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ママの韓国語表現と時代劇のママの意味を解説
韓国語で「ママ」に当たる言葉は엄마(オンマ)です。一方、韓国時代劇で王族に対して使われる「ママ」は漢字の「媽媽」に由来する마마(ママ)という尊称であり、母親を指す言葉とは全く別の単語です。

現代の「엄마」と時代劇の「마마」の違い
「ママ 韓国語」と検索する方の疑問は、大きく2つに分かれます。1つは「現代の日常会話で母親をママと呼ぶときは何と言うか」、もう1つは「韓国時代劇のセリフで頻繁に聞く『ママ』とはどういう意味か」という点です。まずはこの2つの違いを明確にしておきましょう。
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| 分類 | ハングル表記 | 発音(カタカナ表記) | 意味・役割 |
|---|---|---|---|
| 日常会話(母親) | 엄마 | オンマ | ママ、お母ちゃん、親しいお母さん |
| 日常会話(丁寧) | 어머니 | オモニ | お母さん、母 |
| 日常会話(敬称) | 어머님 | オモニム | お母様(他人の母や義母への敬称) |
| 時代劇(王族の尊称) | 마마 | ママ | 〜様、〜殿、〜閣下(王や王妃などへの敬称) |
日常会話で実の母親を親しみを込めて呼ぶときは엄마(オンマ)を使い、時代劇で「王妃様」「殿下」のように高貴な身分を呼ぶときは漢字表記「媽媽」からくる마마(ママ)を使います。発音や文字表記も異なるため、混同しないように整理して覚えることが大切です。
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「엄마・어머니・어머님」の意味と使い分け基準
韓国語で母親を指す単語には、主に엄마(オンマ)、어머니(オモニ)、어머님(オモニム)の3つがあります。それぞれの持つニュアンスと適切な使用場面を解説します。
1. 親しみのある呼び方:엄마(オンマ)
엄마(オンマ・ママ/お母さん)は、子どもから大人まで、家族内で実の母親を直接呼ぶときにもっとも使われる言葉です。日本語の「ママ」に近い親しみやすさがありますが、日本の「ママ」よりも使用される年齢層が広く、成人後も広く使われます。
2. 落ち着いた一般的な呼び方:어머니(オモニ)
어머니(オモニ・母/お母さん)は、やや丁寧で客観的な響きを持つ単語です。日本の「お母さん」や公の場での「母」に相当します。家庭外で第三者に対して自分の母親の話をするときや、ある程度改まった場面で使われます。また、実母に対して少し改まった敬意を示すために家庭内で어머니(オモニ)と呼ぶ人もいます。
3. 最上級の敬称:어머님(オモニム)
어머님(オモニム・お母様)は、어머니(オモニ)に尊敬を表す接尾辞-님(ニム・様)が付いた形です。基本的に自分の実母に対して直接呼びかける際には使わず、結婚後の義母(配偶者の母)や、友人・知人の母親に対して敬意を払って呼ぶ際に用います。
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| 単語 | 日本語訳 | 親密度・敬意の度合い | 主な使用対象 |
|---|---|---|---|
| 엄마(オンマ) | ママ、お母さん | 親愛(タメ口・親族内) | 自分の実母(家庭内・親しい間柄) |
| 어머니(オモニ) | 母、お母さん | 丁寧・客観的 | 自分の実母(公の場や改まった会話) |
| 어머님(オモニム) | お母様 | 最上級の敬意 | 義母(姑)、友人や同僚の母親 |
次の疑問母親の呼び分けとあわせて、父親を呼ぶときの言葉も知りたい方は韓国語でお父さんを呼ぶ表現を確認してみてください。
パッチム「ㅁ」を意識した「엄마」の発音のコツ
日本語のカタカナで表記すると「オンマ」となりますが、そのまま日本語の感覚で「オ・ン・マ」と3拍で平坦に発音すると、不自然に聞こえることがあります。韓国語本来の発音に近づけるためのポイントは、1文字目のパッチム(子音終声)ㅁ(ミウム)の処理にあります。
口を閉じて「オ」から「マ」へつなぐ
엄(オム)のパッチムㅁは、唇を上下しっかり閉じる音(両唇鼻音)です。「オ」と発音した瞬間に唇を閉じ、鼻から息を抜きながら口を開けて마(マ)へ移行します。カタカナの「ン」というよりも、英語の「m」のように「オム+マ」をひと息で発声する感覚です。
- ステップ1:口を縦に開けて母音어(オ)を発音します。日本語の「オ」よりも口を大きく開け、喉の奥を意識します。
- ステップ2:発音と同時に上下の唇をしっかり閉じ、パッチムㅁ(m)を作ります。この時点で唇は閉じています。
- ステップ3:閉じた唇を弾くように開きながら、明るく마(マ)と発声します。
この一連の流れを滑らかに行うことで、ネイティブスピーカーに近い自然な엄마(オンマ)の発音になります。感情を込めて呼ぶときは、語尾の音を少し伸ばして엄마〜(オンマ〜)と呼ぶのが一般的です。
口を縦に大きく開け、喉の奥を意識して「オ」と発音
発音と同時に上下の唇をしっかり閉じて「m」の形を作る
閉じた唇を弾くように開きながら明るく「マ」と発声
唇を閉じるパッチム「ㅁ」を挟んで滑らかにつなぎます。
大人の男性がオンマと呼んでも問題ない文化的背景
日本人の感覚では、成人の男性が私生活で母親を「ママ」と呼ぶことに対して、幼さやマザコンといった否定的なイメージを抱く場合があります。しかし韓国では、20代〜40代以上の成人男性が実母を엄마(オンマ)と呼ぶことは珍しくなく、ごく自然な愛情表現として受け止められています。これには韓国特有の家族文化が関係しています。
1. 情(チョン)を重んじる家族関係
韓国社会では家族間の精神的な距離が近く、정(チョン・情・親愛の情)を言葉や態度で素直に示すことが美徳とされます。実の母親に対して改まった어머니(オモニ)を使い続けると、かえって距離感や冷たさを感じさせてしまうことがあるため、大人になっても家庭内では親しみを込めて엄마(オンマ)と呼び続ける人が多くいます。
2. 内と外での使い分けの明確さ
大人の男性が엄마(オンマ)と呼ぶのは、あくまで家族内やごく親しい友人との私的な会話に限られます。職場や改まった席、目上の人に対して話す場では、きちんと어머니(オモニ・母)や저희 어머니(チョヒ オモニ・私の母)に切り替えます。
「公私の境界線」が明確に守られているため、私生活で엄마(オンマ)と呼んでいても社会的評価が下がることはありません。
| 状況 | 男性が使う表現 | 自然さ・適切性 |
|---|---|---|
| 実家で母親に話しかけるとき | 엄마(オンマ) | 非常に自然 |
| 親しい友人に母親の話をするとき | 우리 엄마(ウリ オンマ) | 自然(同年代との会話) |
| 職場の同僚・上司に話すとき | 저희 어머니(チョヒ オモニ) | 適切(公の場での標準) |
| 義母(妻の母)に直接呼びかけるとき | 장모님(チャンモニム) | 適切(礼儀にかなった呼称) |

【相手別一覧】実母・義母・他人の母の呼び分け表
韓国語では、誰の母親を呼ぶか、また自分が誰の立場であるかによって用いる呼称が細かく分かれています。人間関係に応じた適切な呼び方を一覧表で整理しました。
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| 対象(誰の母か) | 呼びかけ・呼称(直接呼ぶとき) | 第三者に話すときの呼称 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 自分の実母(私生活) | 엄마(オンマ) | 우리 엄마(ウリ オンマ) | 家庭内や親しい間柄での標準表現 |
| 自分の実母(改まった場) | 어머니(オモニ) | 저희 어머니(チョヒ オモニ) | ビジネスや目上の人に対するへりくだった表現 |
| 夫の母(姑) | 어머님(オモニム) | 시어머니(シオモニ) | 直接呼ぶ際は「시어머니」ではなく「어머님」と呼ぶ |
| 妻の母(姑) | 장모님(チャンモニム) | 장모님(チャンモニム) | 夫側から妻の母を呼ぶときの丁寧な表現 |
| 友人の母 | 어머니 / 어머님 | ○○이 어머니(○○イ オモニ) | 友人の名前を付けて「〇〇のお母さん」と呼ぶことも多い |
| 恋人・配偶者の母(結婚前) | 어머님(オモニム) | 어머님(オモニム) | 礼儀正しく敬意を払って呼ぶのが原則 |
特に間違いやすいのが、夫の母親(姑)を呼ぶ場面です。家族関係の単語としては시어머니(シオモニ・義母)ですが、これは第三者に「私の義母が…」と説明するときの言葉であり、直接目の前で「シオモニ!」と呼びかけるのは失礼に当たります。直接呼びかける際は必ず어머님(オモニム・お母様)と呼びましょう。
父親を含めた家族全体の呼び方を整理したいときは、韓国語の父母・両親の呼び方も参考になります。
他人に自分の母親の話をするときの自然な言い方
韓国語で他人に自分の母親を紹介したり、話題に出したりするときは、「私(私の)」ではなく「私たち(私たちの)」を意味する単語を用いる独特の文化があります。
「우리 엄마(ウリ オンマ)」と「저희 어머니(チョヒ オモニ)」
韓国語では家族や家、国など共同体に属するものを指す際、내(ネ・私の)ではなく우리(ウリ・私たちの)を使う習慣があります。そのため、自分の母親を指すときは우리 엄마(ウリ オンマ・うちのママ/うちのお母さん)と言うのが一般的です。
ただし、ビジネスシーンや目上の人に対して話す場合は、聞き手に対して自分側をへりくだる謙譲表現の저희(チョヒ・わたくしども)を使い、저희 어머니(チョヒ オモニ・私の母)と言い換える必要があります。
- 友人同士の会話:우리 엄마 요리 진짜 잘해.(ウリ オンマ ヨリ チ ンチャ チャレ / うちのママ、料理本当に上手なんだ。)
- 公の場・目上との会話:저희 어머니께서는 건강하십니다.(チョヒ オモニッケソヌン コンガンハシムニダ / 私の母は元気に過ごしております。)
同年代の親しい相手には우리 엄마(ウリ オンマ)、改まった場面では저희 어머니(チョヒ オモニ)と使い分けることで、場面に合った自然な韓国語になります。
우리 엄마(ウリ オンマ)
- 友人同士など親しい間柄で使用
- 「うちのママ・お母さん」の意
- 共同体を意識する文化に基づく日常表現
저희 어머니(チョヒ オモニ)
- ビジネスや目上の人との会話で使用
- 「私の母」のへりくだった謙譲表現
- 公の場に適した丁寧な言い回し
相手との関係性や場面に応じて表現を切り替えます。
時代劇の敬称「마마(ママ)」の意味と使われ方
韓国の歴史ドラマを見ていると、王様や王妃に対して登場人物が「ママ!」と呼びかけている場面をよく見かけます。これは現代語の「お母さん」ではなく、最高位の身分に対する敬称です。
漢字の「媽媽」に由来する最高級の敬称
時代劇の마마(ママ)は、漢字の「媽媽」を朝鮮語読みしたものです。朝鮮王朝時代、国王や王妃、大妃(先代の王妃)、世子(王位継承者)などの極めて高貴な王族に対して添える尊称として用いられました。日本語に訳すと「殿下」「妃殿下」「閣下」「〜様」などに相当します。
時代劇によく登場する「마마」の組み合わせ例
| 表現 | 読み方 | 意味・対象 |
|---|---|---|
| 상감마마 | サンガンママ | 上監ママ(王に対する呼びかけ。「主上殿下」と同義) |
| 중전마마 | チュンジョンママ | 中殿ママ(王妃に対する呼びかけ。「王妃様」) |
| 대비마마 | テビママ | 大妃ママ(先代の王妃に対する呼びかけ。「大妃様」) |
| 세자마마 | セジャママ | 世子ママ(王の世継ぎに対する呼びかけ。「世子様」) |
| 어마마마 | オマママ | 母后ママ(王子や王女が実母である王妃を呼ぶときの言葉。「母上様」) |
王子が母親である王妃を呼ぶときは、母を意味する古語の接頭語と組み合わさった어마마마(オマママ・母上様)という表現が使われます。音は現代の「オンマ」に少し似ていますが、格式高い宮中用語です。
日常会話でそのまま使える「엄마」の基本フレーズ集
日常生活やドラマのセリフで頻出する、엄마(オンマ)を使った実用的な定番フレーズをまとめました。
家の中で母親に呼びかけるフレーズ
- 엄마, 밥 다 됐어?
(オンマ、パプ タ ドェッソ? / ママ、ご飯できた?) - 엄마, 내 양말 어디 있어?
(オンマ、ネ ヤンマル オディ イッソ? / ママ、私の靴下どこにある?) - 엄마, 나 다녀왔어.
(オンマ、ナ タニョワッソ / ママ、ただいま。) - 엄마, 오늘 저녁 뭐야?
(オンマ、オヌルチョニョク ムォヤ? / ママ、今日の晩ご飯なに?)
感謝や愛情を伝えるフレーズ
- 엄마, 항상 고마워요.
(オンマ、ハンサン コマウォヨ / ママ、いつもありがとう。) - 우리 엄마가 최고야.
(ウリ オンマガ チェゴヤ / うちのママが一番だよ。) - 엄마, 사랑해!
(オンマ、サランヘ / ママ、愛してるよ!) - 엄마, 아프지 말고 건강하세요.
(オンマ、アプジ マルゴ コンガンハセヨ / お母さん、体に気をつけて元気でいてね。)
語尾を敬語にする場合は、엄마(オンマ)の後に〜요(〜ヨ)を付けて엄마, 고마워요(オンマ、コマウォヨ・ママ、ありがとうございます)のように親しみと礼儀を両立させる話し方も好まれます。
엄마, 밥 다 됐어?(ママ、ご飯できた?)
엄마, 나 다녀왔어.(ママ、ただいま。)
엄마, 항상 고마워요.(ママ、いつもありがとう。)
우리 엄마가 최고야.(うちのママが一番だよ。)
家庭内の日常的な呼びかけと感謝・愛情を伝える定番表現です。
家族とのやりとりに加えて様々な表現を学びたい方は、韓国語の日常会話フレーズを確認してみてください。
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理解度チェック
Q1. 韓国時代劇で王や王妃に対して使われる「마마」の意味は何ですか?
- 実の母親に対する親しみを込めた呼びかけ
- 身分の高い王族に対する最高級の敬称
- 家長である父親に対する丁寧な呼びかけ
- 身分の低い使用人を呼ぶ際の一般的な言葉
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正解: B. 身分の高い王族に対する最高級の敬称
時代劇の「마마(ママ)」は漢字の「媽媽」に由来し、王や王妃など高貴な王族に添える尊称です。
Q2. 夫の母親(姑)に目の前で直接呼びかける際の適切な表現はどれ?
- 시어머니
- 엄마
- 어머님
- 장모님
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正解: C. 어머님
「시어머니」は第三者に話すときの呼称であり、直接呼びかける際は「어머님」と呼ぶのが適切です。
Q3. ビジネス等の改まった場で、第三者に自分の母を話す時の表現は?
- 우리 엄마
- 저희 어머니
- 내 어머니
- 중전마마
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正解: B. 저희 어머니
公の場や目上の人との会話では、謙譲表現である「저희」を用いた「저희 어머니」を使います。
よくある質問
- Q. 韓国語で「パパ」は何と言いますか?
- 「パパ」は韓国語で아빠(アッパ)と言います。「ママ」の엄마(オンマ)と対になる表現で、「お父さん・父」にあたる改まった語は아버지(アボジ)、敬称は아버님(アボニム)です。
- Q. オンマとオモニの切り替え時期はありますか?
- 厳密な年齢ルールはありません。家庭内では大人になっても엄마(オンマ)と呼び続ける人が大半です。ただし、人前で母親の話をするときや職場など公の場では、成人を機に어머니(オモニ)と使い分けるようになります。
- Q. 友達のお母さんは何と呼べば失礼になりませんか?
- 友達の母親には敬意を込めて어머님(オモニム・お母様)と呼ぶのがもっとも丁寧で好印象です。親しい間柄であれば○○ 어머니(〇〇のお母さん)と呼ぶことも一般的です。
- Q. 韓国ドラマで聞く「シオモニ」とは誰のこと?
- 시어머니(シオモニ)は「夫の母親(姑)」を意味する単語です。妻の立場から夫の母について他人に話す際に使われます。ただし、直接本人に呼びかける際は「어머님(オモニム)」と呼びます。
2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部