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「人それぞれ」は韓国語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「人それぞれ」は韓国語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

韓国語で「人それぞれ」と伝えたいとき、最も無難でよく使われる表現は「사람마다 달라요」です。

日本語の「人それぞれ」に1対1で直訳できる単語は存在せず、「人によって違う」「各自異なる」のように状況に合わせて言い換える必要があります。友達同士の雑談からビジネスの場まで、相手との関係性や文脈に合わせた自然な使い分けを身につけましょう。

「人それぞれ」の韓国語の言い方(8通り)

  1. 01사람마다 다르지.

    saram-mada dareuji.

    カジュアル|友人との会話

    友人や年下の相手に使う気さくなタメ口(パンマル)表現です。「그건 사람마다 다르지(それは人それぞれだよ)」のように、意見が分かれたときの軽い相づちとして日常会話で頻繁に使われます。

  2. 02사람마다 달라요.

    saram-mada dallayo.

    ふつう|普段の会話

    日常会話で最も汎用性が高い標準的な表現です。丁寧なヘヨ体なので、初対面の人や年上の相手にも失礼なく使えます。「맞아요, 사람마다 달라요(そうですね、人それぞれです)」と返すと自然です。

  3. 03사람마다 다른 법이에요.

    saram-mada dareun beobieyo.

    丁寧|意見を述べる

    「〜するものだ(道理である)」を意味する「-는 법이다」を用いた落ち着いた表現です。人生観や一般的な心理を語る場面で、「人によって違って当たり前ですよ」という含みを持たせて意見を述べる際に適しています。

  4. 04사람마다 생각이 다릅니다.

    saram-mada saenggagi dareumnida.

    丁寧|職場で説明

    職場や会議などのフォーマルな場で重宝する表現です。「考え」を意味する「생각」を補うことで、感情的にならず客観的に意見の不一致や多様性を説明する丁寧なニュアンスになります。

  5. 05각자 다르죠.

    gakja dareujyo.

    ふつう|同僚との会話

    「各自」を意味する漢字語「각자」を用いた表現です。親しい同僚やグループ内で「それぞれ違うよね」「各人バラバラだね」と共感し合う場面で、語尾の「-죠」と合わせて軽やかに使われます。

  6. 06사람은 각자 다르니까요.

    sarameun gakja dareunikkayo.

    丁寧|理由を添える

    「〜ですから」という理由を添える表現です。相手と意見が食い違った際やフォローを入れる場面で、「人はみんな違いますからね」と場を和ませながら丁寧に納得を促すときに役立ちます。

  7. 07취향은 사람마다 다르죠.

    chwihyangeun saram-mada dareujyo.

    ふつう|好みの話

    食べ物やファッション、趣味などの好みを話す場面にぴったりの表現です。冒頭に「취향(趣向・好み)」を置くことで、何が人それぞれなのかを明確にし、共感や納得をスムーズに引き出せます。

  8. 08사람마다 제각각이에요.

    saram-mada jegakgagieyo.

    ふつう|違いを強調

    「めいめい・まちまち」を意味する副詞「제각각」を使い、ばらつきや個々の違いを強調した言い方です。意見や行動が一人ひとり大きく異なっている様子を生き生きと描写できます。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
親しい友人との会話사람마다 다르지.語尾を下げて共感を示すタメ口表現
日常の標準的な会話사람마다 달라요.誰に対しても使える最も万能なフレーズ
落ち着いて意見を述べる사람마다 다른 법이에요.「違って当たり前」という含みを持たせる
職場の会議や報告사람마다 생각이 다릅니다.客観的で角を立てないビジネス向け表現
同僚との雑談각자 다르죠.「各自」を用いてテンポよく同調する
好みの違いを話す취향은 사람마다 다르죠.食べ物や趣味の話題で定番のフレーズ
違いの大きさを強調する사람마다 제각각이에요.「まちまち・バラバラ」を強調したいとき

日本語では名詞のように「人それぞれだ」と一括りにできますが、韓国語では「何がどう違うのか」を動詞「다르다(違う)」を中心に組み立てるのが自然です。相手との距離感や話題の対象に応じて適切な形を選びましょう。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「人それぞれ」を漢字のまま「사람각자」や「인각각」のように直訳しても、不自然な韓国語になり意図が伝わりません。

言われたときの返事

「それぞれ」を表す韓国語6つの違いと使い分け

韓国語で「それぞれ」を意味する代表的な基本単語は각각(カッカッ・各々・それぞれ)です。ただし、韓国語には文脈や対象によって使い分ける類義語が複数存在します。人に対してのみ使うのか、物や抽象概念にも使えるのか、あるいは「別々に」「ばらばらに」というニュアンスを含むのかによって適切な単語を選び分ける必要があります。

表現読みニュアンス使う場面
각각カッカッ各々・個別の対象(最も標準的)人・物・事すべてに使える基本表現
각자カクッチャ各自(一人ひとりの人間)人の行動や役割分担を指定する場面
제각각チェガッカッまちまち・バラバラ意見や状態が揃わず不揃いな様子
저마다チョマダめいめい・各自の個性人や物の個性、情緒的な文章・会話
각기カッキそれぞれ・各々(副詞的)「それぞれ異なる」と動詞・形容詞を修飾する場面
따로따로タロタロ別々に・離れて空間的・物理的に分ける場面や会計

人にしか使えない単語として最も注意が必要なのが각자(カクッチャ・各自)です。漢字語の「各自」に由来するため、対象は必ず人間となります。机やリンゴなどの物に対して각자(カクッチャ・各自)を使うことはできません。物や事柄を指して「それぞれの価格」「それぞれの特徴」と言いたい場合は、万能に使える각각(カッカッ・各々・それぞれ)を選びます。

一方、제각각(チェガッカッ・まちまち・それぞれ)は「統一感がなくバラバラであること」を強調する表現です。単に個別の存在を指すだけでなく、「みんな言うことが違う」「好みが揃わない」といった差異を際立たせたいときに好まれます。固有語の저마다(チョマダ・めいめい・それぞれ)は代名詞「저(自分/その)」に助詞「마다(〜ごと)」が付いた語で、「誰もが胸に秘めた想い」や「花々が放つそれぞれの美しさ」のように、個性や心情を温かく表現する際に適しています。

韓国語「それぞれ」の発音変化と「〜の」の文法ルール

각각(カッカッ・各々・それぞれ)や각자(カクッチャ・各自)を発音する際は、パッチムによる「濃音化」に注意が必要です。カタカナ通りの発音ではネイティブに通じにくくなるため、音の変化の規則をしっかり押さえておきましょう。

パッチムによる濃音化の発音ルール

각각(カッカッ・各々・それぞれ)は、1文字目の終声パッチム「ㄱ(k)」の影響を受けて、後ろに続く「각」の初声「ㄱ」が濃音化し、実際には[각깍](カッカッ)と詰まるように発音されます。息を吐き出さず、喉を詰まらせて強く「カッ」と発音するのがコツです。

同様に각자(カクッチャ・各自)も、パッチム「ㄱ」の直後にある平音「ㅈ」が濃音の「ㅉ」に変化するため、実際の発音記号は[각짜](カクッチャ)となります。「カクジャ」と濁って発音すると不自然に聞こえてしまうため、後ろの音を強く「チャ」と発音します。

「それぞれの〜」と名詞を修飾する作り方

「それぞれの道」「各自の席」のように後ろの名詞を修飾する場合は、助詞の의(エ・〜の)を組み合わせます。각각의(カッカゲ・それぞれの〜)や각자의(カクッチャエ・各自の〜)という形が基本です。日常会話では助詞を省略して각각 자리のように言うこともありますが、文章や改まった会話では助詞を補うことで自然な連体修飾になります。ただし각기(カッキ・それぞれ)は主に副詞として用いられるため、後ろに助詞「의」を付けて名詞を直接修飾する使い方は基本的に避けます。

それぞれ韓国語で伝える場面別会話例と定番フレーズ

日常生活や旅行、仕事の場面ですぐに使える「それぞれ」の実践的な会話例です。文脈に応じてどの単語を選ぶべきか、会話の流れの中で確認してみましょう。

会話例1:旅行先での食事や会計の場面

A: 계산은 어떻게 할까요?
(お会計はどうしましょうか?)
B: 오늘은 각자 냅시다. 따로따로 계산해 주세요.
(今日は各自で払いましょう。別々に会計してください。)
A: 좋아요. 각자 먹은 것만 계산하면 되겠네요.
(いいですね。各自が食べたものだけ計算すればいいですね。)

会話例2:意見や個性の違いを語り合う場面

A: 이번 프로젝트에 대해 팀원들 생각이 다 달라요.
(今回のプロジェクトについてチーム員たちの考えがみんな違います。)
B: 사람마다 보는 관점이 제각각이니까요.
(人によって見る視点がまちまちですからね。)
A: 맞아요. 저마다 개성이 있어서 좋은 아이디어가 나올 것 같아요.
(そうですね。それぞれに個性があって良いアイデアが出そうですね。)
B: 그럼 각각의 장점을 살려서 정리해 봅시다.
(では、それぞれの長所を活かしてまとめてみましょう。)

覚えておきたい定番の定型フレーズ

単語力を測る

よくある質問

Q. 「人それぞれ」の直訳単語はありますか?
名詞として1対1で対応する単語はありません。韓国語では「사람마다 다르다(人ごとに違う)」のように、「人(사람)」に助詞「마다(〜ごと)」と形容詞「다르다(違う)」を組み合わせて表現するのが一般的です。
Q. 「十人十色」に当たる韓国語は?
四字熟語の「십인십색(十人十色)」がそのまま通じます。会話では「사람마다 달라요」の方が自然ですが、文章やことわざ的な言い回しとして個性の豊かさを表す際にはよく使われます。
Q. 「사람마다 틀려요」は間違いですか?
日常会話で耳にすることもありますが、文法的には誤用です。「틀리다」は「誤っている」という意味なので、違いや個性を尊重する文脈では「사람마다 달라요」と正しく言うのが適切です。
Q. 「각각」と「각자」の違いは何ですか?
「각각(カッカッ)」は人・物・事柄のすべてに使える万能な表現で、「各々・個々」を意味します。一方、「각자(カクッチャ)」は漢字の「各自」の通り、人に対してのみ使う表現です。「それぞれの本」と言いたい場合に「각자의 책」とは言えず、「각각의 책」と表現します。
Q. 「別々に(割り勘)」と言いたいときはどれを使いますか?
物理的・空間的に分けることを表す「따로따로(タロタロ)」や、人の負担を分ける「각자(カクッチャ)」を使います。会計を別々にしたいときは「따로따로 계산해 주세요(別々に計算してください)」や「각자 냅시다(各自で払いましょう)」と言うのが自然です。
Q. 「제각각」と「저마다」のニュアンスの違いは?
「제각각(チェガッカッ)」は統一感がなく「まちまち・バラバラ」である差異を客観的または強調して述べる際に使います。対して「저마다(チョマダ)」は固有語由来の柔らかい語感があり、「めいめいが持つ良さ・想い」のように個性や情緒を肯定的に表現する場面でよく用いられます。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部

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