「客観的」はドイツ語で何と言う?
「客観的」を表す最も一般的なドイツ語は objektiv です。主観を交えない事実に基づいた視点全般に使われます。一方、sachlich は感情的にならず物事の本質に即して冷静に対処するニュアンスで使われます。科学的な客観性には objektiv、感情を排した冷静な態度には sachlich と使い分けます。
使い分け
- sachlich
感情に流されず、事実や実務に即して冷静に対処する様子を表します。議論や報告などの態度に関してよく使われます。
Wir müssen die Diskussion sachlich führen.
私たちは議論を冷静かつ客観的に進めなければならない。
- objektiv
個人の主観や好みを排除した、事実に基づく判断や基準を表します。科学的・論理的な客観性を指す標準的な表現です。
Das ist ein objektiver Bericht über die Lage.
これは状況に関する客観的な報告だ。
よくある間違い
✕ sachlich (個人の感想を排したテストの採点基準など)
○ objektiv
主観を排した評価基準など、純粋な公平性には objektiv を使います。
「客観的」のよくある質問
Q. 「客観的に見て」はドイツ語で?
Q. 感情的の反対語にはどれを使う?
sachlich
意味
- 形 客観的
- 形 淡々とした
- 形 冷静な
例文
Bei Debatten ist eine sachliche Darstellung wichtig.
討論では客観的な説明が重要だ。
コアイメージ
個人の評価を交えず事実に基づいて述べる態度
関連語
使い方
-
sachliche Darstellung
客観的な説明
-
sachliche Kritik
客観的な批判
-
sachliche Grundlage
客観的な根拠
類義語との違い
sachlich: 事実に基づいて冷静な口調で述べ、個人の評価を混ぜない態度
objektiv: 主観を避けて事実や証拠にもとづいて判断や説明をすること
neutral: 特定の立場に偏らない態度や表現をとること
sachbezogen: 話の焦点を感情ではなく事実やテーマの内容に置くこと
ドイツ語での定義
Eine neutrale, auf Fakten bezogene Haltung oder Ausdrucksweise, die persönliche Wertungen vermeidet.
語源
sachlichは、Sache(事柄)と形容詞化の接尾辞 -lich から成り、元は「事柄に関する」を示す語であり、そこから「事実に基づく、中立的」という語義が確立した
コラム
- ビジネスや報告の場で相手に信頼を与えたいときに sachlich を使うと効果的で、客観性を示す objektiv と比べると話し手の語調や態度の冷静さに焦点がある点を意識すると使い分けがしやすい

ゲームで覚える・約 1 分
sachlich をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
Bitte sei objektiv.
客観的でいてください。
コアイメージ
距離を置いて比較や検証を行い、公平さを保つ視点
関連語
使い方
-
objektiv beurteilen
客観的に評価する
-
objektiv bleiben
客観的であり続ける
-
objektiv argumentieren
客観的に議論する
類義語との違い
objektiv: 個人的な感情や立場を離れて事実を基準に判断し公平を保つ態度
neutral: 特定の側に寄らず中立の立場を保つ性質
sachlich: 感情や主観を抑えて事実や論点に集中している性質
unvoreingenommen: 先入観や偏見を持たず柔軟に判断する性質
unparteiisch: 公平な立場から偏りなく判断や扱いをする性質
ドイツ語での定義
neutral und fair gegenüber Personen oder Sachverhalten; auf Vergleich und Prüfung ausgerichtet
語源
objektivは、ラテン語 objectum(対象)に由来する語根から形容詞形が発展して入った語である
コラム
- 話し言葉で 'Objektiv'(レンズ)と意味が重なる場合は 'eine objektive Meinung' のように周囲の語を添えて意味を明確にする