管理
「管理」の英語
「管理」は英語で management と言います。会社や仕事全体の管理には management、事務的な業務の管理には administration が一般的です。監督や責任ある保護には oversight や stewardship を使います。
「管理」の英語の使い分け
会社・仕事・資源などを目標に向けて管理する一般的な語です。
事務や制度の運用など、組織的な管理に使うやや硬い語です。
全体を監督する管理を表しますが、文脈により見落としも意味します。
環境や財産などを責任を持って守り、長期的に管理する語です。

ゲームで覚える・約 1 分
management をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル
例文
コアイメージ
資源や時間を配り、目標を達成するために活動を調整すること
関連語
使い方
類義語との違い
management:
会社・組織の経営や運営全般を指す
business:
商売や事業を指し、経営より実務や市場に関係する
administration:
組織の運営や管理、事務処理を行うこと
leadership:
人を導く力や指導、方針決定の側面
英英
The act or process of directing a company or organization, involving planning, controlling, and allocating resources to achieve goals.
語源
managementは、動詞manage「扱う」に名詞化の接尾語-mentがついて「扱うこと・取り仕切ること」を表し、そこから企業などの「経営」の意味になった。
コラム
- managementは集合名詞として経営陣を表すことがあり、the managementで会社の意思決定層や上層部を指す用法がよく見られる
例文
コアイメージ
全体を上から見て管理する視点がありつつ、細部が目に入らず見落とす感覚
関連語
使い方
類義語との違い
oversight:
見落とし、注意不足や不注意で気づかないこと
mistake:
うっかりや判断ミスによる誤り
error:
誤り、形式的・技術的文脈でも使われる表現
英英
An inadvertent omission or failure to notice something, or the act of overseeing or supervising.
語源
oversightは、over(上)+sight(見る)から来て、本来は上から見て管理する意味。そこから注意不足で何かを見落とすこと=見落としという意味も生まれた
コラム
- メールや案内文に現れるoversightは文脈により『見落とし』と『監督・管理』のいずれかの意味となるため、訳を文意に合わせる
例文
コアイメージ
業務や資源を組織的に配分・運営して維持する行為や仕組みを指し、管理を表す
英英
The act or process of organizing, directing, and controlling resources, tasks, or institutions to ensure proper operation and achieve defined objectives; management and operational oversight.
語源
administrationは、ラテン語administratio(administrare=ad-「〜へ」とministrare=「仕える」)に由来し、奉仕や補助の意が発展して運営・管理を表す語になった
コラム
- administrationは管理の意味で幅広く使われる一方、文脈によっては政権を指す用法や医療で投与を意味する用法があるため、対象や文脈で意味が変わる
例文
コアイメージ
資源や財産を責任を持って管理・保護する行為
英英
The responsible care, management, and protection of something, especially property or natural resources.
語源
stewardshipは、steward(中英語で屋敷や財産を管理する者)と職務や状態を示す接尾辞 -ship が結びついて生まれ、責任を持って管理・保護する意味になった。
コラム
- stewardshipは単なる管理より責任ある保護や維持を強調し、博物館や環境保全での長期的な世話を表す語として使われる
「管理」のレベル別の例文
「管理」を英語にするときのよくある間違い
「管理」の英語managementの略記はmgmt.
「管理」の英語である management を短く略して表記するときは、mgmt. や mgt. を用います。
実務の英語では、母音を省略した mgmt. が最も一般的です。本来は省略を表すピリオドを添えて mgmt. と書きますが、ビジネスチャットや資料のフォルダ名などではピリオドを省いた mgmt や、大文字の MGMT も日常的に使われます。
- upper mgmt.(上層部・経営陣)
- project mgmt.(プロジェクト管理)
- risk mgmt. plan(リスク管理計画)
- She is in charge of asset mgmt.(彼女は資産管理を担当している。)
なお、システムの管理画面や総務・庶務などの事務管理を表す場合は、administration や administrator の略称である admin が広く用いられます。
「管理する」の英語動詞の使い分けと注意点
「管理する」を英語の動詞で表現するときは、対象や目的に応じて manage、control、administer を使い分けます。
| 英単語 | 中心となるニュアンス | よく使われる対象・例文 |
|---|---|---|
| manage | 運営・統括・やりくりする | 業務全般・人・時間 She manages the project team.(彼女はプロジェクトチームを管理している。) |
| control | 制御・抑制・統制する | 機械・感情・品質 control the temperature(温度を管理・制御する) |
| administer | 事務手続きや制度を運用する | 公的制度・試験・契約 administer the scholarship fund(奨学金基金を管理・運用する) |
特に注意が必要なのが control の使い方です。英語の control は強い力で抑え込む支配的な響きを持つため、部下やチームメンバーに対して I control my staff. と表現すると、「部下を束縛・支配している」という失礼な印象を与えます。人を適切に指導・管理する場合は manage を使うか、現場での監督を表す supervise、全体を俯瞰して統括する oversee を選びましょう。