「まさに」はドイツ語で何と言う?
「まさに」に当たる最も一般的な表現の一つは geradezu です。「まさに〜のようだ」「まるで」と比喩や強調を添えて述べる際に用います。一方、schlechthin は名詞の後ろに置かれ、「まさにそれの典型」「決定版」という意味合いで「まさにそのもの」と強調したい場合に使って区別します。
使い分け
- geradezu
形容詞や動詞の前に置いて「まさに〜だ」「まるで〜のようだ」と誇張や強い強調を表す際に広く用いられます。
Das ist geradezu ein Wunder.
それはまさに奇跡だ。
- schlechthin
名詞の直後に添えて「まさにその典型だ」「代表例だ」と本質を強調する硬めの表現です。
Er ist das Vorbild schlechthin.
彼こそまさに模範そのものだ。
よくある間違い
✕ Das ist schlechthin ein Wunder.
○ Das ist ein Wunder schlechthin. / Das ist geradezu ein Wunder.
schlechthin は名詞の前に置けず、修飾する名詞の後ろに配置します。
「まさに」のよくある質問
Q. geradezu との違いは何ですか?
Q. 「まさに今」はどう言いますか?
例文
コアイメージ
一点をまっすぐ指して『これこそだ』と強く断定する感覚
関連語
使い方
-
geradezu absurd
まさに不条理だ
-
geradezu übertrieben
まさに大げさだ
-
geradezu phänomenal
まさに驚異的だ
類義語との違い
geradezu: 非常に強く断定して『まさに』と強調する副詞
wirklich: 本当であることを強く伝えて『本当に』と強調する副詞
genau: 相手の言葉や内容をそのまま認めて『その通りだ』と示す副詞
tatsächlich: 予想や疑いに反して実際にそうであることを伝える副詞
ドイツ語での定義
Ein verstärkendes Adverb, das eine Eigenschaft als fast übertrieben zutreffend oder exemplarisch darstellt
語源
geradezuは、gerade(まっすぐ、ちょうど)とzuが並んだ語列に由来し、元は二語の組み合わせで強調を表していたところが一語化して現在の強い『まさに』の意味になった
コラム
- 会話では強い強調や皮肉を示すことが多く、単に肯定したいときのgenauや wirklichとは響きが違うため、前後の文脈とイントネーションで演出的か事実的かを区別することが役立つ

ゲームで覚える・約 1 分
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schlechthin
意味
- 副 まさに
- 副 まさしく
- 副 真に
例文
コアイメージ
物事を『これぞ正真正銘の代表』と断じて別格扱いする断定的な力
関連語
使い方
類義語との違い
schlechthin: 名詞の直後に置き、推薦や評価を短く印象深く伝えるためにこれぞという断定を示す副詞
par excellence: 特定の分野で最高の典型であることを明確に示す表現
schlichtweg: 余計な説明をせずに物事を単純かつ断定的に述べる表現
zweifellos: 疑いの余地がなく事柄の確かさを示す表現
ドイツ語での定義
Ein Adverb zur starken Hervorhebung, das eine Person, Sache oder Eigenschaft als kennzeichnendes bzw. unangefochtenes Muster ihrer Klasse bezeichnet.
語源
schlechthinは、形容詞schlechtの古い意味に由来し、副詞的な用法へと派生して古い『単純・明白』の含意が評価的な強調に転じ、現在の『まさに/真に』という意味になった。
コラム
- 名詞句を強く断定するため名詞の直後に置く点を押さえ、推薦や評価を短く印象深く伝えたい場面で活用すると表現が鮮明になる。