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「去年」の韓国語表記と発音!今年・来週や時間表現一覧
「去年」は韓国語で작년と書き、発音は[チャンニョン]と読みます。「작(チャク)」と「년(ニョン)」を組み合わせた漢字語ですが、パッチム「ㄱ」が「ㄴ」の影響を受けて鼻にかかる「ㅇ(ng音)」に変わるため「チャンニョン」と発音します。

去年の韓国語「작년」の表記と発音の仕組み
「去年(昨年)」を意味する韓国語は작년です。漢字の「昨年」に由来する漢字語で、文字通りには「昨(작)」と「年(년)」から成り立っています。
ハングルを文字どおりに拾うと「チャク(작)」+「ニョン(년)」に見えますが、実際の発音表記は[장년]となり、カタカナでは「チャンニョン」と読みます。これは韓国語の発音規則である「鼻音化(びおんか)」が起きているためです。
なぜ「チャクニョン」ではなく「チャンニョン」と読むのか
喉の奥を一度閉じる破裂音であるパッチム「ㄱ」の直後に、鼻から息を抜く鼻音「ㄴ」が続くと、人間の発声器官は音をスムーズにつなげようとします。「チャク」で舌の奥を持ち上げて気道を塞いだ状態のまま「ニョン」を発声しようとすると、破裂させずに鼻へ息を抜くほうが口の動きとして自然で負担が少なくなります。
その結果、「ㄱ」が鼻音の「ㅇ(ng)」に同化し、[장년(チャンニョン)]という音に変化します。
この現象は日本語で「千円(せんえん)」が自然と滑らかに発音されたり、「洗濯機」が「せんたっき」と発音しやすく変化したりする感覚に似ています。無理に「チャク・ニョン」と区切って発音するのではなく、口の奥を軽く塞いだまま鼻に音を響かせて「チャンニョン」と滑らかに発音すると、自然な韓国語に聞こえます。
작(チャク)+ 년(ニョン)
舌の奥を塞いだままㄴを発音しようとする
無理に破裂させず鼻へ息を抜く自然な動きに
[장년](チャンニョン)と変化する
パッチムㄱの後にㄴが続くことで、発音しやすい鼻音ㅇへと変化します。
韓国語の「今年」と前後の年を表す単語
「去年」を覚える際には、前後する年を表す単語もあわせて押さえておくと記憶が定着しやすくなります。基準となる「今年」には固有語と漢字語の2種類が存在します。
日常会話の「今年」は「올해(オレ)」を使う
日常会話やSNS、推し活などで最も一般的に使われる「今年」は올해(オレ)です。固有語表現であり、文末の「ㅎ」は後ろの母音に弱く吸収される(弱音化)ため、「オルへ」ではなく「オレ」と滑らかに発音します。
かしこまった場面の「今年」は「금년(クムニョン)」
漢字語の「今年」として금년(クムニョン / 漢字表記:今年)があります。ニュースの報道、ビジネス文書、新年の挨拶状など、改まった文章や公的なスピーチで使われる傾向があります。日常の雑談やチャットでは올해(オレ)を使うのが自然です。
一昨年から再来年までの年表現一覧
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| 日本語 | ハングル | 発音(カタカナ) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 一昨年(おととし) | 재작년 | チェジャンニョン[재장년] | 「작년」同様に鼻音化が起こる |
| 去年(きょねん) | 작년 | チャンニョン[장년] | 日常・公的場面どちらでも頻出 |
| 今年(ことし) | 올해 | オレ[올해] | 日常会話で最も自然な表現 |
| 今年(こんねん) | 금년 | クムニョン[금년] | 公的文書やかしこまった場面 |
| 来年(らいねん) | 내년 | ネニョン[내년] | 漢字語「来年」の韓国語読み |
| 再来年(さらいねん) | 내후년 | ネフニョン[내후년] | 漢字語「来後年」の韓国語読み |
年・月・週・日の時間軸マトリクス一覧
韓国語の時間表現は、年・月・週・日の組み合わせに一定の規則性があります。過去・現在・未来の軸で整理すると、単語ごとの共通点が見えてきます。
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| 時間軸 | 年(年単位) | 月(月単位) | 週(週単位) | 日(日単位) |
|---|---|---|---|---|
| 過去(前) | 작년(チャンニョン / 去年) | 지난달(チナンダル / 先月) | 지난주(テナンジュ / 先週) | 어제(オジェ / 昨日) |
| 現在(今) | 올해(オレ / 今年) | 이번 달(イボンダル / 今月) | 이번 주(イボンジュ / 今週) | 오늘(オヌル / 今日) |
| 未来(次) | 내년(ネニョン / 来年) | 다음 달(タウムダル / 来月) | 다음 주(タウムチュ / 来週) | 내일(ネイル / 明日) |
月と週に関しては、過去に「過ぎた」を意味する지난(テナン)、現在に「今回の」を意味する이번(イボン)、未来に「次の」を意味する다음(タウム)を前につける規則が共通しています。年や日には固有の単語が割り当てられているため、この対比を把握しておくと混同を防げます。
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「来週」「後で」「さっき」「いつか」の韓国語と使い分け
「去年」を調べた人が会話の中でつまずきやすいのが、「後で」や「さっき」といった相対的な時間の表現です。韓国語には微妙なニュアンスの違いで使い分ける言葉が複数あります。
来週の韓国語は「다음 주(タウムチュ)」
「来週」は다음 주(タウムチュ)と言います。「次の」を意味する다음(タウム)と、漢字の「週」である주(チュ)が合わさった言葉です。日常会話では分かち書きを詰めて表記されることも多くあります。「来週の金曜日」であれば다음 주 금요일(タウムチュ クミョイル)となります。
「後で」の使い分け:이따가(イッタガ)vs 나중에(ナジュンエ)
韓国語で「後で」を表現する際、이따가(イッタガ)と나중에(ナジュンエ)は時間のスパンによって明確に区別されます。
- 이따가(イッタガ):その日のうちの数時間後など、近い時間帯を指す。「後で電話するね(数時間後)」「後でカフェに行こう(今日中)」という場面で使います。
- 나중에(ナジュンエ):明日以降、数週間後、あるいは時期が定まっていない将来を指す。「後でご飯でも食べに行こう(いつかそのうち)」「後で連絡先を教えるね(後日)」という場面で使います。
今日中に何かを行う約束をする場合に나중에(ナジュンエ)を使うと、相手には「今日はやらないのかな」「ずいぶん先の話なのかな」という印象を与えてしまうことがあります。当日の数時間後なら이따가(イッタガ)を選びます。
「さっき」の使い分け:방금(パングム)vs 아까(アッカ)
「さっき」を表す単語にも방금(パングム)と아까(アッカ)の2種類があり、経過した時間の長さで使い分けられます。
- 방금(パングム):数秒前〜数分前など、直前の出来事。「今さっき着いたところ」「たった今知った」というニュアンスです。漢字の「方今」に由来します。
- 아까(アッカ):数十分前〜数時間前など、同じ日の過去の出来事。「さっきお昼に食べたパスタ」「さっきすれ違った人」という場面に適しています。
「いつか」を表す「언젠가(オンジェンガ)」
「いつか」は韓国語で언젠가(オンジェンガ)と表現します。疑問詞の언제(オンジェ=いつ)に不特定の語尾「-ㄴ가」がついた形です。「いつか韓国に行きたい」「いつかまた会おう」といった希望や未来への期待を述べる際によく登場します。
이따가(後で)
- その日のうちの数時間後
- 近い時間帯を指す
- 例:後で電話するね
나중에(後で)
- 明日以降や数週間後
- 時期未定の将来を指す
- 例:後でご飯でも行こう
방금(さっき)
- 数秒前〜数分前の直前
- 「たった今」のニュアンス
- 例:今さっき着いた
아까(さっき)
- 数十分前〜数時間前
- 同じ日の過去の出来事
- 例:さっき食べたパスタ
「後で」と「さっき」は指し示す時間のスパンや長さで単語を使い分けます。

助詞「-에(〜に)」をつける表現と省略する表現のルール
時間表現を文章で使う際、「〜に」にあたる助詞-에(エ)をつけるべきか、つけないべきかで迷う学習者が少なくありません。明確な目安を整理します。
助詞「-에」を基本的に付けない表現
発話時点を基準とした相対的な時間表現である오늘(オヌル=今日)、어제(オジェ=昨日)、내일(ネイル=明日)、지금(チグム=今)などの単語には、基本的に助詞-에を付けません。「오늘에」や「내일에」とは言わず、そのまま名詞単体で副詞のように文頭や動詞の前に置きます。
助詞「-에」をつけても外しても良い表現
작년(チャンニョン=去年)、올해(オレ=今年)、내년(ネニョン=来年)は、文脈によって작년에(チャンニョネ=去年に)と助詞を伴うこともあれば、작년 여름(チャンニョン ヨルム=去年の夏)のように直接名詞を修飾して助詞を省くこともあります。
文章をより整った形で書きたい場合や、「去年に起こったこと」と時期を明示したい場合は-에を付けるのが自然です。
基本的に付けない
- 오늘(今日)
- 어제(昨日)
- 내일(明日)
- 지금(今)
付けても外しても良い
- 작년(去年)
- 올해(今年)
- 내년(来年)
発話時点基準の表現にはつけず、年を表す単語は文脈に応じて使い分けます。
時間や場所を表す助詞の使い分けを詳しく知りたいときは、場所・時間の助詞「에」と「에서」の違いが参考になります。
日常会話・SNS・推し活で使える「去年」の実践フレーズ集
日常生活やSNSの投稿、ファン活動などでそのままコピー&ペーストして活用できる実用的な例文を紹介します。
日常会話で使う例文
작년에 한국에 여행을 다녀왔어요.
(チャンニョネ ハングゲ ヨヘンウル タニョワッソヨ)
日本語訳:去年に韓国旅行に行ってきました。
작년 겨울은 정말 추웠어요.
(チャンニョン キョウルン チョンマル チウォッソヨ)
日本語訳:去年の冬は本当に寒かったです。
작년보다 한국어 실력이 늘었어요.
(チャンニョンボダ ハングゴ シルリョギ ヌロッソヨ)
日本語訳:去年より韓国語の実力が伸びました。
推し活・SNSでそのまま使える例文
작년 콘서트 때부터 팬이 되었어요.
(チャンニョン コンソウト テブト ペニ トェオッソヨ)
日本語訳:去年のコンサートの時からファンになりました。
작년 앨범도 매일 듣고 있어요.
(チャンニョン エルボムド メイル トゥッコ イッソヨ)
日本語訳:去年のアルバムも毎日聴いています。
언젠가 직접 라이브를 보고 싶어요!
(オンジェンガ チクチョプ ライブルル ポゴ シポヨ)
日本語訳:いつか直接ライブを見に行きたいです!
이따가 사진 더 올릴게요.
(イッタガ サジン ト オルリルケヨ)
日本語訳:あとで(今日中に)写真もっと載せますね。
来週・今後の予定を伝える例文
다음 주에 만나요!
(タウムチュエ マンナヨ)
日本語訳:来週会いましょう!
자세한 이야기는 나중에 해요.
(チャセハン イヤギヌン ナジュンエ ヘヨ)
日本語訳:詳しい話は後で(後日)しましょう。
さまざまな場面で使える基本の言い回しを身につけたいときは、韓国語の日常会話フレーズをあわせて確認してみてください。
理解度チェック
Q1. 「去年」を意味する「작년」が[장년]と発音される理由は何ですか?
- 激音化が起きているため
- 鼻音化が起きているため
- 濃音化が起きているため
- 頭音法則が起きているため
答えを見る
正解: B. 鼻音化が起きているため
パッチム「ㄱ」の直後に「ㄴ」が続くと、鼻音化により「ㄱ」が「ㅇ」に変化して[장년]となります。
Q2. 「今日の数時間後」など当日の近い時間帯を指す「後で」はどれですか?
- 이따가
- 나중에
- 아까
- 방금
答えを見る
正解: A. 이따가
その日のうちの数時間後など近い時間帯には「이따가」を使い、明日以降や時期未定の将来には「나중에」を使います。
Q3. 助詞「-에(〜に)」を基本的に付けずに単体で使う表現はどれですか?
- 작년
- 올해
- 내일
- 내년
「去年」を表す韓国語「작년」と「지난해」の違いと使い分け
韓国語で「去年」を表現する単語には、漢字語の「작년(チャンニョン)」のほかに、固有語由来の「지난해(チナネ)」があります。どちらも同じ「去年・昨年」を指しますが、言葉の成り立ちや使われやすい場面に違いがあります。
「지난해」は、「過ぎた」を意味する動詞「지나다(チナダ)」の連体形「지난(テナン)」に、年や太陽を表す名詞「해(ヘ)」が組み合わさった固有語表現です。直訳すると「過ぎ去った年」という意味になります。
| 単語 | 読み方 | 語源 | 主な特徴と使われる場面 |
|---|---|---|---|
| 작년 | チャンニョン | 漢字語(昨年) | 日常会話から公的文書まで幅広く最も一般的に使われる |
| 지난해 | チナネ | 固有語(지나다+해) | ニュース報道、新年の挨拶、エッセイや振り返りの文章で好まれる |
日常会話の雑談やチャットでは「작년」が広く用いられます。一方、「지난해」はニュースのアナウンサーが前年の経済実績を伝える際や、年頭に「지난해는 많은 성원을 보내주셔서 감사합니다(昨年は多くのご声援をいただきありがとうございました)」と振り返るような、落ち着いた文章や公の場で好んで使われます。会話で「지난해」を使っても不自然ではありませんが、迷ったときは「작년」を使うとあらゆる場面で違和感なく通じます。
「去年の夏」「去年の今頃」など時期を組み合わせた韓国語表現
「去年」という言葉は、季節や時期を表す名詞と直接組み合わせて使うことがよくあります。助詞を挟まずにそのままつなげるだけで、具体的な時期を指す表現が作れます。
季節と組み合わせる「去年」
日本の感覚と同じように、「작년」の後ろに四季の単語をそのまま続けます。
- 작년 봄(チャンニョン ボム):去年の春
- 작년 여름(チャンニョン ヨルム):去年の夏
- 작년 가을(チャンニョン カウル):去年の秋
- 작년 겨울(チャンニョン キョウル):去年の冬
「去年の今頃」を表すフレーズ
SNSの振り返り投稿や会話で頻出する「去年の今頃」は、「작년 이맘때(チャンニョン イマムテ)」と表現します。「이맘때」は「今頃、この時期」を意味する単語です。
例文:작년 이맘때는 매일 한국어를 공부하고 있었어요.(去年の今頃は毎日韓国語を勉強していました。)
過去の思い出を語る際や、前年と現在の状況を比較する際にそのまま使える便利な定型表現です。
よくある質問
- Q. 「去年」の韓国語で「지난해」も使えますか?
- 使えます。작년(チャンニョン)は漢字語ですが、지난해(チナネ)は「過ぎた年」を意味する固有語表現です。ニュースや詩的な文章、日常会話などでどちらも自然に通じます。
- Q. 「今年」は「금년」と「올해」のどちらが一般的?
- 日常会話やSNS、チャットでは固有語の올해(オレ)が圧倒的に使われます。금년(クムニョン)はビジネス文書や年賀の挨拶など形式的な場に限られます。
- Q. 「작년」の発音をカタカナで正確に書くなら?
- 最も近い表記は「チャンニョン」です。パッチムの「ㅇ」は英語の「singing」の「ng」と同じ音で、鼻から抜けるように「チャン」と発音したあと続けて「ニョン」と発声します。
- Q. 「来週」と「再来週」は韓国語でどう言いますか?
- 「来週」は다음 주(タウムチュ)、「再来週」は「次の次」という意味で다다음 주(タタウムチュ)と言います。「다다음(タタウム)」を重ねるだけで簡単に表現できます。
- Q. 「後で」の「이따가」と「나중에」の簡単な見分け方は?
- 「今日中の数時間後」なら이따가(イッタガ)、「明日以降や不特定の未来」なら나중에(ナジュンエ)と覚えるのが確実です。
- Q. 「去年の今頃」は韓国語でどう言いますか?
- 「작년 이맘때(チャンニョン イマムテ)」と言います。「이맘때」が「今頃・この時期」を意味するため、そのまま「작년」の直後に続けて使えます。SNSで1年前の写真を振り返る際などにもよく使われる表現です。
- Q. 「작년」と「지난해」はどちらのほうが丁寧な表現ですか?
- どちらかがより敬語や丁寧語にあたるという上下関係はありません。ただし「작년」が会話全般で幅広く使われるのに対し、「지난해」はニュース報道や公式のスピーチ、新年の挨拶文などで選ばれやすいため、やや改まった落ち着いた響きを与えます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部