脚色
「脚色」の英語
「脚色」は英語で adaptation と言います。映画や舞台向けに脚本化する場合は dramatization、話に事実ではない細部を加える場合は embellishment が自然です。実話を創作を交えて物語化する場合は fictionalization も使います。
「脚色」の英語の使い分け
原作や実話を演劇や映画向けに脚本化する場合に使う、具体的な表現です。
小説などを映画や舞台など、別の形式に作り替える場合に広く使います。
話や文章に細部を付け加え、実際より華やかにする意味で使います。
His story included several embellishments.
彼の話にはいくつか脚色が含まれていました。
実際の出来事に創作を加え、物語として構成し直す場合に使う、やや硬い表現です。

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adaptation をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル
例文
コアイメージ
状況や形式が変わったときに、性質や作りを変えて新しい条件に合うようにすること
関連語
使い方
-
adaptation to
〜への適応
-
film adaptation
映画化
類義語との違い
adaptation:
環境や状況に合わせて変わること、適応の結果
change:
状態や性質が広く変わること、原因や主体を問わない
英英
A change or adjustment to suit new conditions or needs, or a work that has been modified into another form such as a film or stage version.
語源
adaptationは、動詞 adapt(合わせる)に名詞化の接尾辞 -ation がついた語で、「合わせること・その結果=適応」を表す
コラム
- 状況に応じて変わる行為・結果としての「適応」と、原作を別の形式に作り替えた「翻案」の両方の意味で使われ、'adapt to'は適応、'adapted from/into'は翻案の合図になる。
例文
コアイメージ
実際の出来事を物語として見せるために一部を変えたり強調したりすること
英英
The act of adapting real events into a dramatic form, often altering or emphasizing details to heighten emotional or narrative impact.
語源
dramatisationは、drama(劇)に「〜化」を表す接尾辞-isationが付いてできた語で、出来事を劇に仕立てる行為を表す
コラム
- 英国や放送業界で使われる文脈が多く、実話のdramatisationは事実を簡略化したり誇張したりして物語に整えることがあるため史実と脚色の区別が問題になることがある
例文
コアイメージ
装飾として物や表現に何かを付け加えてより魅力的にすること
英英
A detail or addition that makes something more attractive or appealing, often a decorative element added to an object or description.
語源
embellishmentは、動詞embellish(古フランス語embelir「美しくする」由来)に名詞化接尾辞-mentが付いて名詞化され、装飾や飾り立ての意味になった語
コラム
- 物の外見を飾る場合と話や文章を華やかにする場合の両方で用いられ、後者では事実の付け加えや美化を含むことがある
例文
コアイメージ
布に針と糸で模様を施すこと、その模様(刺繍)
英英
Decorative needlework in which patterns are formed by stitching threads onto fabric by hand or machine.
語源
embroideryは、古フランス語broderie(broder「刺繍する」)から入り、英語で em- が付いて名詞化して布に糸で模様を作る意味になった。
コラム
- 刺繍は通常不可算名詞だが特定の一作品を指すときは an embroidery と表し、話の細部を飾るという比喩的な脚色の意味でも使われる。
例文
コアイメージ
事実を語る際に物語性を高めるため創作や再構成を行うことを示す
英英
The process of reshaping factual material into a narrative by introducing invented elements or reorganizing events to enhance storytelling.
語源
fictionalisationは、ラテン語fictioを祖とするfictionに名詞化接尾辞-isationが付いた語で実話を物語に近づける変化を指す。
コラム
- 回顧録や伝記が映像化される際に事実に手を加えて物語性を強める過程を表す
例文
The glamorisation of celebrity lifestyles can distort young people's expectations.
有名人の生活の魅力化は若者の期待を歪めることがある。
コアイメージ
現実より魅力的に見せるために外見や描写を飾る行為、すなわち魅力化
英英
The process of making something appear more attractive or exciting than it really is, often by selective portrayal or embellishment.
語源
glamorisationは、glamour(魅力・魅惑)に名詞化の接尾辞-isationが付いた語で、魅力化を表す語として発達した。
コラム
- 有名人や商品の描写を魅力化する表現はメディアや広告で頻出し、現実の問題点が目立たなくなる文脈で批判されることが多い。
「脚色」のレベル別の例文
- 中学
The film is a dramatization of a famous novel.
- 高校・英検2級
This adaptation changes the novel's ending to suit younger viewers.
- TOEIC・ビジネス
The report's embellishment of customer feedback raised serious ethical concerns.
- 日常会話
You added some embellishment to that story.
その話、少し脚色したでしょう。
「脚色」を英語にするときのよくある間違い
× I did a dramatization of the novel.
○ I wrote a dramatization of the novel.
× The movie is an embellishment from the novel.
○ The movie is an adaptation of the novel.
原作を別形式にした作品には adaptation が一般的で、embellishment は細部の付け足しを指します。