モチタン辞典 › 読みもの › スペイン語 › DELEの試験日程と申込方法

DELEスペイン語日程と申込の完全ガイド
日本国内におけるDELEスペイン語検定は、主に5月・7月・11月などに実施され、申込締切は試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前に設定されています。
筆記試験と口頭試験は同日開催だけでなく前日の金曜日等に分かれる場合があり、会場によって実施月や受験可能なレベルが異なるため、事前の日程把握と窓口別の手続き手順の確認が合格に向けた最初の重要な一歩となります。
DELEスペイン語日程の決まり方と申込締切
DELE(外国語としてのスペイン語検定)は、スペイン教育・職業訓練省が発行し、セルバンテス文化センターが運営を担う国際公認資格です。日本国内における試験日程は、全世界共通の開催基準に沿って決定されます。試験日は年間を通じて複数回設定されていますが、すべての月で全レベルが実施されるわけではありません。
主な試験実施月と日程の特徴
日本国内で一般向けに広く開催される主な試験月は、5月、7月、11月です。それぞれの実施回には以下のような特徴があります。
- 5月実施回(Convocatoria de mayo): 春の主要な試験回です。入門レベルから最上級レベルまで幅広い級が設定される傾向があり、新年度の学習目標として多くの方が受験します。
- 7月実施回(Convocatoria de julio): 夏季の試験回です。実施される会場やレベルが限定される場合があるため、自身の受験希望レベルが開催対象となっているかを事前に調べる必要があります。
- 11月実施回(Convocatoria de noviembre): 年間で最も規模の大きい秋の主要試験回です。全レベルが網羅されやすく、全国の認定試験センターでも広く実施されます。
最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。試験日は原則として土曜日に設定されますが、口頭試験の兼ね合いで日程が前後に分かれることがあります。
申込締切日は試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前
DELEの出願において最も注意すべき点は、plazo de inscripción(プラソ・デ・インスクリプシオン/申込期間)の早期終了です。日本の一般的な民間資格試験と比較して締切が早く、試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前には受付が完全に締め切られます。
締切日を過ぎると、いかなる理由があっても追加受付や日程の変更、次回への繰り越しは認められません。試験を目標に学習計画を立てる際は、試験日当日ではなく「申込締切日」を第一の通過点としてカレンダーに記録しておく必要があります。
国内で受験できる検定の全体像はスペイン語の資格試験(DELE・西検)で比較できます。
試験会場と開催月・レベルの対応一覧
DELEは、東京のセルバンテス文化センター東京をはじめ、日本各地の提携大学や語学学校などの認定試験センターで実施されます。しかし、「希望する会場で、希望する月に、希望するレベルを受験できる」とは限りません。会場と開催月、受験可能レベルの対応関係をあらかじめ把握しておくことが極めて重要です。
実施都市と試験会場の傾向
国内の主な試験実施都市には、東京、大阪、名古屋、福岡、広島などがあります。会場ごとに年間の実施回数や対応レベルが大きく異なります。
- 東京会場(セルバンテス文化センター東京): 国内の本部機能を持ち、5月・7月・11月などの主要な回において、ほぼすべてのレベル(A1〜C2)を実施します。
- 大阪会場・名古屋会場: 主要回(主に5月や11月)を中心に幅広く実施されますが、開催回によっては一部の上位級が設定されないことがあります。
- 福岡会場・広島会場などの認定試験センター: 地域に密着した提携機関(語学教育機関など)が運営しており、主に11月などの特定回に絞って開催されるケースや、受入級が基礎〜中級に限定されるケースがあります。
会場×開催月×受験レベル対応マトリクス
各会場における標準的な開催パターンは下表の通りです。遠方への遠征受験を避けるためにも、地元の会場で受験できる時期を戦略的に選ぶ必要があります。
表は横にスクロールできます →
| 会場エリア | 5月実施回 | 7月実施回 | 11月実施回 |
|---|---|---|---|
| 東京 | A1〜C2(全レベル) | A2〜C1(限定的) | A1〜C2(全レベル) |
| 大阪・名古屋 | A1〜C1(概ね対応) | — | A1〜C2(全レベル) |
| 福岡・広島等 | 一部レベルのみ開催 | — | A1〜B2(中心に開催) |
特にC1やC2などの上位レベルを目指す場合、地方会場では11月回のみの開催であったり、東京会場のみの開催となったりする事例があります。試験準備を始める段階で、出張や宿泊の必要性を含めて検討してください。
スペイン語の単語をアプリで覚えるなら、単語アプリ「モチタン」単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す
dele スペイン語申し込みの手順と窓口
DELEの申し込み方法は、受験する会場を管轄する窓口によって大きく異なります。窓口の形式は「セルバンテス文化センター東京を通したオンライン手続き」と「地方の認定試験センター独自の受付(郵送または独自フォーム)」の2系統に分かれます。
セルバンテス文化センター東京のオンライン申込手順
東京会場および同センターが直接一括管理する試験会場で受験する場合、公式ウェブサイトのオンライン登録システムを利用します。手続きの流れは以下の通りです。
- アカウントの作成: 公式ポータルサイトで個人アカウントを作成し、氏名・生年月日・連絡先住所・メールアドレスを登録します。
- 試験回・レベル・会場の選択: 希望するconvocatoria(コンボカトリア/試験招集回)、受験レベル(A1〜C2)、試験会場を選択します。
- 個人情報の入力と書類添付: 身分証明書(パスポートなど)の記載情報と完全に一致するローマ字氏名を入力します。必要に応じて身分証明書の画像データをアップロードします。
- 支払手続き: クレジットカード決済などを利用して受験料を支払います。決済が正常に完了した時点で受付確定となります。
- 登録完了通知の確認: 登録したメールアドレスに登録完了メールと受領書が届きます。これらは本番まで大切に保管してください。
地方認定試験センター(提携校)独自の申込手順
福岡や広島など、提携語学学校や教育機関が運営する認定センターで受験する場合、そのセンター独自の受付方法が適用されることがあります。手順を誤ると受付が無効になるため注意が必要です。
- 各試験センターの案内ページ確認: 各提携機関の公式サイトから、当該年度のDELE募集要領と専用のformulario de inscripción(フォルムラリオ・デ・インスクリプシオン/申込書)を確認・入手します。
- 申込書の記入: 所定の申込用紙に必要事項を正確に記入します。母語や学習歴などのアンケート項目が含まれる場合があります。
- 受験料の銀行振込: 指定された銀行口座へ受験料を振り込み、振込明細書(利用控えのコピー)を手元に残します。
- 書類の提出(郵送または窓口提出): 記入済みの申込書、振込控えの写し、写真付き身分証明書の写しを同封し、指定期日までに簡易書留などで郵送、あるいは指定窓口へ直接提出します。
- 受付完了の照会: 書類到着後、試験センターから受領確認の連絡やメールが届くことを確認します。
申込窓口を間違えて東京宛てに地方会場の書類を送付してしまうトラブルも散見されます。自分が受験したい会場がどちらの受付ルートを採用しているか、必ず出願開始時に照合してください。
ポータルサイトで氏名や住所等を登録
試験回・レベル・試験会場を選択する
パスポート情報入力と身分証画像添付
クレジットカード等で決済し受付確定
完了メールと受領書を受信して保管
セルバンテス文化センター東京での申込手順です。
受験レベルA1〜C2と申込時の必要事項
DELEは、欧州評議会が定めるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に準拠した6段階のレベルで構成されています。申し込みの際には、自身の現在の語学力と目的に合わせた正確なレベル選択が必要です。
CEFRに基づく6つのレベル区分
DELEのレベルは以下のように明確に定義されています。
- A1(Acceso): 入門レベル。日常生活で頻繁に使われる基本的な表現や簡単なやり取りを理解・使用できる段階です。
- A2(Plataforma): 初級レベル。身近な事柄(家族、買い物、仕事など)に関する日常的な情報交換ができる段階です。
- B1(Umbral): 中級レベル。身近な話題について標準的な言葉を理解し、旅行中の多くの状況に対応できる段階です。
- B2(Avanzado): 中上級レベル。複雑な文章の主旨を理解し、母語話者と自然に対話できる段階です。留学やビジネスの基準として頻繁に要求されます。
- C1(Dominio operativo eficaz): 上級レベル。広範で複雑な長文を理解し、流暢かつ自然に自己表現ができる高度な運用能力です。
- C2(Maestría): 最上級レベル。事実上あらゆる情報を容易に理解し、専門的・抽象的なニュアンスも正確に再現できるネイティブに近い段階です。
申込に必要な書類と注意点
申し込み手続きを行うにあたり、手元に揃えておくべき標準的な書類および確認事項は以下の通りです。
- 身分証明書(Documento de identidad): 有効期限内のパスポート、または顔写真付きの公的身分証(マイナンバーカードや運転免許証など)。試験当日に提示するものと同一の書類情報で登録する必要があります。
- 正確な個人情報: アルファベット表記の氏名は、パスポートの表記と完全に一致していなければなりません。スペルミスがあると、後日発行されるdiploma(ディプロマ/公認認定証)の再発行に多大な時間と費用がかかります。
- キャンセルおよび返金規定の確認: 原則として、申込完了後の自己都合によるキャンセル、返金、受験レベルや試験回の変更は認められません。締め切り直前の駆け込み申込でレベルを誤らないよう注意してください。
A1の入門からC2の最上級まで6段階で構成されます。

初級レベルから挑戦する方はDELE A1合格の勉強法と対策を参考にしてください。
次の疑問中級レベルでの出願を考えているなら、DELE B1・B2対策とレベルの目安で求められる語学力を詳しく把握できます。
筆記試験と口頭試験の日程スケジュール
DELEを受験する上で多くの方が不安を抱くのが、「筆記試験と口頭試験(面接)がいつ実施されるのか」という試験当日の時間割です。1日で全科目が終わると想定していると、スケジュールの重複により受験できなくなるリスクがあります。
口頭試験が別日(金曜日など)になるパターン
DELEは4つの技能(読解、聴解、文書作成、口頭表現)を測定します。このうち、面接官と対面で行うprueba oral(プルエバ・オラル/口頭試験)は、受験者数や試験官の配置状況により、筆記試験とは異なる日程に割り振られることがあります。
- 同日実施パターン: 土曜日の午前に読解・聴解・文書作成の筆記試験を行い、午後の指定された時間枠で口頭試験を実施する形式です。
- 前日(金曜日)実施パターン: 受験者数が多い会場や特定レベルにおいて、筆記試験の前日である金曜日の日中に口頭試験が設定される形式です。
- 後日実施パターン: まれに筆記試験翌日の日曜日に口頭試験が実施されるケースもあります。
口頭試験が金曜日に指定された場合、平日の学校や仕事を休んで会場に向かわなければなりません。遠方から受験する場合は、前泊の宿泊手配が必要になることもあります。
受験票(Convocatoria)の送付時期と時間割の確定
口頭試験の正確な日時および集合時間は、出願時には決まりません。試験本番の約1〜2週間前に、登録したメールアドレス宛てに送付されるconvocatoria oficial(コンボカトリア・オフィシアル/公式呼出状・受験票)によって初めて通知されます。
したがって、受験を申し込んだ時点で、「試験前日の金曜日から試験当日の土曜日終日(場合によっては翌日日曜)」まで、予定を空けておくのが安全な自衛策となります。呼出状が届いたら、指定された集合時刻と試験開始時刻を直ちに確認してください。
土曜午前に筆記試験、午後に口頭試験を実施。
筆記前日の金曜日に口頭試験。平日休暇が必要。
筆記試験翌日の日曜日に口頭試験が設定される。
口頭試験は筆記試験と別日程になる場合があります。
結果通知の時期と逆算スケジュールの立て方
大学の交換留学の選考、大学院進学、スペイン語圏へのビザ申請、あるいは就職活動でDELEの成績を提出したい場合、試験結果がいつ手元に届くのかを厳密に逆算しておく必要があります。
試験結果通知までの所要期間
DELEの答案はすべてスペインのセルバンテス文化センター本部へ送られ、厳正な採点が行われます。そのため、結果が通知されるまでには試験実施から約2〜3ヶ月の期間を要します。
- 合否結果のオンライン照会: 試験から約2〜3ヶ月後、セルバンテス文化センターのオンラインシステム上で合否結果(calificaciones/カリフィカシオネス)が公開されます。受験番号と生年月日を入力することで、スコアの閲覧と電子版の成績証明書(PDF)のダウンロードが可能になります。
- 紙の公式認定証(Diploma)の到着: スペイン国王名義で発行される正式な認定証原本は、印刷と輸送の工程を経るため、試験後約半年から8ヶ月程度経過した後に各受験センター経由で送付されます。
多くの大学や提出機関では、オンラインでダウンロードした電子版成績証明書(署名コード付き)で暫定提出を認めていますが、提出先の募集要項を事前によく確認してください。
提出期限から逆算する受験月選択フロー
必要な時期に結果通知が手元にないという事態を避けるため、以下の逆算手順で受験回を決定してください。
- 提出期日の特定: 書類提出のデッドラインが何月何日かを確認します。
- 約3ヶ月の猶予を逆算: 提出期限の3ヶ月前までに試験が実施されている必要があります。例えば、秋(9月〜10月)に留学出願書類を提出する場合、5月の試験結果(7月〜8月発表)であれば間に合いますが、7月試験(9月〜10月発表)では提出期限に遅れるリスクが生じます。
- 申込締切日の逆算: 受験すべき試験回が決まったら、その試験の約2ヶ月前(5月試験なら3月中旬〜下旬頃)が申込締切日となります。カレンダーに出願開始日と締切日を登録します。
提出期日から逆算して受験回を決める必要があります。
申込完了後の直前2ヶ月学習ロードマップ
DELEの申込締切を迎えた時点で、試験本番までは残り約1.5ヶ月〜2ヶ月となります。この残り期間は、新しい文法書を最初から解き直す時期ではなく、本番の出題形式に体を慣らす実戦演習に集中すべき時期です。
直前対策の3段階ステップ
短期間で合格基準(各グループで規定の点数を獲得すること)を突破するための効率的なロードマップは次の通りです。
- 第1段階(残り6〜8週):試験形式の構造把握
過去問や模擬問題集を用い、各大問の制限時間、出題傾向、設問のパターンを分析します。DELEは読解や聴解の指示文もすべてスペイン語ですので、設問の指示内容を瞬時に理解できるように語彙を強化します。 - 第2段階(残り3〜5週):タイムマネジメントと文書作成演習
時間を計りながら通しで問題を解きます。特にprueba escrita(プルエバ・エスクリタ/文書作成試験)では、要求されている単語数を守り、接続詞を適切に用いて段落を構成する練習を重ねます。 - 第3段階(残り1〜2週):口頭試験シミュレーションと定型表現の固定
面接試験で使える導入の挨拶や、意見を述べる際の定型フレーズを声に出して反復練習します。自分の意見を整理する準備時間の使い方を練習しておくことが得点安定につながります。
本番で使える便利なスペイン語フレーズ
口頭試験や文書作成で論理的な展開を作るために役立つ表現を覚えておくと安心です。
- En primer lugar(エン・プリメール・ルガール/まず第一に)
- Por un lado / Por otro lado(ポル・ウン・ラド / ポル・オトロ・ラド/一方で / 他方で)
- Desde mi punto de vista(デスデ・ミ・プント・デ・ビスタ/私の観点からは)
- En conclusión(エン・コンクルシオン/結論として)
- ¿Podría repetir la pregunta, por favor?(ポドリア・レペティール・ラ・プレグンタ、ポル・ファボール/質問をもう一度繰り返していただけますか?)
直前の2ヶ月間で実戦的なアウトプットを徹底し、合格ラインへの到達を目指しましょう。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 日本国内のDELE申込締切日は、通常いつ頃に設定されますか?
- 試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前
- 試験本番の約2週間前
- 試験本番の約半年〜8ヶ月前
- 試験本番の約3〜5日前
答えを見る
正解: A. 試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前
出願受付は試験本番の約1.5ヶ月〜2ヶ月前には完全に締め切られ、期日後の変更等は認められません。
Q2. 口頭試験の正確な日時や集合時間は、いつどのように通知されますか?
- 出願手続きを完了した直後の自動返信メール
- 試験本番の約1〜2週間前に届く呼出状
- 試験当日の朝に会場掲示板で発表
- 試験本番の約2〜3ヶ月前の公式案内
答えを見る
正解: B. 試験本番の約1〜2週間前に届く呼出状
口頭試験の正確な日時は出願時には決まらず、試験本番の約1〜2週間前に送付される公式呼出状で通知されます。
Q3. 口頭試験で「質問をもう一度繰り返していただけますか?」と頼む表現は?
- En primer lugar
- En conclusión
- ¿Podría repetir la pregunta, por favor?
- Desde mi punto de vista
答えを見る
正解: C. ¿Podría repetir la pregunta, por favor?
本文で「質問をもう一度繰り返していただけますか?」を意味する定型フレーズとして紹介されています。
よくある質問
- Q. DELEの試験日は何曜日ですか?
- 筆記試験は原則として土曜日に実施されます。ただし、面接による口頭試験は受験者数や会場の都合により、前日の金曜日や翌日の日曜日に割り振られる場合があります。
- Q. 申込後に試験会場やレベルの変更はできますか?
- 原則として、申し込み完了後のレベル変更、会場変更、試験回の繰り越し、および自己都合による返金は認められません。申し込み手続きの前に慎重に確認してください。
- Q. 口頭試験の日時はいつ分かりますか?
- 試験日の約1〜2週間前にメール等で送付される受験票(公式呼出状)に、筆記試験および口頭試験それぞれの集合時間と試験時間が明記されて通知されます。
- Q. 試験結果は最短で何ヶ月後に分かりますか?
- 試験実施から約2〜3ヶ月後に、公式サイト上で合否結果の確認および成績証明書のダウンロードが可能になります。紙の公認認定証原本の到着にはさらに数ヶ月かかります。
- Q. 地方在住ですが東京会場での受験は可能ですか?
- 可能です。居住地域に関わらず全国どの会場でも申し込めます。希望レベルが地元の会場で開催されない場合は、東京や主要都市の会場を選択して受験することができます。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部