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中国語の書き方と読み方の基本ルール・発音と入力手順
中国語の読み方はアルファベット表記の「ピンイン」と声調を表す「四声」の組み合わせで決まり、書き方は簡略化された漢字である「簡体字」を用います。
ピンインの母音と子音の組み合わせ規則を把握し、キーボード入力の仕組みを覚えることで、初めて目にする単語でも自力で正確に発音し、スマホやパソコンでスムーズに文字入力できるようになります。
中国語の文字の書き方と漢字の種類
中国語を書く際に使われる文字は、日本と同じ「漢字」ですが、文字の字形にはいくつかの種類が存在します。現在、中国本土やシンガポールなどで公式に使われている標準的な文字体系は簡体字(jiǎntǐzì/ジエンティーズー:簡略化された漢字)と呼ばれます。
一方、台湾や香港、マカオなどでは伝統的な画数の多い繁体字(fántǐzì/ファンティーズー:正字体)が用いられています。
日本の現代漢字(新字体)とも形が異なる文字が多くあります。日本語の漢字と中国語の簡体字を比べると、完全に形が同じ文字、一部の部首が簡略化されている文字、元の字形から大きく省略されて全く異なる形になった文字の3パターンに分類できます。
書き間違えを防ぐためには、日本語の漢字の癖を出さず、簡体字固有の筆順や点画の形を覚えることが大切です。
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簡体字を書く際は、部首の簡略ルールに注目すると効率的です。例えば、ごんべん(言)は簡体字では讠という2画の形に変わり、くるまへん(車)は车という4画の形に変わります。
鳥(とり)は鸟、馬(うま)は马になります。これらの共通パターンを頭に入れておくと、初めて書く漢字でも簡体字の字形を予測しやすくなります。
また、日本語と同じ字に見えても細部が異なる漢字が存在します。例えば、日本語の「骨」は上部の折れが右向きですが、中国語の簡体字骨(gǔ)は上部の折れが左向きになります。
日本語の「歩」には右上に点がありませんが、中国語の步(bù)には点が付きません(下部が「少」ではなく「止」と「ノ」の組み合わせです)。手書きの際には、こうした細かな点画の違いに注意を払いましょう。
字体ごとの特徴や成り立ちを詳しく知りたいときは、簡体字の仕組みと日本の漢字との違いをご覧ください。
中国語の発音と読み方の仕組み:ピンインと四声
中国語の漢字には、日本語のような「音読み」と「訓読み」の複雑な使い分けが基本的にありません。原則として1つの漢字に対して1つの読み方が対応します。
その読み方をアルファベットで表した発音記号を拼音(pīnyīn/ピンイン)と呼びます。ピンインは中国語の読み方を正確に把握し、文字を入力するための共通土台です。
中国語の1つの音節(1マスの漢字が持つ音)は、主に次の3つの要素で組み立てられています。
- 声母(shēngmǔ/子音):音節の出だしとなる子音(21種類)
- 韻母(yùnmǔ/母音):子音に続く母音部分。単母音や鼻母音など(36種類)
- 声調(shēngdiào/トーン):音の高低の上がり下がりを表すアクセント(四声+軽声)
例えば、好(hǎo/ハオ:良い)という漢字は、子音である声母h、母音である韻母ao、そして第3声を表す声調記号ˇが組み合わさって成り立っています。子音が存在せず、母音だけで発音される単語もあります(例:爱/ài/アイ:愛する)。
中国語の読み方において最も重要なのが「四声(しせい)」と呼ばれる音の高さのコントロールです。同じ子音と母音の組み合わせであっても、声調が異なれば全く違う意味の単語になります。四声の種類と声調記号の書き方は以下の通りです。
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| 声調の名称 | 記号の書き方 | 音の高さと特徴 | 例(「ma」の場合) |
|---|---|---|---|
| 第一声 | ā(高平調) | 高めの音をまっすぐ平らに伸ばす(「高音で歌う」イメージ) | 妈(mā:母) |
| 第二声 | á(中昇調) | 普通の高さから一気に上へ引き上げる(「えっ?」と聞き返すイメージ) | 麻(má:麻) |
| 第三声 | ǎ(低抑調) | 低いところまでぐっと抑え込み、軽く浮き上がらせる(低くため息をつくイメージ) | 马(mǎ:馬) |
| 第四声 | à(高降調) | 高い位置から一気に下へ落とす(「あっ!」と気づいて強く言うイメージ) | 骂(mà:叱る・罵る) |
| 軽声 | 記号なし(点) | 直前の音に添えて、短く軽く添えるように添える音 | 吗(ma:〜ですか) |
声調記号をノートなどに書くときは、原則として主母音(口を最も大きく開ける母音)の上に書き込みます。母音の優先順位はa → o・e → i・u・üの順番です。ただし、iuとuiのようにiとuが並ぶ場合は、後ろに来る母音の上に記号を付けるという例外ルールがあります(例:liù、guì)。
ほかの場面の言い回しや話す練習の進め方は、中国語会話の総合ガイドで探せます。
日本人が間違いやすい中国語の発音と書き方のコツ
ピンインは英語と同じアルファベットを使用しますが、ローマ字読みとは発音の仕方が大きく異なります。日本語のカタカナ表記に引っ張られてしまうと、現地で通じない発音になりがちです。特に日本人がつまずきやすい母音と子音のポイントを整理しました。
1. 母音「e」は日本語の「エ」ではない
ピンインの単母音eは、日本語の「エ」ではなく、曖昧な「オ」に近い音です。発音のコツは、口の形を「エ」のように横に軽く引いた状態のまま、喉の奥から「オ」と声を出すことです。
胃カメラを飲むときのような、喉の奥を広げた鈍い「ウ」や「オ」のような音になります。例えば、喝(hē/飲む)は「ヘー」ではなく「フー」や「ホー」に近いこもった音になります。
日本語の「エ」に近い音を出したいときは、複合母音のie(イエ)などを用います。
2. 特殊な母音「ü」の発音と表記
ü(ウムラウト記号付きのu)は、日本語には存在しない母音です。口の形をストローをくわえるようにすぼめて「ウ」の形を作ります。その口の形を一切動かさずに、口の中で「イ」と発音します。舌の位置は前歯の裏側に置きます。
この音は、子音のj, q, xの後ろに来るとき、表記上のルールとして2つの点が省略されてju, qu, xuと書かれます。書くときはuに見えますが、発音は必ずü(ユィ)の音になる点に注意してください。
一方、lやnの後ろでは、通常のu(ウ)の音と区別する必要があるため、lü, nüのように記号を残して書き分けます。
3. そり舌音(zhi, chi, shi, ri)の出し方
日本人が最も苦戦しやすい子音群が「そり舌音(捲舌音)」です。舌先を持ち上げて、上の前歯の歯茎より少し後ろの硬い上あご(硬口蓋)に近づけて発音します。このとき、舌先を上あごに強く押し当てすぎず、息の摩擦音を意識するのがコツです。
- zhi(ジー/ヂー):舌先を上あごに当てて息を止め、少し隙間を空けて破裂させながら発音する濁らない音。
- chi(チー):zhiと同じ舌の位置から、強い息を一気に吹き出す有気音。
- shi(シー):舌先を上あごに触れさせず、わずかな隙間から「シュー」と摩擦させて出す音。
- ri(リー/ジー):shiと同じ舌の構えで、声帯を震わせて「ジー」と「リー」の中間のような濁った音を響かせる。
4. 息の強さで区別する「有気音」と「無気音」
中国語には日本語のような「清音と濁音(か行とが行など)」の対立ではなく、「強い息を出す音(有気音)」と「息を出さない音(無気音)」の対立があります。
ピンインでb, d, gと書く文字は濁音ではなく、息を止めて発音する無気音(日本語の「パ・タ・カ」に近い無声音)です。反対にp, t, kはティッシュペーパーが激しく揺れるほど強く息を吐き出す有気音です。
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| 子音の種類 | ピンイン | 息の出し方 | カタカナ近似音と発音の目安 |
|---|---|---|---|
| 無気音 | b, d, g | 息を吐き出さない | 濁らずに軽く発音(日本語の「バ・ダ・ガ」より「パ・タ・カ」に近い) |
| 有気音 | p, t, k | 強く息を破裂させる | 手のひらを口の前に当てて息の風圧を感じる強さの「パ・タ・カ」 |
| 摩擦音 | c | 舌先を前歯裏から離す | 日本語の「ツ」に強い息を混ぜた鋭い音(有気音) |
| 舌面音 | j, q, x | 舌平らを上あごに当てる | 日本語の「ジ・チ・シ」に近いが、口角を横にしっかり引いて発音 |
口を「エ」の形にして喉の奥から「オ」とこもった声を出す
唇をすぼめた「ウ」の形のまま口の中で「イ」と発音する
舌先を持ち上げて上の前歯の歯茎後方に近づけ息を摩擦させる
日本人がつまずきやすい母音と子音の出し方のコツです。
音の出し方をさらに詳しく確認したいときは、中国語の発音のコツを参考に練習してみてください。
スマホ・PCでの中国語の書き方:キーボード設定とピンイン入力
スマートフォンやパソコンで中国語を書く(タイピングする)場合、ピンインを入力して漢字に変換する方式が最も一般的です。特別な専用ソフトを導入しなくても、端末の標準機能から中国語キーボードを追加するだけで即座に入力可能になります。
スマートフォンでの設定手順(iPhone・Android共通)
設定アプリを開き、言語設定から中国語キーボードを追加します。
- 「設定」>「一般」>「キーボード」>「新しいキーボードを追加」の順に開きます(Androidの場合は「システム」>「言語と入力」>「キーボード」)。
- 一覧から「中国語(簡体字)」を選択します。
- 入力方式として「拼音(ピンイン)- QWERTY」を選択し、完了をタップします。手書きで入力したい場合は、同じ画面で「手書き」も併せて追加しておくと便利です。
パソコンでの設定手順(Windows・Mac)
- Windowsの場合:「設定」>「時刻と言語」>「言語と地域」>「言語の追加」から「中国語(簡体字、中国)」を追加します。言語パックの追加後、タスクバーの言語切り替え(「J」マークなど)をクリックして「中国語」を選択するか、「Windowsキー+スペースキー」で切り替えます。
- Macの場合:「システム設定」>「キーボード」>「テキスト入力」の「入力ソース」にある「編集」をクリックします。「+」ボタンを押し、「中国語 - 簡体字」から「ピンイン - 簡体字」を追加します。「Controlキー+スペースキー」で入力言語を切り替えられます。
ピンイン入力の実践テクニックと「v」の入力規則
中国語を入力する際は、声調記号を打つ必要はありません。アルファベットの子音と母音をそのままタイピングすると、変換候補に該当する漢字が並びます。単語単位や文章単位で続けて入力すると、前後の文脈から正しい漢字が自動的に優先表示されます。
最も重要なタイピングルールが「ü(ウムラウト)」の入力方法です。一般的なキーボードには「ü」キーが存在しないため、ピンイン入力ではアルファベットの「v」キーで代用します。
- 女(nǚ:女性)を入力する場合 → キーボードで nv とタイプして変換
- 绿(lǜ:緑色)を入力する場合 → キーボードで lv とタイプして変換
- 旅行(lǚxíng:旅行)を入力する場合 → キーボードで lvxing と続けてタイプして変換
なお、前述の通りju, qu, xuの音は元々「u」の文字で表記されるため、入力時もそのまま ju, qu, xu と打てば正常に変換されます。vキーを使うのは、主にlüとnüを入力するときです。
スマホの設定アプリから言語やキーボードの項目を開く
新しいキーボードの追加一覧を開く
一覧から「中国語(簡体字)」を選択する
「拼音 - QWERTY」を選んで完了する
標準キーボードに中国語(簡体字)を追加する流れです。

次の疑問パソコンでの詳しい設定手順を確認したいときは、PCの中国語入力とキーボード設定方法を参考に環境を整えてみてください。
読めない中国語の調べ方:手書き検索とピンイン変換の手順
中国語の文章や推しのSNS投稿を見ていると、「見たこともない漢字で読み方が分からない」「どうキーボードで打てばよいか分からない」という場面に頻繁に出くわします。読み方が分からない漢字を自力で調べて入力できるようにするための具体的な手順を紹介します。
手順1:スマホの手書きキーボードで漢字を直接書く
読み方が分からない漢字に出会ったときの最も早い解決策は、OS標準の手書きキーボードを使う方法です。キーボード設定で「中国語(簡体字)- 手書き」を追加しておけば、入力画面で画面上に指で直接文字を書くだけで、正しい簡体字が候補に現れます。
手書き入力のポイントは、大まかな書き順(上から下、左から右)を守ることです。多少字形が崩れていても認識されます。候補から漢字を選択して検索窓に入力すれば、ウェブ検索やオンライン辞書でピンインと意味をすぐに確認できます。
手順2:ウェブのピンイン変換・発音確認サービスを活用する
文章全体をまとめて読みたい場合や、コピーした中国語テキストの読み方を知りたいときは、ブラウザ上で使える無料のピンイン変換ツールを利用するのが便利です。
検索エンジンで「中国語 ピンイン変換」や「中国語 カタカナ変換」と検索すると、テキストボックスに中国語を貼り付けるだけで、漢字の上にピンインや声調記号を自動付与してくれるサービスが多数見つかります。
ツールを使う際は、以下の2点に注意してください。
- 多音字(1つの漢字に複数の読み方がある字)の確認:例えば、行という漢字はxíng(歩く・良い)とháng(銀行の行・列)の2通りの読み方があります。前後の文脈によって自動判定されますが、たまに誤変換が起きるため、重要単語は辞書で再確認しましょう。
- カタカナ読みは補助として使う:カタカナ表記は最初の発音の目安にはなりますが、中国語特有の息の強さや母音の微妙な響きを再現できません。必ずピンイン記号と音声再生機能の両方を確認する習慣をつけましょう。
手順3:推しの人名や地名を自力で入力・特定する方法
中国のアイドル、俳優、キャラクターの名前や都市名を調べたいときは、以下のステップで進めると確実です。
- 画像の中にある文字なら、スマートフォンのカメラ機能や翻訳アプリの画像読み取り機能を使って文字をテキストデータとして抽出します。
- 抽出した簡体字を検索窓に入れ、後ろに「拼音」または「読み方」と付けて検索します。
- ピンインが判明したら、メモ帳などで実際にアルファベットを入力し、該当する漢字が変換候補に出てくるかタイピング練習を行います。
スマホの手書きキーボードで分からない簡体字を直接書く
候補の漢字を選び、辞書やピンイン変換ツールに貼り付ける
自動付与された発音記号や多音字の文脈を確認する
カタカナだけに頼らず実際の再生音声を聞いて確認する
手書き入力とウェブツールを使って読み方を特定する手順です。
人名の表記や読み方を調べたい場合は、名前を中国語で書く・読む方法(漢字とピンイン)の手順も役立ちます。
次の疑問文章全体の読み方をまとめて調べたい場合は、便利なピンイン変換や検索ツールの使い方を知っておくと便利です。
基本の数字(0〜10)の書き方・読み方・ピンイン一覧
中国語の数字は、旅行の買い物、電話番号の伝達、日時の指定などあらゆる場面で基礎となります。0から10までの漢字の書き方、ピンイン、カタカナ近似音、発音時の注意点を一覧表にまとめました。
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| 数字 | 漢字(簡体字) | ピンイン | カタカナ近似音 | 発音のコツと注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 零 | líng | リン | 第二声。下から上へ「リン?」と引き上げる |
| 1 | 一 | yī | イー | 第一声。高音をまっすぐ伸ばす。電話番号等では「yāo(ヤオ)」と読むこともある |
| 2 | 二 | èr | アル | 第四声。上から下へ強く落とす。舌を少し奥へ引きながら発音する |
| 3 | 三 | sān | サン | 第一声。明るく高い音で「サン」と伸ばす |
| 4 | 四 | sì | スー | 第四声。口を横に引いて鋭く「スッ」と落とす。「十(shí)」との混同に注意 |
| 5 | 五 | wǔ | ウー | 第三声。低く抑え込んで発音する |
| 6 | 六 | liù | リウ | 第四声。「リョウ」ではなく「リウ」と鋭く下げる |
| 7 | 七 | qī | チー | 第一声。口角を引いて高い声で「チー」と伸ばす |
| 8 | 八 | bā | バー | 第一声。無気音なので息を破裂させず軽く「パー」に近い「バー」 |
| 9 | 九 | jiǔ | ジウ | 第三声。低くため息のように抑え込む |
| 10 | 十 | shí | シー | 第二声。舌先をそらせて下から上へ「シィー?」と引き上げる |
数字を発音する際、特に初心者が混同しやすいのが四(sì)と十(shí)です。「四」は舌を平らにして平仮名の「す」を鋭く発音する第四声(上から下)ですが、「十」は舌を上あごに向けてそらせるそり舌音の第二声(下から上)です。声調と舌のポジションの両方が異なるため、意識して吹き分ける練習をしましょう。
また、「2」を表す言葉には二(èr)のほかに两(liǎng/リャン)があります。電話番号や算数の計算など単なる数字を数えるときは「二」を使いますが、個数を数えるとき(例:两个人/liǎng gè rén:2人)や時間の2時(两点/liǎng diǎn)には「两」を用います。書き方と使い分けをセットで覚えておきましょう。
二(èr)
- 単なる数字を数えるときに使用
- 電話番号の伝達で用いる
- 算数の計算などで用いる
两(liǎng)
- ものの個数を数えるときに使用(例:两个人)
- 時間の「2時」を表すときに使用(例:两点)
同じ「2」を表す2つの単語の使い分けルールです。
基本の挨拶と日常会話フレーズの書き方・読み方一覧
日常会話やSNS、チャットで毎日のように使われる基本的な挨拶フレーズです。漢字の形(簡体字)、ピンイン、日本語訳を確認し、声調の変化ルールを意識しながら発音してみましょう。
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| 中国語(簡体字) | ピンイン | カタカナ近似音 | 日本語の意味 |
|---|---|---|---|
| 你好 | nǐ hǎo | ニーハオ | こんにちは |
| 您好 | nín hǎo | ニンハオ | こんにちは(目上の人への丁寧な表現) |
| 谢谢 | xièxie | シエシエ | ありがとう |
| 不客气 | bù kèqi | ブーカーチー | どういたしまして |
| 对不起 | duìbuqǐ | ドゥイブーチー | ごめんなさい・すみません |
| 没关系 | méi guānxi | メイグアンシー | 大丈夫です・構いません |
| 再见 | zàijiàn | ザイジエン | さようなら・また会いましょう |
| 早上好 | zǎoshang hǎo | ザオシャンハオ | おはようございます |
| 晚安 | wǎn'ān | ワンアン | おやすみなさい |
| 好久不见 | hǎojiǔ bùjiàn | ハオジウ ブージエン | お久しぶりです |
声調変化(変調)の重要ルール
中国語を声に出して読むとき、文字通りの声調記号と実際の読み方が変わる「変調ルール」が存在します。代表的な2つのルールを覚えておくと、発音が格段に滑らかになります。
- 第三声が連続する場合の変調:第三声の漢字が2つ並ぶとき、前の第三声は第二声(下から上へ上げる音)に変化して発音されます。代表例が你好(nǐ hǎo)です。記号はどちらも第三声ですが、実際の読み方は「ní hǎo(ニィーハオ)」と前を第二声で発音します。
- 「不」の変調:否定を表す不(bù)は本来第四声ですが、後ろに別の第四声の文字が続く場合、第二声(bú)に変化します。例えば、不是(bú shì:〜ではない)や不要(bú yào:いらない)と発音します。
第三声が2つ並ぶと前が第二声に変化(你好など)
後ろに第四声が続くと本来の第四声から第二声に変化
前後の組み合わせによって実際の発音が変わる代表ルールです。
中国語の発音と書き方を効率よく身につける学習法
中国語の書き方と読み方をバランスよく習得するためには、「目で見て書く練習」と「耳で聞いて発音する練習」を切り離さず、必ず同時に行うことが効果的です。
音読しながら簡体字を書く
漢字の書き取り練習をするときは、無言で手を動かすのではなく、ピンインと四声を意識しながら必ず声に出して書きましょう。「手・目・耳・口」の4つの感覚を同時に刺激することで、漢字の字形と発音が脳内で強固に結びつきます。ノートの余白にピンイン記号を小さく添えて書く練習も、声調の定着に役立ちます。
スマホの音声入力で発音チェックを行う
自分の発音が正しく相手に通じるかどうかを確かめるには、スマホの中国語音声入力機能が最も客観的な判定ツールになります。キーボードを中国語に切り替え、マイクボタンを押して覚えた単語を吹き込んでみてください。
例えば、谢谢(xièxie)と発音して画面に正しく「谢谢」と文字が入力されれば、子音・母音・声調のバランスが正確に取れている証拠です。意図しない別の漢字が表示された場合は、声調の上がり下がりや、有気音・無気音の息の強さがずれているサインですので、もう一度ピンイン表を見直して修正してみましょう。
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理解度チェック
Q1. 中国語の簡体字に関する説明として正しいものはどれですか?
- 台湾や香港で公式に使われている
- 部首の「言」は2画の「讠」に変わる
- 「骨」の上部の折れは右向きになる
- 「步」の下部には右上に点が付く
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正解: B. 部首の「言」は2画の「讠」に変わる
簡体字では、ごんべん(言)は2画の「讠」に変わります。台湾等では繁体字が使われ、「骨」の上部は左向き、「步」には点が付きません。
Q2. スマホやPCで「女(nǚ)」をピンイン入力するキーは?
- nu
- ny
- nv
- ni
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正解: C. nv
一般的なキーボードには「ü」がないため、ピンイン入力では「v」キーで代用します。「女(nǚ)」を入力する場合は「nv」とタイプします。
Q3. 第三声の漢字が2つ連続する場合の発音変化はどれですか?
- 前の第三声が第二声に変化する
- 後ろの第三声が第二声に変化する
- 前の第三声が第四声に変化する
- 両方の漢字が軽声に変化する
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正解: A. 前の第三声が第二声に変化する
第三声が連続する場合、前の第三声は第二声に変化して発音されます。「你好(nǐ hǎo)」を「ní hǎo」と読むのが代表例です。
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よくある質問
- Q. ピンインのカタカナ表記だけで中国語は通じますか?
- カタカナだけでは通じない可能性が高いです。中国語には日本語にない母音や子音が多く、音の上がり下がり(四声)が意味を決定づけるためです。カタカナは最初のおおよその目安にとどめ、ピンインの母音・子音・声調記号をセットで覚えることが正確なコミュニケーションへの近道です。
- Q. 中国語の手書き入力で書き順はどのくらい重要ですか?
- 書き順(筆順)は認識率に直結します。スマホの手書きキーボードは一画ごとの筆跡の順序を計算して文字を識別するため、書き順が大きく崩れていると全く別の漢字が候補に出てしまうことがあります。基本ルールである「上から下へ」「左から右へ」を意識して書くことが大切です。
- Q. パソコンでピンインの声調記号付き文字を直接入力できますか?
- 通常のピンイン入力モードでは変換後の漢字が入力されます。声調記号付きアルファベット(ā, áなど)を入力したい場合は、専門のピンイン入力フォントを使用するか、検索エンジン等で「ピンイン 記号 入力」と検索して変換ツールからコピー&ペーストするのが確実で簡単です。
- Q. 簡体字と繁体字はどちらを優先して学ぶべきですか?
- 中国本土のドラマやSNS、ビジネス、標準的な語学検定試験(HSKなど)を目的とする場合は「簡体字」を優先するのが効率的です。台湾のカルチャーや旅行、香港の作品に興味がある場合は「繁体字」を中心に学ぶと学習目的によく合致し、実用的に役立ちます。
- Q. キーボードで「lü」と打ちたいのに文字が出ないときは?
- キーボードの「u」ではなく「v」キーを押して「lv」と入力してください。ピンイン入力方式では、キーボード上にないウムラウト文字「ü」を「v」で代用する世界共通の入力規則になっています。「nv」で「女」、「lv」で「绿」が変換候補に表示されます。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部