モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 韓国語文法の語基式と語幹式の違い

韓国語の語基式と語幹式の違いとは?文法体系を比較解説
韓国語の用言活用における語基式と語幹式の最大の違いは、「語幹側を3つの型に分けて整理するか(語基式)」「語幹を固定して語尾側に条件分岐を持たせるか(語幹式)」という着眼点にあります。
語基式は日本語の活用感覚に近く初心者が規則を捉えやすい一方、韓国現地の語学堂や検定試験(TOPIK)では語幹式が標準として用いられます。
語基式と語幹式の根本的な違い
韓国語の用言(動詞・形容詞)は、語尾がつくことでさまざまに形を変えます。この活用の仕組みをどのように体系化して説明するかによって、「語基式」と「語幹式」の2つの教え方に分かれます。
まず、基本となる用語を確認しておきましょう。韓国語の用言において「語幹」とは、辞書の見出し語である基本形から語尾の 다(タ・〜だ、〜である)を除いた不変の部分を指します。
たとえば 가다(カダ・行く)の語幹は 가(カ)、먹다(モクタ・食べる)の語幹は 먹(モク)、만들다(マンドゥルダ・作る)の語幹は 만들(マンドゥル)です。
この語幹に対して語尾を接続させる際、2つの方式は以下のようにアプローチを変えます。
- 語基式(日本発祥の教育体系):語幹の形を後ろにつく語尾の性質に合わせて「第Ⅰ語基」「第Ⅱ語基」「第Ⅲ語基」の3パターンに整え、そこに単純な語尾を連結する方式です。日本語の動詞活用(未然形・連用形・終止形など)に発想が近いため、日本語話者にとって直感的に理解しやすい特徴があります。
- 語幹式(韓国標準の学校文法体系):語幹そのものは変化させずに固定し、後ろに接続する語尾の側に「パッチムの有無」や「陽母音・陰母音」に応じた条件分岐(異形態)を持たせる方式です。韓国現地の語学堂、標準文法書、検定試験(TOPIK)の解説ではこちらが採用されています。
どちらの方式を用いても、最終的に完成する韓国語の文や単語の形は完全に同じです。違いは「数式を因数分解するか展開するか」のように、文法規則をどの視点から整理・記述しているかという点にあります。
語基式(日本発祥)
- 語幹を第Ⅰ・第Ⅱ・第Ⅲの3形に整える
- 整えた語基に単純な語尾を連結する
- 日本語の動詞活用に近く直感的に理解しやすい
語幹式(韓国標準)
- 語幹は変化させず固定する
- 語尾側にパッチム有無や母音の条件分岐を持たせる
- 韓国の語学堂や検定試験(TOPIK)で採用
語幹を3パターンに整える語基式と、語尾側に条件分岐を持たせる語幹式の違いです。
活用を学ぶ前に全体の土台を整理したい方は、韓国語の文法の基本もあわせて確認してみてください。
第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ語基の構造と語幹式対応
語基式で用いられる「第Ⅰ語基」「第Ⅱ語基」「第Ⅲ語基」とは具体的にどのような形であり、語幹式ではどのように表記されるのかを詳しく見ていきます。
第Ⅰ語基:語幹直結型
第Ⅰ語基は、語幹そのものの形です。基本形から 다(タ)を取った形がそのまま第Ⅰ語基になります。語幹式では「語幹にそのまま接続する語尾」として扱われます。
このグループの語尾はパッチムの有無に関係なく、語幹の後ろにそのまま付きます。語基式では「第Ⅰ語基+고」、語幹式では「語幹+-고」と記述します。
第Ⅱ語基:媒介母音으挿入型
第Ⅱ語基は、語幹末にパッチムがある場合に媒介母音である 으(ウ)が挿入される形です。パッチムがない(母音で終わる)場合や ㄹ(リウル)パッチムで終わる用言では語幹のままとなります。
- 가다(カダ・行く)の第Ⅱ語基:가(カ)
- 먹다(モクタ・食べる)の第Ⅱ語基:먹으(モグ)
- 만들다(マンドゥルダ・作る)の第Ⅱ語基:만들(マンドゥル)
- 接続する語尾の例:-(으)면(ミョン/ウミョン・〜なら)、-(으)시-(シ/ウシ・〜される[尊敬])、-(으)ㄹ(ル/ウル・〜する[未来・推量連体形])
語幹式では、語尾側に括弧をつけて -(으)면 のように表記し、「直前の語幹にパッチムがあれば 으면、なければ 면 を選ぶ」と規則を語尾側の条件として説明します。一方、語基式ではあらかじめ語幹を 먹으 という形(第Ⅱ語基)に加工した上で、語尾の 면 を付けると考えます。
第Ⅲ語基:陰陽母音아/어交替型
第Ⅲ語基は、語幹の最後の母音が陽母音(ㅏ, ㅗ)なら 아(ア)、陰母音(それ以外の母音)なら 어(オ)を接続させた形です。하다(ハダ・する)の場合は 하여(ハヨ)または縮約形の 해(ヘ)になります。
- 가다(カダ・行く)の第Ⅲ語基:가(カ[가+아の縮約])
- 먹다(モクタ・食べる)の第Ⅲ語基:먹어(モゴ)
- 보다(ポダ・見る)の第Ⅲ語基:보아(ポア)/봐(ポァ)
- 接続する語尾の例:-아/어서(ア/オソ・〜して、〜だから)、-아/어요(ア/オヨ・〜です、〜ます)、-아/어야 하다(ア/オヤ ハダ・〜しなければならない)
語幹式では語尾側にスラッシュを用いて -아/어서 のように表記し、「直前の母音によって 아서 か 어서 を選ぶ」と説明します。語基式では語幹に 아/어 を合成した状態を「第Ⅲ語基」と呼び、そこに 서 や 요 を付け足すと考えます。
第Ⅰ語基(語幹直結型)
- 語幹そのままの形
- -고(〜して)
- -지만(〜けれど)
- -는(動詞現在連体形)
第Ⅱ語基(으挿入型)
- パッチム末尾に으を挿入
- -(으)면(〜なら)
- -(으)시-(尊敬)
- -(으)ㄹ(未来連体形)
第Ⅲ語基(아/어交替型)
- 陽母音は아/陰母音は어
- 하다は하여/해
- -아/어서(〜して)
- -아/어요(ヘヨ体)
語基式で使われる3つの語基の性質と、接続する主な語尾の例です。
語基式と語幹式の対照換算表
語幹の末尾の性質(母音語幹、子音語幹、ㄹ語幹)によって、語基式と語幹式でどのように表記や接続が変わるのかを整理した一覧表です。
表は横にスクロールできます →
| 用言の分類と例 | 第Ⅰ語基(語幹直結) | 第Ⅱ語基(으挿入型) | 第Ⅲ語基(아/어交替型) |
|---|---|---|---|
| 母音語幹 가다(行く) | 가 語幹式:가- | 가 語幹式:가-(으)- → 가- | 가(縮約) 語幹式:가-아/어- → 가- |
| 母音語幹 보다(見る) | 보 語幹式:보- | 보 語幹式:보-(으)- → 보- | 봐(보아) 語幹式:보-아/어- → 봐- |
| 子音語幹 먹だ(食べる) | 먹 語幹式:먹- | 먹으 語幹式:먹-(으)- → 먹으- | 먹어 語幹式:먹-아/어- → 먹어- |
| 子音語幹 앉다(座る) | 앉 語幹式:앉- | 앉으 語幹式:앉-(으)- → 앉으- | 앉아 語幹式:앉-아/어- → 앉아- |
| ㄹ語幹 만들다(作る) | 만들 語幹式:만들- | 만들(으脱落) 語幹式:만들-(으)- → 만들- | 만들어 語幹式:만들-아/어- → 만들어- |
| 하다動詞 공부하다(勉強する) | 공부하 語幹式:공부하- | 공부하 語幹式:공부하-(으)- → 공부하- | 공부해(하여) 語幹式:공부하-아/어- → 공부해- |
表を見るとわかるように、만들다(マンドゥルダ・作る)のような ㄹ(リウル)語幹用言は、第Ⅱ語基において 으(ウ)が挿入されず 만들(マンドゥル)のままとなります。
さらに -(으)ㄴ(連体形)や -(으)ㅂ니다(丁寧形)などがつく際には ㄹ そのものが脱落するという変則的な振る舞いをします。語基式でも語幹式でもこの「ㄹ脱落」などの変則活用規則は同じように適用されます。
韓国語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」韓国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
主要頻出語尾20選の相互変換一覧
学習中に出会う主要な語尾20個について、語基式表記と語幹式表記を並べて対照できるようにまとめました。手持ちの教材と辞書の表記を読み替える際にご活用ください。
表は横にスクロールできます →
| 文法機能・意味 | 語基式での表記 | 語幹式での表記 | 接続パターン |
|---|---|---|---|
| 〜して、〜で(並列) | 第Ⅰ語基 + 고 | -고 | 語幹直結 |
| 〜けれど(逆接) | 第Ⅰ語基 + 지만 | -지만 | 語幹直結 |
| 〜したり〜したり | 第Ⅰ語基 + 거나 | -거나 | 語幹直結 |
| 〜するので(原因) | 第Ⅰ語基 + 느라고 | -느라고 | 語幹直結 |
| 〜すること(名詞化) | 第Ⅰ語基 + 기 | -기 | 語幹直結 |
| 〜したい(希望) | 第Ⅰ語基 + 고 싶다 | -고 싶다 | 語幹直結 |
| 〜しない(否定) | 第Ⅰ語基 + 지 않다 | -지 않だ | 語幹直結 |
| 〜する(動詞現在連体形) | 第Ⅰ語基 + 는 | -는 | 語幹直結(ㄹ脱落あり) |
| 〜なら、〜たら(条件) | 第Ⅱ語基 + 면 | -(으)면 | 媒介母音으挿入 |
| 〜だから、〜ので(理由) | 第Ⅱ語基 + 니까 | -(으)니까 | 媒介母音으挿入 |
| 〜しようと(意図) | 第Ⅱ語基 + 려고 | -(으)려고 | 媒介母音으挿入 |
| 〜する(形容詞連体形) | 第Ⅱ語基 + ㄴ | -(으)ㄴ | 媒介母音으挿入 |
| 〜する予定の(未来連体形) | 第Ⅱ語基 + ㄹ | -(으)ㄹ | 媒介母音으挿入 |
| 〜してください(命令) | 第Ⅱ語基 + 세요 | -(으)세요 | 媒介母音으挿入 |
| 〜します(丁寧終結語尾) | 第Ⅱ語基 + ㅂ니다/습니다 | -ㅂ니다/-습니다 | 子音/母音で形態変化 |
| 〜して、〜ので(原因・先行) | 第Ⅲ語基 + 서 | -아/어서 | 陰陽母音交替 |
| 〜です、〜ます(ヘヨ体) | 第Ⅲ語基 + 요 | -아/어요 | 陰陽母音交替 |
| 〜してみる(試行) | 第Ⅲ語基 + 보다 | -아/어 보다 | 陰陽母音交替 |
| 〜してくれる(受益) | 第Ⅲ語基 + 주다 | -아/어 주다 | 陰陽母音交替 |
| 〜しなければならない(義務) | 第Ⅲ語基 + 야 하다 | -아/어야 하다 | 陰陽母音交替 |
上記の表を頭に入れておくと、語基式の文法書で「第Ⅱ語基+니까」と書かれている解説を見たとき、語幹式辞書で「-(으)니까」を検索すれば同じ項目を引けるようになります。

語基式と語幹式のメリット・デメリット
学習を進める上で、それぞれの方式にどのような長所と短所があるのかを比較します。
| 項目 | 語基式 | 語幹式 |
|---|---|---|
| メリット | ・語幹を3つ作るだけで全語尾に対応できる ・日本語の動詞活用に近く初級者が挫折しにくい ・日本の入門書や検定対策書に多く採用されている | ・韓国現地の教育(語学堂)と完全に一致する ・辞書の見出しや文法索引を直接引きやすい ・TOPIKなどの公式問題の解説をそのまま理解できる |
| デメリット | ・韓国人講師や語学堂の授業では通じない ・現地の参考書や辞書を使う際に換算が必要になる ・中上級の複雑な文法記述に対応しにくい場合がある | ・パッチム有無や陰陽母音の条件分岐を語尾ごとに覚える必要がある ・活用の初期段階でルールが煩雑に感じられやすい ・日本語の文法感覚とは直結しにくい |
語基式の最大の強みは、「どんな語尾でも第Ⅰ・第Ⅱ・第Ⅲのどれかに分類できる」という整理の美しさにあります。活用形を3つ覚えるだけで多種多様な文末表現を組み立てられるため、独学の入門段階で非常に頼りになります。
一方の語幹式は、韓国の言語教育界における標準です。現地の大学付属語学堂や公的テキスト、オンラインの韓日辞典や国語辞典はすべて語幹式で書かれています。そのため、学習が進んで韓国現地の情報源に触れるようになると、必ず語幹式の理解が求められます。
どちらで学ぶべき?目的別の選び方と学習手順
「これから韓国語を勉強するにあたって、どちらの方式で覚えるべきか」という疑問に対する判断基準を整理しました。学習目的や現在のレベルに応じて選択してください。
語基式が向いている人
- 独学で文法を理論立ててスッキリ理解したい人:日本語の活用体系に慣れ親しんでいる場合、語基式で入ると活用の全体像を短期間で把握できます。
- 日本の入門書を中心に勉強している初級者:手元にあるテキストが第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ語基で説明しているなら、無理に語幹式に変えず、まずはその本を一冊やり切るのが効率的です。
- ハングル検定(ハングル能力検定試験)を受験する人:日本国内の学習者向けに作られた試験であるため、国内向けの文法対策本では語基式が広く使われています。
語幹式が向いている人
- 韓国の語学堂への留学を予定している人:現地の授業は100%語幹式で行われます。「第Ⅱ語基」という言葉自体が通じないため、最初から語幹式に慣れておく必要があります。
- 韓国人ネイティブ講師のレッスンを受けている人:オンラインレッスンや会話教室で文法をネイティブに直接質問する場合、語幹式の表記で尋ねる必要があります。
- 韓国語能力試験(TOPIK)で中上級(3級〜6級)を目指す人:TOPIKの読解問題や文法解説、現地出版の対策本は語幹式で統一されています。
- 韓国の大手ポータル系オンライン辞書アプリを日常的に引く人:語尾の文法検索をする際、語幹式の形(-지만、-(으)ㄹ 때 など)で引く必要があります。
理想的な学習ステップ
初級の導入段階では、理解しやすい語基式で「活用のパターンには3種類ある」という感覚を掴むのが効果的です。そして、文法事項が身についてきた中級手前の段階で「第Ⅰ=語幹直結」「第Ⅱ=으挿入」「第Ⅲ=아/어交替」という対応関係を把握し、徐々に語幹式の表記へ移行していく進め方が最も挫折しにくくスムーズです。
活用のパターンが3種類あるという感覚を掴む
第Ⅰ=直結、第Ⅱ=으挿入、第Ⅲ=아/어を理解
中級手前で語幹式の表記に徐々に慣れていく
初級で語基式から入り、中級手前で語幹式へ移行するスムーズな手順です。
活用の整理ルールを自分なりに記録したいときは、韓国語学習ノートの作り方とまとめ方のコツを参考にしてみてください。
語学堂やネイティブ講師に質問する実践フレーズ
韓国現地の語学堂やオンラインレッスンのネイティブ講師に対して「第Ⅰ語基」「第Ⅱ語基」「第Ⅲ語基」と言っても、相手は理解できません。「語基(어기)」という学習分類は日本の朝鮮語教育において確立された用語であり、韓国の学校文法や韓国語教育学には存在しないからです。
ネイティブ講師や語学堂の先生に用言の接続について質問する際は、以下のように語幹式の用語を使って確認しましょう。
文法質問で使える重要単語
- 語幹:어간(オガン)
- 語尾:어미(オミ)
- パッチムがある時:받침이 있을 때(パッチミ イッスル ッテ)
- パッチムがない時:받침이 없을 때(パッチミ オプスル ッテ)
- 陽母音/陰母音:양성모음(ヤンソンモウム)/음성모음(ウムソンモウム)
そのまま使える実践質問フレーズ
1. パッチムの有無による接続を確認したいとき
이 문법은 받침이 있을 때와 없을 때 어떻게 달라져요?
(イ ムンポブン パッチミ イッスル ッテワ オプスル ッテ オットケ タッラジョヨ?/この文法はパッチムがある時とない時でどう変わりますか?)
2. 으 が入るかどうかを確認したいとき
어간 뒤에 '으'가 들어가나요, 아니면 그냥 붙나요?
(オガン トゥィエ 'ウ'ガ トゥロガナヨ、アニミョン クニャン プンナヨ?/語幹の後ろに「으」が入りますか、それともそのまま付きますか?)
3. 아 と 어 のどちらを選ぶか確認したいとき
여기는 '아'를 써야 돼요, '어'를 써야 돼요?
(ヨギヌン 'ア'ルル ッソヤ ドェヨ、'オ'ルル ッソヤ ドェヨ?/ここは「아」を使うべきですか、「어」を使うべきですか?)
4. 特定の単語の活用形を尋ねたいとき
'만들다'에 '-(으)면'을 붙이면 어떻게 돼요?
('マンドゥルダ'エ '-(ウ)ミョン'ウル プチミョン オットケ ドェヨ?/「만들다」に「-(으)면」を付けるとどうなりますか?)
このように「語幹(어간)」に「パッチムの有無」や「으」「아/어」を絡めて質問すれば、ネイティブ講師にも正確に意図が伝わり、的確な指導を受けることができます。
理解度チェック
Q1. 韓国語の「語幹式」文法体系の特徴として正しいものは?
- 語幹を3つのパターンに整えて接続する
- 日本語の動詞活用に発想が近い方式である
- 韓国の語学堂やTOPIKの解説で採用されている
- 語基式とは完成する単語の形が異なる方式である
答えを見る
正解: C. 韓国の語学堂やTOPIKの解説で採用されている
語幹式は韓国標準の学校文法体系であり、現地の語学堂や標準文法書、検定試験(TOPIK)の解説で採用されています。
Q2. 語基式における「第Ⅱ語基」の説明として正しいものは?
- 語幹の末尾に媒介母音「으」が挿入される形である
- 基本形から「다」を取った語幹そのものの形である
- 語幹の母音に合わせて「아/어」を交替させる形である
- 「-고」や「-지만」が直接接続する形である
答えを見る
正解: A. 語幹の末尾に媒介母音「으」が挿入される形である
第Ⅱ語基は、語幹末にパッチムがある場合に媒介母音「으」が挿入される形です。語幹そのものは第Ⅰ語基、「아/어」交替は第Ⅲ語基です。
Q3. ネイティブ講師に活用を質問する際、適切な表現はどれ?
- 第Ⅱ語基の作り方を尋ねる
- 韓国語で「語基(어기)」を使って質問する
- 語幹やパッチムの有無などの用語を使って質問する
- 日本語の未然形や連用形に置き換えて尋ねる
答えを見る
正解: C. 語幹やパッチムの有無などの用語を使って質問する
「語基」という分類は韓国の教育学に存在しないため通じません。「語幹」や「パッチムの有無」といった語幹式の用語を使って質問する必要があります。
よくある質問
- Q. 韓国語の語基式と語幹式の最大の違いは何ですか?
- 語基式は用言の語幹側を3つの形(第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ語基)に分けて語尾を付ける日本発祥の方式で、語幹式は語幹を固定して語尾側に条件分岐を持たせる韓国標準の方式です。
- Q. 韓国の語学堂で「第Ⅰ語基」と言っても通じませんか?
- 通じません。語基という概念は日本の朝鮮語教育独自のものであるため、韓国現地では「語幹(어간)」にパッチムの有無や母音の種類で語尾を付ける語幹式で説明する必要があります。
- Q. 手持ちのテキストが語基式ですが買い直すべきですか?
- 買い直す必要はありません。第Ⅰ語基=語幹直結、第Ⅱ語基=(으)挿入、第Ⅲ語基=아/어交替という対応ルールさえ理解すれば、語基式の教材で学んだ知識はそのまま語幹式に置き換えられます。
- Q. TOPIKの勉強には語基式と語幹式のどちらが良いですか?
- TOPIK対策には語幹式が適しています。問題文の選択肢や解説、公式の文法記述がすべて語幹式(-(으)ㄹ 때、-아/어서など)で統一されているためです。
- Q. 日本の入門書はなぜ語基式を採用しているものが多いのですか?
- 日本語の動詞活用(未然形・連用形など)と発想が似ており、日本人学習者にとって活用のルールを整理・暗記しやすい教育的メリットがあるためです。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部