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共通テスト韓国語対策と高得点を狙う勉強法

共通テスト韓国語対策と高得点を狙う勉強法

大学入学共通テストの韓国語は、80分・200点満点・マーク式(大問4題・43マーク)で実施され、リスニング試験が課されない筆記のみの試験です。

ハングル能力検定準2級〜3級、TOPIK3級〜4級の実力があれば8割以上の得点を安定して狙えます。英語に比べて問題文の語彙制限が明確でリスニングの失点リスクがない一方、出題傾向を捉えた音韻変化や変格活用の基礎知識、そして個別学力検査の要件確認が成否を分けます。

共通テスト韓国語の試験概要と配点構成

共通テストの外国語科目において、韓国語は筆記試験のみで実施されます。英語のようにリーディングとリスニングに分かれておらず、80分間で合計43問のマークを解答する形式です。満点は200点であり、大問は全4題で構成されています。

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大問主な出題内容配点マーク数
第1問発音・音韻変化・語彙・文法(変格活用など)60点15問
第2問対話文・日常場面のやり取り・空欄補充48点10問
第3問案内文・図表・メール・掲示の読み取り40点8問
第4問説明文・随筆などの長文総合読解52点10問

第1問で基礎知識が60点分問われるため、知識問題での取りこぼしを防ぐことが全体の得点率に直結します。後半の第3問・第4問は計92点を占め、図表の照合や長文の内容把握に関する事務処理能力が試されます。

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英語受験との比較と科目変更の判断基準

共通テストの外国語選択者全体のうち、英語受験者が約99.8%を占めており、韓国語受験者はごく少数です。しかし、問題の特性と配点構造を比較すると、学習状況によっては韓国語選択が有利に働く場合があります。

比較項目英語(リーディング+リスニング)韓国語
試験時間80分+60分(計140分)80分(1回のみ)
リスニング試験あり(配点100点分)なし(筆記のみ200点)
文法・発音の単独出題なし(読解・聴解のみ)あり(第1問で60点分)
平均点傾向年度ごとの難化・易化の波が大きい例年、英語より高めの水準で推移

韓国語への変更を検討する際の判断基準は以下の通りです。

ゼロからの学習開始であっても、1日2〜3時間の学習時間を1年間確保できれば8割到達は十分可能ですが、2次試験との兼ね合いを慎重に見極める必要があります。

科目変更の適性判断基準

変更が適している受験生

  • 日常会話レベルの韓国語知識がある
  • ハン検3級やTOPIK3級以上を保持
  • 英語リスニングで大幅に失点する

変更を避けるべき受験生

  • 2次試験で英語の筆記試験が必須
  • 残り半年未満でハングルの読み書き不可

現在の韓国語力と2次試験の要件から科目変更の可否を判断できます。

次の疑問科目変更を検討するにあたって全体像を把握したい方は、共通テスト韓国語の難易度と対策で試験の基準や要点を確認できます。

難易度と公的検定試験のレベル換算

共通テスト韓国語の難易度は、ハングル能力検定試験(ハン検)準2級〜3級、韓国語能力試験(TOPIK)3級〜4級(中級レベル)に相当します。設問ごとの要求水準を公的検定と比較すると下表のようになります。

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共通テスト目標得点ハングル能力検定の目安TOPIKの目安求められる実力水準
7割(140点)3級合格レベル2級高得点〜3級基本文法と日常単語を網羅し、短文読解ができる
8割(160点)3級上位〜準2級基礎3級合格レベル音韻変化と不規則活用を即答でき、長文を時間内に読める
9割(180点以上)準2級合格レベル4級合格レベル慣用句・ことわざ・接続表現を正確に把握し、速読できる

検定試験と異なり、共通テストは「日本語の入試問題」としての形式に沿って作問されます。問題文の指示文自体は日本語で書かれているため、韓国語特有の表現を文脈に合わせて素早く日本語の意味へ置き換える処理能力が求められます。

大問1対策:頻出の音韻変化と変格活用

第1問(60点分)は、発音の規則(音韻変化)、語彙、変格活用(不規則用言)が集中して問われる分野です。ここでの失点を最小限に抑えることが高得点への前提条件となります。

1. 発音規則(音韻変化)の頻出4パターン

発音問題では、表記通りの発音ではなく実際の音声(発音記号通りの音)を問う設問が毎年出題されます。

2. 変格活用(不規則用言)の識別

語幹の末尾が母音の語尾に接続する際、不規則に形が変わる単語の語幹と活用の組み合わせを正確に把握しておく必要があります。

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変格の種類代表的な動詞・形容詞活用例(-아요/-어요 接続時)注意点
ㄷ変格듣다(トゥッタ・聞く)들어요(トゥロヨ・聞きます)받다(パッタ・受ける)は規則活用[받아요]
ㅂ変格돕다(トプタ・助ける)도와요(トワヨ・助けます)입다(イプタ・着る)は規則活用[입어요]
ㅅ変格짓다(チッタ・建てる・作る)지어요(チオヨ・作ります)벗다(ポッタ・脱ぐ)は規則活用[벗어요]
르変格모르다(モルダ・知らない)몰라요(モルラヨ・知りません)ㄹがパッチムと初声に重なる
ㅎ変格그렇다(クロタ・そうだ)그래요(クレヨ・そうです)主に形容詞に見られる変化
頻出の音韻変化4パターン
🔄連音化

パッチム+母音で次の初声へ移行(한국어→한구거)

⚡濃音化

閉鎖音パッチム+平音で濃音化(학교→학꾜、식당→식땅)

👃鼻音化

閉鎖音パッチム+ㄴ/ㅁでㅇ/ㄴ/ㅁ化(국물→궁물)

💥激音化

ㅎと平音(ㄱ/ㄷ/ㅂ/ㅈ)が隣り合い激音化(좋다→조타)

第1問で毎年問われる発音規則の要点と代表例です。

共通テスト韓国語の難易度と対策法のイメージ

発音問題の基礎となる発音規則の整理には、連音化と必須の音変化ルールの解説が役立ちます。

大問2〜4対策:対話文と長文・図表読解

第2問から第4問(計140点分)では、文脈把握と情報検索能力が試されます。試験時間内にすべて解き切るための着眼点を解説します。

第2問:対話文と慣用表現(48点)

日常会話の空欄補充や、会話の流れに合致する発言を選ぶ問題です。上下関係に応じた敬語表現の使い分けと、頻出の慣用句が狙われます。

第3問・第4問:図表照合と長文総合読解(92点)

第3問は案内板、広告チラシ、スケジュール表、メール文を素材とした複数資料の照合問題です。第4問はエッセイや社会的なテーマを扱った長文読解です。

読解・照合問題の解法ポイント
🗣️敬語・定型句の把握

尊敬形や終結語尾の使い分け、場面特有の挨拶句を整理する

🈩漢字語の推測

語彙の6割以上を占める漢字語の音読み対応則を活用する

🔍設問の先読み

図表問題は日時や条件などのキーワードを確認して走査読みする

✏️接続詞の印付け

그러나や따라서など論理展開を示す表現に印を付け要旨を追う

第2問から第4問を時間内に解き切るための4つの着眼点です。

試験時間80分の配分と過去問演習法

共通テスト韓国語は80分間で43問をマークする必要があります。長文読解で見直しの時間を確保するための推奨時間配分は以下の通りです。

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大問目標解答時間1問あたりの目安戦略ポイント
第1問(知識)15分約1分迷う問題は印を付けて後回しにし、即答を重ねる
第2問(対話文)15分約1.5分文脈の前後関係と話者の立場を素早く把握する
第3問(図表・短文)18分約2分設問先読みで必要な情報のみを精密に拾い出す
第4問(長文総合)25分約2.5分段落ごとの要旨を掴み、指示語と接続表現を追う
見直し・予備7分—マークのズレ確認と保留にした知識問題の再考

過去問の入手方法と取り組み方

共通テスト韓国語専用の大型参考書は出版数が限られているため、過去問の演習が最も有効な教材となります。

開始レベル別月別学習ロードマップと代用教材

専用の受験参考書が少ない共通テスト韓国語では、ハングル検定およびTOPIKの市販教材を組み合わせて代用します。学習開始時の実力に応じた対策ルートは以下の通りです。

1. 開始レベル別の進度スケジュール

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開始時のレベル春〜夏(4月〜8月)秋(9月〜11月)直前期(12月〜本番)
ゼロ初学者文字・発音規則の習得、初級文法の完成ハングル検定3級単語の暗記、短文・対話文演習共通テスト過去問演習、80分時間配分の固定
初級者(文字既習)初中級文法・語彙の総復習、変格活用整理TOPIK3級読解問題演習、漢字語の語彙力強化共通テスト・センター過去問演習、弱点補強
中級者(TOPIK3級〜)共通テスト過去問分析、出題傾向の把握満点を狙う語彙・慣用句暗記、図表読解の高速化追試を含む過去問演習、マーク模試形式の反復

2. 代用教材の選び方

次の疑問参考書以外の教材も併用して語彙や読解を補いたいときは、韓国語学習サイトおすすめ一覧を活用した自習も役立ちます。

志望大学の出願要件と2次試験の注意点

韓国語での共通テスト受験を決定する前に、必ず志望校の「入学者選抜要項(募集要項)」を確認してください。制度上の落とし穴が存在します。

1. 外国語科目の選択可否の確認

国公立大学・私立大学の多くで共通テストの外国語科目として「ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語」の選択が認められていますが、一部の大学・学部では「英語必須(英語を指定)」としている場合があります。出願資格を満たせなくなる事態を防ぐため、募集要項の外国語選択欄を精査してください。

2. 個別学力検査(2次試験)との不一致問題

共通テストで韓国語を選択できても、2次試験の個別学力検査において英語が必須課目となっている国公立大学が多数を占めます。この場合、共通テストは韓国語で受験しつつ、2次試験対策として記述英語の学習を並行しなければなりません。

科目を切り離して対策する負担が生じるため、2次試験に外国語がない大学、または2次試験でも他言語選択や小論文のみで受験できる大学を志望する場合に韓国語受験のメリットが最大化されます。

出願前の確認チェックリスト

韓国語受験を決める前に募集要項で確認すべき必須項目です。

韓国語で受験可能な大学の傾向や出願条件は、共通テスト韓国語の難易度と利用できる大学で詳しく確認できます。

検定スコアを入試で活用したい場合は、大学受験で韓国語検定・TOPIKは使える?を参考にしてください。

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韓国語の疑問をすべて見る

理解度チェック

Q1. 共通テストの韓国語の試験形式について正しいものはどれ?

  1. リスニングと筆記が各80分で実施される
  2. 大問は全4題で、筆記試験のみ80分である
  3. マーク数は全50問で、満点は100点である
  4. 文法や発音の単独問題は一切出題されない
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正解: B. 大問は全4題で、筆記試験のみ80分である
共通テスト韓国語はリスニングがなく筆記のみ80分で実施され、満点200点、全4題・43問マークの形式です。

Q2. 次のうち、規則的に活用する(変格活用ではない)単語はどれ?

  1. 듣다(聞く)
  2. 돕다(助ける)
  3. 받다(受ける)
  4. 모르다(知らない)
答えを見る

正解: C. 받다(受ける)
本文の変格活用の表において、「받다(受ける)」は規則活用(받아요)になると説明されています。

Q3. 共通テスト韓国語を選択する際の注意点として正しいものは?

  1. 2次試験で英語が必須でも切り替え負担はない
  2. 指示文も韓国語なので日本語は一切使われない
  3. 大問3の図表は設問を読まずに本文を精読する
  4. 一部の大学や学部では英語必須の場合がある
答えを見る

正解: D. 一部の大学や学部では英語必須の場合がある
一部の大学・学部では共通テストの外国語を「英語必須」と指定している場合があるため、募集要項の確認が必要です。

よくある質問

Q. 共通テスト韓国語にリスニングはありますか?
リスニング試験はありません。英語と異なり筆記試験のみの実施で、試験時間は80分、配点は200点満点です。
Q. 専用の赤本や参考書がなくても独学可能ですか?
十分可能です。ハングル検定3級〜準2級の教材やTOPIKの過去問を代用し、大学入試センター公式サイトの過去問を印刷して演習することで対策できます。
Q. ハングルが全く読めない状態から間に合いますか?
1年間かけて毎日2時間程度の学習時間を確保できれば間に合います。ただし半年未満の場合、2次試験対策との両立が困難になるため慎重な判断が必要です。
Q. 高校で韓国語の授業がなくても出願できますか?
出願可能です。学校での履修有無にかかわらず、共通テストの出願手続き時に外国語科目で韓国語を選択すれば誰でも受験できます。
Q. 国公立大学の2次試験でも韓国語を使えますか?
ごく一部の外国語学部等を除き、多くの国公立大学の2次試験は英語のみ指定されています。2次試験で英語が課されるか必ず募集要項を確認してください。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部