that
〜ということが人を困らせる
類義語との違い
bother:
人に面倒や手間をかける、気にさせる
annoy:
小さな不快感を与え、いらだたせる
disturb:
静けさや作業を妨げて邪魔をする
trouble:
困らせて苦労や問題を生じさせる
英英
To cause inconvenience or distress to someone—by interrupting or creating minor problems—and also to 'bother to' do something (take the trouble).
語源
botherは、語源ははっきりしないが、18世紀ごろに英語で記録され、『迷惑をかける・悩ます』の意味で定着した。
コラム
- botherは『~に面倒をかける/邪魔をする』という他動詞で相手や物を目的語に取り、bother to do(わざわざ~する)とbother doing(~するのが面倒だ)の形に注意する
例文
コアイメージ
行く手をふさがれて立ち止まり、どうすればよいかわからなくなる状態をつくる
関連語
使い方
類義語との違い
stump:
答えを出せなくして相手を困らせる
confuse:
混乱させて考えにくくする
puzzle:
問題で悩ませて解決を難しくする
英英
To cause someone to be unable to find a solution or answer to a question or problem; to perplex or baffle.
語源
stumpは、もともと木の切り株を意味する古い英語の語で、そこから立ち往生させる・困らせるというたとえの意味に広がった。
コラム
- 「be stumped」(答えに窮する)の形が日常でよく使われ、クイズや面接など短い質問で相手が答えられなくなる場面で耳にすることが多い
例文
コアイメージ
しつこく小さな要求や質問を繰り返して、相手の注意や落ち着きを乱す行為。
使い方
-
pester somebody for something
〈人〉に〜をせがむ
-
pester somebody to do something
〈人〉に〜してくれるようにせがむ
類義語との違い
pester:
しつこく繰り返して相手を困らせる
bother:
迷惑をかけて不便や面倒を与える
annoy:
小さな不快や苛立ちを与える
trouble:
問題や困難を引き起こして悩ませる
英英
To trouble or annoy someone by repeatedly asking them to do something.
語源
pesterは、中英語の動詞pesten(疫病で苦しめる)から転じて、何度も人を悩ませる「~を困らせる」の意味になった
コラム
- 典型的な語順は「pester someone for something」で《~をしつこくねだる/求める》という意味になると把握する
例文
コアイメージ
原因や要因が混乱や判断の阻害を生じさせて理解や決定を困らせる
英英
To cause confusion or make understanding, judgment, or resolution difficult for a person or group.
語源
bedevilは、beとdevilの結合から来ており、もともとは悪魔の仕業のように人を悩ませるという意味で用いられ、そこから判断や理解を混乱させる意味にも広がった。
コラム
- 技術的・学術的な文脈ではbedevilは『〜を困惑させる』『〜を解決しにくくする』の意で用いられ、受動態のbe bedeviled byという形がよく見られる。
例文
コアイメージ
相手の都合や快適さを損ない、手間や不便を生じさせて困らせる
英英
To cause someone inconvenience or trouble; to make someone feel bothered or obstructed in their plans or comfort.
語源
discommodeは、dis-(否定)+フランス語commode(便利な、適した)に由来し、便利でなくする=不便を与えるという意味で英語に入った。
コラム
- やや文語的で古風な語感があり、謝罪や丁寧な表現で使われることがあり、日常会話ではinconvenienceやbotherがよく使われる。
例文
Small errors can vex even experienced programmers.
小さな誤りは経験豊かなプログラマーさえ困らせる。
コアイメージ
小さな事柄が人に不快や混乱を引き起こす
英英
語源
vexは、ラテン語vexare(揺さぶる、悩ます)を経て古英語・中英語で用いられ、「人を悩ませる、困らせる」の意味で定着した
コラム
- vexは口語より書き言葉で用いられることが多く、vexed questionやa vexing problemのように議論や問題の性質を表す語として使われる