回避
「回避」の英語
「回避」は英語で avoidance と言います。責任や義務から逃れる意味では evasion、質問へのはぐらかしには evasiveness が自然です。規則の抜け穴を使う「回避」は circumvention と表現します。
「回避」の英語の使い分け
危険や問題に近づかない一般的な「回避」に使います。
責任や義務、税金などから意図的に逃れる場面で使います。
質問に直接答えない、はぐらかす態度や状態を表します。
規則や制度の抜け穴を利用して回避する場合に使います。
例文
The company's avoidance of responsibility angered customers.
その会社の責任回避は顧客を怒らせた。
コアイメージ
危ないものや嫌なことに近づかず、距離を置いてよけるイメージ
関連語
使い方
-
avoidance of
回避
類義語との違い
avoidance:
書き言葉で行為や傾向を説明する、嫌なことを避ける意味
evasion:
意図的に責任や罰を免れようとする行為で、単なる回避と違う
prevention:
事故や病気を防ぐための対策で、個人の回避とは目的が違う
英英
The action of staying away from or not engaging with someone or something.
語源
avoidanceは、動詞avoid(避ける)に名詞化の接尾辞 -ance が付いて「回避」を表す語
コラム
- 書き言葉ではavoidanceが行為や傾向を説明する語として登場し、議論や分析の場で堅い表現として使われる
例文
The company was criticized for the circumvention of safety regulations.
その会社は安全規則の回避で非難された。
コアイメージ
規則や制度の穴を利用して形式上は守りつつ目的を達成すること
英英
The action of using loopholes or gaps in rules or systems to achieve an objective without directly breaking them.
語源
circumventionは、ラテン語circumvenire(circum=周り、venire=来る)に由来し、回り込んで目的を達するという意味から発展した。
コラム
- ニュースや企業報道では規則の抜け穴を利用した行為を指すことが多く、制度や安全基準の回避に関する記述で頻出する。
例文
His dodging of the question frustrated the interviewer.
彼の質問の回避は面接官を苛立たせた。
コアイメージ
問いや攻撃を直接受けずに避ける行為を指す回避
英英
The act of avoiding something, especially evading a question, responsibility, or a physical attack; deliberate avoidance .
語源
dodgingは、動詞dodgeの現在分詞で、16世紀後半に「素早く身をかわす」の意で使われ始め、そこから名詞化して「回避」を表す用法が広がった。
コラム
- dodgeは物理的に身をよける意味と比喩的に責任や質問を避ける意味の両方で使われ、『dodging of the question』のような表現が日常的に用いられる
例文
His eluding of responsibility angered his colleagues.
彼の責任回避が同僚を怒らせた。
コアイメージ
危険や責任などから巧みに身をかわして回避すること
英英
to avoid or escape from something such as danger, duty, or capture, often by skill or cunning
語源
eludingは、ラテン語eludere(ex-=外へ+ludere=かわす・遊ぶ)を語源とし、もともと「うまくかわす」から転じて「回避する」の意味に広がった
コラム
- eluding は回避を表し、His eluding of responsibility のように職場で責任を避ける行為を指す用法がある
例文
His evasiveness during the interview raised suspicions.
面接での彼のはぐらかしが疑念を招いた。
コアイメージ
はぐらかしとして直接の問いや責任を避け、はっきり答えない状態を指す
英英
The quality or tendency of avoiding direct answers or responsibility by being deliberately vague or noncommittal.
語源
evasivenessは、ラテン語evadere(e=外へ+vadere=行く)を語源とするevasionから派生し、何かを避けて遠ざけるという意味が名詞化したもの
コラム
- 言葉のはぐらかしは意図的に核心を避ける行為を指し、発言の信頼性や誠実さに関わる場面で問題になりやすい
例文
The manager's evasion of responsibility frustrated the team.
そのマネージャーの責任回避はチームを苛立たせた。
コアイメージ
責任や義務から逃れようとする行為を指す回避
英英
The act of avoiding or escaping something, especially responsibility or duty; deliberate avoidance that may be indirect or dishonest.
語源
evasionは、ラテン語evadere(ex/e=外へ+vadere=行く)が語源で、英語で「回避する行為」を表す名詞として発達した。
コラム
- evasionは意図的な回避を意味することが多く、職務や責任からの逃避やtax evasionのような法的回避の文脈で用いられる
例文
コアイメージ
障害や必要性を事前に取り除き、発生や要求をなくす行為
英英
The act or process of obviating; removing or preventing an obstacle or need so that it no longer arises or is required.
語源
obviationは、動詞obviateの名詞形で、ラテン語obviare(ob-=向かって+via=道)を経て「障害を取り除くこと」の意味になった。
コラム
- obviationは書き言葉で使われることが多く、法律や技術文書では回避や防止を堅い表現で表す際に用いられることがある。
「回避」のレベル別の例文
「回避」を英語にするときのよくある間違い
× I did avoidance of the problem.
「回避する」は do ではなく、動詞 avoid で表します。
× He did tax evasion.
○ He committed tax evasion.
tax evasion は名詞なので、通常は do ではなく commit と組み合わせます。