悩ます
「悩ます」の英語の使い分け
bother someone
人に迷惑や面倒をかけたり、邪魔をしたりする日常的な表現です。
annoy someone
繰り返す音や行動などで、人をいらいらさせる口語的な表現です。
plague someone
問題や病気などが長く続き、人を苦しめる場合のやや硬い表現です。
例文
Sorry to bother you.
ご迷惑をおかけしてすみません。
コアイメージ
人のしていることをさまたげ、余計な手間や時間を必要とさせるイメージ
関連語
使い方
-
bother somebody
人に迷惑をかける
-
bother somebody with
〜で人に迷惑をかける
-
bother to
わざわざ〜する
-
bother about
〜を気にかける
-
it bothers somebody that
〜ということが人を困らせる
類義語との違い
bother:
人に面倒や手間をかける、気にさせる
annoy:
小さな不快感を与え、いらだたせる
disturb:
静けさや作業を妨げて邪魔をする
trouble:
困らせて苦労や問題を生じさせる
英英
To cause inconvenience or distress to someone—by interrupting or creating minor problems—and also to 'bother to' do something (take the trouble).
語源
botherは、語源ははっきりしないが、18世紀ごろに英語で記録され、『迷惑をかける・悩ます』の意味で定着した。
コラム
- botherは『~に面倒をかける/邪魔をする』という他動詞で相手や物を目的語に取り、bother to do(わざわざ~する)とbother doing(~するのが面倒だ)の形に注意する
例文
コアイメージ
多数の人に急速に広がる疫病を指し、転じて人を悩ます持続的な問題にも用いられる。
関連語
使い方
-
outbreak of plague
疫病の発生
類義語との違い
plague:
広い範囲で急速に広がる深刻な疫病
disease:
病気全般を指す語、感染以外の原因も含む
infection:
病原体が体内に入り起きる状態、個人の感染を指す
epidemic:
ある地域で多数が発生する病気の流行、地域や期間に限定されることが多い
英英
A contagious illness that spreads rapidly through a population and can be deadly; also used metaphorically to refer to a persistent problem that plagues many people.
語源
plagueは、ラテン語plaga(打撃、災い)が古フランス語を経て英語に入り、広がる疫病を意味するようになった
コラム
- 'to be plagued by〜'は『〜に悩まされる』の意味で、問題や不運が長く続く状況を表すため新聞や小説でよく見られる表現である
例文
Stop annoying me!
もうこれ以上私をいらいらさせないで!
コアイメージ
小さな刺激や不快が続いて気持ちをざわつかせる
関連語
使い方
-
annoy someone
人をいらいらさせる
類義語との違い
annoy:
人をいらいらさせる、一般的な表現
bother:
悩ませたり小さな不快感を与える
irritate:
感情や皮膚を刺激して強くいらいらさせる
disturb:
作業や心を邪魔して落ち着かなくさせる
英英
To cause someone to feel a little angry or unhappy about something.
語源
annoyは、古フランス語 anoier(不快にする)から英語に入った語で、さらにラテン語 odium(嫌悪)にさかのぼり、現在の「~をいらいらさせる」の意味になった
コラム
- 強い怒りを表す語よりソフトな語感で短い不満やざわつきを示す場面に適し、書き言葉より口語で使われることが多い。
例文
コアイメージ
絶え間なく続いて人を困らせる、しつこい
英英
Continuing persistently in a way that causes annoyance, difficulty, or discomfort.
語源
doggingは、動詞dog(つきまとう、追跡する)の現在分詞で、追い続けるという意味から人を悩ませるような「しつこい」の意味が派生した。
コラム
- 形容詞的に用いると He had a dogging cough のように長く続いて困らせる状態を表す一方、英国では屋外での性的な行為を指す俗語としての用法があるため文脈に注意
例文
Journalists harry the politician with questions.
記者たちは質問でその政治家を悩ませた。
コアイメージ
繰り返し攻撃して相手を悩ます
英英
To persistently trouble or harass someone, often by repeated questioning or minor attacks.
語源
harryは、古ノルド語herjaや古英語hergianの「襲撃する」に由来し、繰り返し攻撃して相手を悩ます意味に発展した
コラム
- harryは記者が相手を質問で圧迫する場面や、小規模な襲撃で相手を追い詰める意味で用いられる
例文
コアイメージ
多くの人に被害や苦痛を与える災いを指す
英英
A severe misfortune or affliction that causes widespread harm or suffering.
語源
scourgeは、古フランス語の escorgier(むちで打つ)を経て、ラテン語 excoriare(皮を剥ぐ)に由来し、むち打つ行為から転じて罰や災厄の意味になった。
コラム
- scourgeはかたい語で the scourge of ~(~の災い)という語順で社会問題や疫病の深刻さを強調することが多く、歴史的には実際のむちを意味した点が語義の由来につながっている
例文
コアイメージ
人に持続的な苦痛や悩みを与えて心身を重くすることを指す
英英
To cause someone prolonged suffering, distress, or hardship; to afflict or trouble over a period of time.
語源
tribulateは、ラテン語のtribulare(押す、圧迫する)に由来し、さらにtribulum(脱穀具)から踏む・押すの比喩で「苦しめる」の意味に発達した。
コラム
- 現代英語では動詞tribulateはやや古風で稀な用法だが、名詞tribulationは聖書や文学で苦難や試練を表す語として広く用いられる。