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共通テスト韓国語問題の難易度と過去問対策・大学利用基準

共通テスト韓国語問題の難易度と過去問対策・大学利用基準

大学入学共通テストの韓国語は、筆記試験のみの80分・200点満点で実施され、英語のようなリスニング試験は課されません。試験問題や正解・配点は入試実施機関の公式ウェブサイトで公開されており、難易度はTOPIK(韓国語能力試験)中級から高級、ハングル検定準2級前後に相当します。

国公立大学や私立大学でも外国語科目として利用できる大学がありますが、二次試験での英語必須要件や出願資格の事前確認が不可欠です。

大学共通テスト韓国語の基本概要と時間配分

大学入学共通テストにおける韓国語は、外国語科目の別冊問題として用意されている選択科目の一つです。多くの受験生が選択する英語とは試験形式や解答条件が大きく異なります。受験を検討する段階で、まず試験の基本的な仕組みを把握しておく必要があります。

試験時間・配点・出題形態の一覧

共通テストの韓国語は、リーディング(筆記)のみで合否判定の基礎点が測定されます。全問マークシート方式であり、記述問題はありません。

項目共通テスト韓国語共通テスト英語(参考)
試験時間80分リーディング80分 / リスニング60分
満点200点満点(筆記のみ)リーディング100点 / リスニング100点(計200点)
リスニング試験なしあり
問題冊子の形態別冊問題(事前申請が必要)本冊子
問題構成大問6題前後(マーク式)リーディング8大問(令和7年度から) / リスニング6大問(マーク式)

韓国語を選択する場合、共通テストの出願時に「別冊問題『韓国語』」の受験を希望する旨を登録しなければなりません。当日その場で英語から韓国語へ変更することは認められないため、出願手続きの段階で確定させる必要があります。

共通テスト韓国語リスニングがないことの利点と注意点

共通テストの外国語において、英語には配点100点のリスニング試験が課されますが、韓国語にはリスニング試験が一切ありません。これは音声聞き取りに不安がある受験生にとって大きな利点となります。対策時間をすべて読解・文法・語彙の学習に集中させることができるためです。

しかし、リスニングがないということは、200点満点のすべてが80分間の筆記試験だけで決まることを意味します。発音規則の正確な理解、文法知識、長文を素早く正確に読み解く読解スピードが要求され、筆記分野に対する要求水準は決して低くありません。

音声試験がないからといって、準備なしに高得点が取れる仕組みではない点を認識しておく必要があります。

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共通テスト2023韓国語など過去問の入手方法

共通テスト韓国語の対策を進める上で、最大の課題となるのが教材の確保です。一般的な英語のように大手出版社から多数の実戦問題集が刊行されているわけではないため、公式に公表されている過去問の収集が学習の起点となります。

入試実施機関の公式ウェブサイトからの入手

大学入学共通テストの問題、正解、配点は、毎年の本試験終了後に入試実施元の公式ウェブサイト上でPDF形式により公表されています。共通テスト2023韓国語(本試験・追試験)を含め、近年の本試験問題と正解は誰でも自由に閲覧・ダウンロードして印刷することが可能です。

過去問を入手する際は、以下の点を確認しながら収集してください。

旧センター試験の過去問も活用可能

共通テストに移行してからの年数だけでは問題数が不足しがちです。共通テストの韓国語は、旧大学入試センター試験時代の出題傾向を色濃く引き継いでいます。

そのため、旧センター試験の過去問(過去10〜15年分程度)も有効な練習材料になります。古書店や学校の進路指導室に所蔵されている過去問題集を探すか、公的機関のアーカイブ資料を照会して過去問のストックを確保することが推奨されます。

過去問入手の確認項目

公式サイト等から過去問を収集する際に揃えるべき3つの資料です。

次の疑問入手した過去問の出題傾向を詳しく把握したいときは、共通テスト韓国語の傾向と対策で近年の特徴を確認しておくと安心です。

共通テスト韓国語問題の難易度と検定比較

共通テスト韓国語の難易度は、一般的な語学検定試験と比較してどの程度の水準にあるのでしょうか。目安となる換算基準を把握しておくと、現在の自分の語学力で挑戦できるかどうかを客観的に判断できます。

各種韓国語検定との難易度比較

共通テスト韓国語の出題水準は、語彙・文法の範囲においてTOPIK(韓国語能力試験)中級(3〜4級)から高級(5級)レベル、ハングル能力検定試験(ハン検)では準2級から2級程度に相当します。

試験名称相当するレベル・級共通テスト韓国語との関係性
TOPIK(韓国語能力試験)3級〜4級(中級)基礎的な文法・読解が共通テストの目標点(7〜8割)に直結
TOPIK(韓国語能力試験)5級〜6級(高級)9割以上の安定した高得点を目指すための語彙力・速読力
ハングル能力検定試験準2級発音変化規則・連音化・慣用表現の知識がそのまま活きる水準
ハングル能力検定試験2級語語整序や細かい助詞・語尾の使い分けで満点を狙える水準

日常会話ができる程度の初級学習者(TOPIK 1〜2級、ハン検4〜3級)が気軽に取り組んで太刀打ちできる試験ではありません。特に大問1の発音問題や大問2の文法問題では、感覚ではなく文法規則・音変化規則を体系的に理解しているかどうかが厳しく問われます。

求められる語彙力と文法力の深さ

共通テスト韓国語で高得点を確保するには、約3,000〜4,000語程度の語彙力が必要です。単に単語を知っているだけでなく、慣用句、ことわざ、連語(コロケーション)の知識も含まれます。また、ニュース記事や論説文、随筆を80分以内に読み切るための速読力が必須となります。

共通テスト韓国語国立大学・私立大学の利用条件

共通テストで韓国語を選択するにあたり、最も注意を払わなければならないのが志望大学での利用可否です。すべての大学・学部で韓国語の利用が無条件に認められているわけではありません。

国公立大学における外国語選択のルール

共通テストを課す国立大学・公立大学の多くでは、大学入学共通テストの外国語科目として「英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語」の5科目から1科目選択を認めています。したがって、共通テストの一次段階では韓国語を利用できる大学が多数存在します。

しかし、決定的な落とし穴となるのが「個別学力検査(二次試験)」の存在です。

私立大学における共通テスト利用入試

私立大学の「共通テスト利用入試(単独方式・併用方式)」においても、大学や学部によって対応が分かれます。

出願パターン韓国語の利用可否注意点と確認事項
共通テスト利用方式(外国語選択可)利用可能要項に「英語以外の外国語も可」と明記されているか確認
共通テスト利用方式(英語必須指定)利用不可募集要項に「外国語は英語に限る」と記載されている学部
一般選抜(大学独自問題)原則英語のみ一部の外国語学部等を除き独自試験は英語で実施される

志望校の過年度および最新の「学生募集要項(入試要項)」を必ず取り寄せ、「大学入学共通テスト利用教科・科目」の欄を確認してください。「外国語:『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目選択」と記載されているか、あるいは「英語必須(リスニングを含む)」となっているかを一字一句確認することが求められます。

大学入学共通テスト韓国語の対策のイメージ

英語から韓国語への変更判断基準と時期

「英語が苦手だから韓国語で受験したい」と考える受験生は少なくありません。しかし、安易な科目変更は志望校選択の幅を狭めたり、学習負担を増やしたりする危険を伴います。客観的なチェックリストをもとに判断してください。

選択可否を判断するチェックリスト

以下の条件をどの程度満たしているかを確認してください。

  1. 志望校の要件:第1志望から滑り止め校まで、出願予定のすべての大学・学部で共通テスト韓国語が利用可能であり、二次試験で英語を課されない(または英語の対策が十分できている)。
  2. 現在の韓国語力:すでにTOPIK 3級以上、またはハングル検定準2級程度以上の基礎学力があり、ハングルの読み書きや基本文法に迷いがない。
  3. 学習時期と残り時間:高校2年生の段階、または高校3年生の春の段階である。高校3年生の秋以降にゼロから始めて間に合わせることは極めて困難です。
  4. 独学環境の確保:高校の授業で韓国語が開講されていない場合、市販教材や過去問を使って自力で計画的に学習を進める自律性がある。

有利になるケースとリスクの比較

すでに母語レベルの運用能力がある学習者や、長期留学経験者、幼少期から韓国語に親しんできた学習者にとっては、共通テスト韓国語は200点満点に近い得点を短期間の対策で狙える大きな得点源になります。

一方で、英語を完全に捨ててしまうと、私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験で出願できる選択肢が狭まります。「共通テストは韓国語で満点を狙い、私立一般や二次試験に向けて英語の学習も継続する」のか、「外国語が韓国語だけで完結する大学・学部のみに絞り込む」のか、受験戦略を明確に定めなければなりません。

科目変更の判断チェックリスト

韓国語選択へ切り替える前に確認すべき4つの前提条件です。

共通テスト韓国語問題の大問別構成と解法

共通テスト韓国語は例年大問6題前後で構成されています。それぞれの設問形式には明確な出題意図があり、大問ごとの攻略法を把握しておくことが得点力向上に直結します。

大問1:発音・音変化規則

ハングルの母音・子音の発音、終声(パッチム)の発音規則、連音化、激音化、濃音化、鼻音化、流音化、口蓋音化などの音変化規則が問われます。

例えば、表記と実際の発音が一致するかどうかを問う問題が頻出します。

単語を頭の中で日本語式に読むのではなく、正確な音変化の規則を論理的に説明できるように体系化して整理しておく必要があります。

大問2:語彙・文法・語句整序

助詞の使い分け、接続語尾、慣用表現、ことわざ、語句の並べ替え(整序問題)が出題されます。日本語の直訳では解けない韓国語固有の表現が狙われます。

例文として、次のような助詞や語尾の適切な選択が問われます。

친구에게서 편지가 왔다.(友達から手紙が来た。)
날씨가 추운데 따뜻하게 입으세요.(天気が寒いので暖かく着てください。)

整序問題では、文の主語・目的語・述語の語順や、連体形修飾の構造を素早く見抜く構文把握力が鍵となります。

大問3〜4:会話文・実務文・図表読解

日常生活での自然な対話文、案内文、チラシ、グラフ、時刻表などの実用的な資料を読み取り、適切な情報を抽出する設問です。場面に応じた敬語表現(尊敬語・謙譲語)の正誤や、掲示板の条件に合致する選択肢を選ぶ形式が多く見られます。

ここでは未知の難解な単語に惑わされず、設問で問われている条件(日時、場所、割引条件、参加資格など)を本文から素早く照合する情報検索力が求められます。

大問5〜6:長文読解(論説文・随筆・エッセイ)

文化論、社会問題、自然科学、心温まるエッセイなど、まとまった分量の文章を読み、主旨把握、指示語の内容、空所補充、段落の順序整序に答える設問です。

80分という限られた試験時間の中で大問6まで解き切るには、1分間に読める単語数(読解速度)を意識し、段落ごとの要点をメモしながら論理展開を追う訓練が不可欠です。

共通テスト韓国語の大問構成
🗣大問1:発音・音変化

母音・子音や連音化・鼻音化などの音変化規則を問う

📝大問2:語彙・文法・整序

助詞や語尾、慣用表現の使い分けと構文把握力を測る

📋大問3〜4:対話・実務文

会話文やチラシ・図表から必要条件を素早く照合する

📖大問5〜6:長文読解

論説文や随筆の主旨把握・指示語・段落整序を解く

大問ごとの出題内容と求められる解答力を整理したまとめです。

過去問を活用した独学勉強法と腕試し活用法

共通テスト韓国語は専用の参考書が少ないため、入試実施機関が公表している過去問そのものを最良のテキストとして活用する自学自習サイクルを確立することが重要です。

過去問を使い倒す3段階の復習手順

過去問を単に解いて点数を出して終わりにしては実力は伸びません。1回分の過去問につき、以下の3段階で復習を実施してください。

  1. 時間を測って本番通り解く:制限時間80分を厳守し、途中で辞書を引かずに実戦形式で解答します。マークシートの塗り時間も考慮します。
  2. 未知の単語・文法事項の完全リスト化:解き終わった後、本文や設問、選択肢に出てきた意味の分からない単語・文法・慣用句をすべてノートに書き出し、辞書で調べて語彙リストを作成します。
  3. 全段落の精読と音読:解答・解説を確認したら、長文を1文ずつ正確に日本語に訳せるか精読し、最後にスムーズに理解できるまで何度も音読を繰り返します。

一般学習者(TOPIK・ハン検受験者)の腕試しとしての価値

共通テスト韓国語問題は、大学受験生だけでなく、大人の韓国語学習者やTOPIK・ハン検の受験者にとっても極めて質の高い腕試し教材になります。

公的機関が作成している試験問題であるため、悪問や不自然な表現が徹底的に排除されており、韓国語の標準的な正書法と洗練された文体で構成されています。

「80分間で200点中何点取れるか」に挑戦することで、自分の文法力、発音規則の理解度、速読力を総合的に測定できます。TOPIK 4級〜5級を目指している学習者の力試し演習としても推奨されます。

過去問を使い倒す3段階手順
1本番通り解く

制限時間80分を厳守し辞書なしで解答

2語彙リスト化

不明な単語・文法・慣用句をノートに整理

3精読と音読

1文ずつ正確に訳しスムーズになるまで音読

過去問1回分を解いた後に実力を伸ばすための復習サイクルです。

次の疑問過去問演習と並行して日々の語彙や文法を固めたいなら、韓国語学習サイトおすすめ一覧を活用して手軽に基礎力を底上げできます。

出願時の別冊問題冊子申請と当日の注意点

共通テストで韓国語を受験する場合、出願手続き時の申請に細心の注意を払う必要があります。

出願手続きでの必須申請

志願票を作成する際、外国語科目欄で「別冊問題冊子」の配付を希望する旨のマーク欄を必ず記入・申請してください。この申請を忘れると試験当日は英語の問題冊子しか配付されず、会場で申し出ても韓国語を受験することは一切できません。

なお、別冊問題冊子の配付を申請した場合でも、当日の試験開始後に英語を選択して解答することは規定上可能です。

試験当日のマークミス防止

当日は英語の冊子とともに別冊問題冊子が配付されます。韓国語のページであることを確認したうえで、マークカードの科目選択欄にある「韓国語」を黒鉛筆で正確に塗りつぶしてください。科目選択マークを誤ると正しく採点されず、無得点となる恐れがあります。

過去問不足を補う外部検定の代用演習法

共通テスト韓国語は演習教材が不足しがちなため、形式や難易度が近い外部検定試験の過去問を代用教材として取り入れるのが効果的です。

代替教材活用すべき分野具体的な演習方法
TOPIK II 過去問(読解)第3問〜第6問(長文・対話文)中級水準に該当する問1〜問30程度を解き、情報検索や要旨把握の演習に充てます。
ハングル能力検定試験 3級〜準2級過去問第1問・第2問(発音・語彙・文法)発音表記の正誤やつづり、助詞・語尾の短文空欄補充を集中的に演習します。

代替教材を取り入れた学習手順

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理解度チェック

Q1. 共通テストの韓国語に関する試験形式で正しいものは?

  1. リスニングと筆記が各100点である
  2. 記述式とマークシート式の併用である
  3. リスニングはなく80分の筆記のみである
  4. 試験当日に英語から変更できる
答えを見る

正解: C. リスニングはなく80分の筆記のみである
共通テスト韓国語にはリスニングがなく、200点満点のすべてが80分間の筆記試験(マーク式)で測定されます。

Q2. 国公立大学を受験する際、韓国語選択の注意点は?

  1. 二次試験で英語を必須とする大学が多い
  2. 一次試験で韓国語を選べる大学はない
  3. 二次試験も必ず韓国語で受験できる
  4. 出願時に別冊問題の事前登録は不要である
答えを見る

正解: A. 二次試験で英語を必須とする大学が多い
二次試験の個別試験で英語のみを必須指定している国公立大学が多く、韓国語で二次試験を受けられる大学は極めて限られます。

Q3. 記事で推奨されている過去問の復習手順に含まれるのは?

  1. 解いている最中に辞書で単語を調べる
  2. 未知の単語や文法をリスト化して整理する
  3. 長文の音読は行わず日本語訳のみ確認する
  4. 旧センター試験の過去問は解かない
答えを見る

正解: B. 未知の単語や文法をリスト化して整理する
過去問を解いた後は、意味の分からない単語・文法・慣用句をすべてノートに書き出し、語彙リストを作成することが推奨されています。

よくある質問

Q. 共通テスト韓国語にリスニングはありますか?
共通テストの韓国語にはリスニング試験はありません。80分間・200点満点の筆記(リーディング)試験のみで合否判定の点数が算出されます。
Q. 共通テスト2023などの過去問はどこで入手できますか?
入試実施元の公式ウェブサイトで、直近の本試験および追試験の問題・正解・配点PDFが無償で公開されており、ダウンロードして活用できます。
Q. 国公立大学を韓国語だけで受験することは可能ですか?
共通テストの外国語として韓国語を利用できる国公立大学は多数ありますが、二次試験で英語が必須となる大学が多いため、志望校の募集要項の事前確認が必要です。
Q. 共通テスト韓国語の難易度はTOPIK何級相当ですか?
概ねTOPIK(韓国語能力試験)の中級(3〜4級)から高級(5級)レベル、ハングル能力検定試験の準2級前後に相当します。
Q. 高校で韓国語を履修していなくても出願できますか?
高校での履修有無にかかわらず出願可能です。出願時に「別冊問題『韓国語』」を選択して登録すれば誰でも受験できます。
Q. 出願時に韓国語を申請し忘れたら当日受験できますか?
出願時に「別冊問題冊子」の申請をしていない場合、当日に韓国語を受験することはできません。会場で別冊問題冊子が配付されないため、必ず出願時に申請してください。
Q. 共通テスト韓国語の市販の過去問題集は売っていますか?
現在、解説が掲載された共通テスト韓国語の単体過去問題集は新品で出版されていません。過去問は公式PDFなどを活用し、自力で辞書や文法書を引いて復習を進める必要があります。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部