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中国語の数字を歌で覚える!定番曲・歌詞と四声・手遊び
中国語の数字(1〜10)は、中華圏の幼稚園で親しまれている童謡「数字歌」(Shùzì gē)やリズム動画を活用すると、短時間で自然に頭へ定着します。
形を鉛筆やアヒルに見立てた定番の歌詞を覚えるだけでなく、歌のメロディから中国語本来の四声(声調)へ移行する手順や、片手で1から10を表す伝統的なハンドサインを同時に身につけることで、旅行や会話ですぐに通じる数字力が身につきます。
目的別のおすすめ中国語数字ソング・定番曲
中国語の数字を歌で学びたいとき、学習者の年代や目的によって適した楽曲が分かれます。まずはご自身の目的に合う定番曲を確認してください。
学習目的・年代別の代表的な数字ソング一覧
| 目的・対象 | 代表的な曲名・題材 | 特徴と学習効果 |
|---|---|---|
| 子どもの知育・入門 | 数字歌(Shùzì gē) | 1〜10の数字の形を身近なもの(鉛筆、アヒルなど)に見立てて楽しく覚えられる。 |
| 手遊び・体感学習 | 手指数字歌(Shǒuzhǐ shùzì gē) | 中華圏特有の片手ハンドサインと一緒に数字の発音をリズムに乗せて習得できる。 |
| 数え上げの練習 | 数鴨子(Shǔ yāzi) | 「門前大橋下、遊過一群鴨」のフレーズで知られ、2・4・6・8とリズミカルに数える童謡。 |
| 100までの展開 | 数到100的歌(Shǔ dào yībǎi de gē) | 10刻み、あるいは1から100までを一気にリズムに乗せて数え上げるテンポの良い曲。 |
| テレビの懐かし曲 | カンフー・レディ(高田とも子・コスモス) | 『ひらけ!ポンキッキ』で親しまれた、サビに中国語の数え歌が入る日本の名曲。 |
幼児教育や基礎固めには、中華圏で最もポピュラーな「数字歌」(Shùzì gē)が第一候補となります。大人の初級者にとっても、耳に残りやすいフレーズで1から10の音の並びを素早く覚えるのに最適です。
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定番童謡「数字歌」の歌詞・ピンイン・日本語訳
中華圏で広く歌い継がれている「数字歌」(Shùzì gē)は、数字の形状を動物や日常の道具に見立てたリズミカルな歌詞が特徴です。中国大陸で親しまれる標準的な歌詞と、台湾の幼稚園などでよく用いられるバリエーションの2種類を紹介します。
1. 中国大陸版「数字歌」(標準形)
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| 数字 | 歌詞(簡体字) | ピンイン | 日本語訳(見立て) |
|---|---|---|---|
| 1 | 一像铅笔细又长 | yī xiàng qiānbǐ xì yòu cháng | 1は鉛筆、細くて長い |
| 2 | 二像小鸭水上漂 | èr xiàng xiǎoyā shuǐshàng piāo | 2はアヒル、水に浮かぶ |
| 3 | 三像耳朵听声音 | sān xiàng ěrduo tīng shēngyīn | 3は耳、音を聞く |
| 4 | 四像小旗随风飘 | sì xiàng xiǎoqí suí fēng piāo | 4は小さな旗、風になびく |
| 5 | 五像秤钩称东西 | wǔ xiàng chènggōu chēng dōngxi | 5ははかりの釣り針、物を量る |
| 6 | 六像哨子嘟嘟响 | liù xiàng shàozi dūdū xiǎng | 6は笛(ホイッスル)、ピピッと鳴る |
| 7 | 七像镰刀割青草 | qī xiàng liándāo gē qīngcǎo | 7はカマ、草を刈る |
| 8 | 八像麻花拧一拧 | bā xiàng máhuā nǐng yī nǐng | 8は揚げ菓子(麻花)、ねじねじ |
| 9 | 九像勺子盛饭菜 | jiǔ xiàng sháozi chéng fàncài | 9はおたま(スプーン)、ご飯をよそう |
| 10 | 十像铅笔加鸡蛋 | shí xiàng qiānbǐ jiā jīdàn | 10は鉛筆に卵(1と0) |
地域によっては、8を「ひょうたん」に見立てて八像葫芦(bā xiàng húlu)、9を「風船」に見立てて九像气球(jiǔ xiàng qìqiú)と歌うケースもあります。
2. 台湾版「数字歌」の代表的なフレーズ
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| 数字 | 歌詞(繁體字) | ピンイン | 日本語訳(見立て) |
|---|---|---|---|
| 1 | 一隻小鴨水上漂 | yī zhī xiǎoyā shuǐshàng piāo | 1羽のアヒル、水に浮かぶ |
| 2 | 二隻蝴蝶空中飛 | èr zhī húdié kōngzhōng fēi | 2羽のちょうちょ、空を飛ぶ |
| 3 | 三隻小猫喵喵叫 | sān zhī xiǎomāo miāomiāo jiào | 3匹の子猫、ニャーニャー鳴く |
| 4 | 四隻青蛙呱呱叫 | sì zhī qīngwā guāguā jiào | 4匹のカエル、ゲコゲコ鳴く |
| 5 | 五隻猴子盪鞦韆 | wǔ zhī hóuzi dàng qiūqiān | 5匹の猿、ブランコをこぐ |
台湾では形状の見立てだけでなく、数字の数だけ動物が登場するカウントソング形式の「兒歌」(érgē:子どもの歌)も親しまれています。学習したい表記(簡体字・繁体字)や目的に応じて歌い分けてみてください。
次の疑問台湾版の歌詞に触れて地域による表現の差が気になった方は、台湾華語の数字の数え方と発音の違いもあわせて確認してみましょう。
中国語数字1〜10の発音一覧表と四声切り替えのコツ
歌のメロディで数字の順番を頭に入れた後は、中国語本来の正しい「声調(四声)」で発音できるように調整することが重要です。歌の音程に引きずられたまま会話で使うと、相手に通じない原因になります。
中国語数字1〜10の基本発音一覧表
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| 数字 | 漢字 | ピンイン | 声調 | カタカナ読みの目安 | 発音の重要ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 一 | yī | 第一声 | イー | 高めの音を平らにまっすぐ伸ばす |
| 2 | 二 | èr | 第四声 | アール | 上から一気に鋭く落とす(舌を軽く巻く) |
| 3 | 三 | sān | 第一声 | サン | 高い音を維持し、最後は口をしっかり閉じる |
| 4 | 四 | sì | 第四声 | スー | 「ス」と「シ」の中間音を強く上から落とす |
| 5 | 五 | wǔ | 第三声 | ウー | 低く抑え込み、喉の奥から出す |
| 6 | 六 | liù | 第四声 | リウ | 「リョウ」に近く、上から下へ素早く下げる |
| 7 | 七 | qī | 第一声 | チー | 高い澄んだ音で息を強く出して伸ばす |
| 8 | 八 | bā | 第一声 | バー | 高い音を平らにキープして発音する |
| 9 | 九 | jiǔ | 第三声 | ジウ | 低く抑えてから自然に少し持ち上げる |
| 10 | 十 | shí | 第二声 | シー | 舌を軽くそらせ、下から上へ勢いよく上げる |
歌の音程から正しい声調へ移行する3段階ステップ
- メロディを抜いてリズムだけで読む:歌の音程をつけず、メトロノームや手拍子に合わせて一定の高さの棒読みで「yī, èr, sān, sì...」とテンポよく並べる練習をします。
- 声調記号を指でなぞりながら発音する:第一声は指を横に引き(ー)、第二声は右斜め上へ上げ(/)、第三声は下げて上げ(∨)、第四声は上から右下へ素早く振り下ろし(\)ながら、身体の動きと音調の高低を一致させます。
- 「四(sì)」と「十(shí)」の区別を反復する:日本人が最も混同しやすい組み合わせです。「四」は舌を巻かずに上から落とす第四声、「十」は舌先を持ち上げて下から上へ引き上げる第二声です。この2文字を「sì, shí, sì, shí」と交互に発音して耳と口を慣らしてください。
音程を抜いて手拍子などに合わせ棒読みする
記号を指でなぞり身体の動きと高低を合わせる
混同しやすい「sì」と「shí」を交互に練習
歌の音程から中国語本来の正しい声調へ移行する練習ステップです。
個々の発音をピンインとともに確認したいときは、中国語の数字1から10の発音をご覧ください。
片手で1〜10を表す中国ハンドサインと手遊び実践
中国文化圏には、片手だけで1から10までの数字を表現する伝統的なハンドサインがあります。市場での買い物や騒がしいレストランで店員を呼ぶ際など、日常会話で極めて頻繁に使われます。歌を歌いながらこの指の形を合わせることで、手遊びとして直感的に数字が記憶できます。
片手ハンドサイン(手勢)の作り方一覧
| 数字 | 指の形・ジェスチャー | 覚え方のコツ |
|---|---|---|
| 1 | 人差し指を1本立てる | 日本と同じ表現 |
| 2 | 人差し指と中指を立てる(ピースサイン) | 日本と同じ表現 |
| 3 | 親指以外の3本(人差し指・中指・薬指)を立てる | 日本と同じ表現 |
| 4 | 親指を内側に折り、残りの4本を立てる | 日本と同じ表現 |
| 5 | 5本の指をすべて大きく開く(パー) | 日本と同じ表現 |
| 6 | 親指と小指を伸ばし、中央の3本を折る | 受話器(アロハサイン)の形 |
| 7 | 親指・人差し指・中指の指先をすぼめて合わせる | お金のサインや鳥のくちばしの形 |
| 8 | 親指と人差し指をピストルのように開く | 漢数字の「八」の字の形 |
| 9 | 人差し指を折り曲げてフック(カギ型)にする | アラビア数字の「9」の形 |
| 10 | 握りこぶしを作る(グー)/人差し指を交差させる | グー(中国北部)や指クロス(十の字) |
「数字歌×ハンドサイン」手遊びの実践手順
歌のリズムに合わせて以下の流れで手を動かします。特に日本と異なる「6〜10」のスムーズな切り替えを意識してください。
- 1〜5の前半:1小節ごとに人差し指から指を1本ずつ増やしていき、5で手を大きく広げます。
- 6への切り替え:広げた手から一気に中央3本を閉じ、親指と小指を突き出して「受話器」の形にします。
- 7〜8のフォームチェンジ:7で指先をきゅっと集め、8で人差し指と親指を広げてピストルを作ります。
- 9〜10のフィニッシュ:9で人差し指をクイッと曲げ、10で力強くグーを握るか、両手の人差し指で十字架(十)を作ります。
1小節ごとに指を増やし5で大きく広げる
中央3本を閉じ親指と小指で受話器の形にする
7で指先を集め8で開いてピストルを作る
歌のリズムに合わせて片手で1から10までを表現する手順です。

指の形を写真や図で詳しく確かめたい方は、中国語の数字のハンドサインを参考にしてください。
昔のテレビで話題!『カンフー・レディ』の数え歌
「子どもの頃にテレビで聴いた、イー・アル・サンスーという中国語の数え歌が忘れられない」という方の多くが探しているのが、フジテレビ系の教育番組『ひらけ!ポンキッキ』で1980年代に放送された『カンフー・レディ』(歌:高田とも子・コスモス)です。
『カンフー・レディ』で使われる中国語フレーズ
この楽曲は、カンフーの修行をモチーフにしたコミカルでアップテンポなリズムの中に、中国語の1から10のカウントが正確に組み込まれています。
- サビのフレーズ:「一(yī)、二(èr)、三(sān)、四(sì)、五(wǔ)、六(liù)、七(qī)、八(bā)、九(jiǔ)、十(shí)!」
- 歌詞の中でテンポよくカウントアップし、後半では「十、九、八、七…」とカウントダウンするバリエーションも登場します。
なぜ日本人の耳に強く残るのか?
日本語の歌詞の合間に、本場の中国語の発音に近いリズムで「イー・アル・サン・スー」と歯切れよく入るため、中国語を学んだことがない子どもでも自然に1から10の音を口ずさめる構造になっています。大人になってから中国語学習を始める際にも、記憶の引き出しから数字の順番を呼び出す強力なきっかけとなります。
11〜100までの数え方展開と「二」と「两」の使い分け
歌で1から10を覚えたら、日常会話に必要な11以上の数字や、実用的な使い分けルールへステップアップしましょう。中国語の数字は規則性が非常に高いため、基本ルールさえ押さえれば簡単に100まで数えられます。
1. 11から99までの組み立てルール
中国語の11〜99は、日本語の数え方と全く同じ論理で組み立てます。
- 11〜19:「十(shí)」+ 1桁の数字
例:11=十一(shíyī)、15=十五(shíwǔ)、18=十八(shíbā) - 20〜90(十の位):1桁の数字 +「十(shí)」
例:20=二十(èrshí)、30=三十(sānshí)、80=八十(bāshí) - 21〜99:1桁の数字 +「十(shí)」+ 1桁の数字
例:25=二十五(èrshíwǔ)、78=七十八(qīshíbā)、99=九十九(jiǔshíjiǔ) - 100:一百(yībǎi)
2. 最重要ルール:「二(èr)」と「两(liǎng)」の使い分け
中国語で「2」を表現する単語には「二」(èr)と「两」(liǎng)の2種類があり、使い分けを間違えやすいポイントです。
| 単語 | 主な使い道 | 具体例(ピンイン・日本語訳) |
|---|---|---|
| 二(èr) | 単なる数字のカウント、序数(番目)、小数の位、1桁や十の位 | 第一、第二(dì-yī, dì-èr:1番目、2番目) 二十二(èrshí'èr:22) 二号(èr hào:2号・2日) |
| 两(liǎng) | 数量(物の個数を数える時)、量詞(個、本、杯など)の前、百や千の位 | 两个人(liǎng ge rén:2人の人) 两本书(liǎng běn shū:2冊の本) 两百 / 二百(liǎngbǎi / èrbǎi:200) |
歌で「イー、アル、サンスー」と数えるときは順序を数えているため「二(èr)」を使いますが、「リンゴを2個ください」と注文するときは量詞「个」(ge)がつくため「两个苹果」(liǎng ge píngguǒ)となります。
11〜19
- 「十」+1桁の数字
- 例:十一(11)
- 例:十五(15)
20〜90の十の位
- 1桁の数字+「十」
- 例:二十(20)
- 例:三十(30)
21〜99
- 1桁+「十」+1桁
- 例:二十五(25)
- 例:九十九(99)
日本語と同じ論理で組み立てられる11から99までの基本構造です。
順序や数量による使い分けを体系的に整理したいときは、基数・序数・概数の数え方とルールが役立ちます。
次の疑問100までの数え方を覚えたら、買い物などで役立つ中国語の大きい数字の数え方にも挑戦してみましょう。
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理解度チェック
Q1. 大陸版「数字歌」で数字の「1」は何に見立てられていますか?
- 細くて長い鉛筆
- 水に浮かぶアヒル
- 音を聞く耳
- 風になびく小さな旗
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正解: A. 細くて長い鉛筆
大陸版「数字歌」の歌詞では、「一像铅笔细又长(1は鉛筆、細くて長い)」と見立てられています。
Q2. 発音の混同を防ぐ注意点として正しい説明はどれですか?
- 「四」は第二声で、「十」は第四声である
- 「四」は舌を巻き、「十」は舌を巻かない
- 「四」は第四声で、「十」は第二声である
- 「四」と「十」はどちらも同じ第一声である
答えを見る
正解: C. 「四」は第四声で、「十」は第二声である
本文では、「四(sì)」は舌を巻かずに上から落とす第四声、「十(shí)」は舌先を持ち上げて引き上げる第二声と説明されています。
Q3. 「二(èr)」と「两(liǎng)」の使い分けで正しい文は?
- 物の個数を数えるときは「二」を使う
- 単なる数字のカウントでは「两」を使う
- 22を表現するときは「两两」と言う
- 量詞の前で数量を表すときは「两」を使う
答えを見る
正解: D. 量詞の前で数量を表すときは「两」を使う
単なるカウントや序数には「二」を使い、量詞の前で物の個数などの数量を表す際には「两」を使います。
よくある質問
- Q. 中国語の数字の歌はYouTubeで探せますか?
- YouTubeの検索窓に「中国語 数字 歌」「数字歌 儿歌」「Chinese Number Song」と入力すると、アニメーション付きの手遊び動画や童謡が多数見つかります。
- Q. 歌のメロディで覚えると発音が不自然になりませんか?
- メロディの音程が本来の四声と異なる場合があるため、歌で数字の順番を覚えた後は、メロディを外して手拍子や指の動き(四声記号)に合わせて単音で発音し直す訓練が有効です。
- Q. 中国のハンドサインの「7」と「8」が覚えにくいです。
- 「8」は指でピストルの形を作ると漢数字の「八」を逆さにした形に見えること、「7」は親指・人差し指・中指を合わせると鳥のくちばしやお札を数える形に見えることを意識すると定着します。
- Q. 「200」は「二百」と「两百」のどちらが正しいですか?
- 「200」は「二百(èrbǎi)」と「两百(liǎngbǎi)」のどちらを用いても通じます。ただし「20」は必ず「二十(èrshí)」となり、「两十」とは言えない点に注意してください。
- Q. 中国語で「0」は何と歌い、どう発音しますか?
- 「0」は漢字で「零」、ピンインは「líng(第二声)」です。下から上へ引き上げるように発音し、電話番号や101(yībǎi líng yī)などを読む際によく登場します。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部