鈍い

「鈍い」の英語

「鈍い」は英語で dull と言います。光が鈍いなら dim、刃先が鈍いなら blunt、動きや反応が鈍いなら sluggish、理解が鈍いなら obtuse が自然です。日常の「だるい」は dull ではなく tired が一般的です。

「鈍い」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
dull
話や映画などが退屈で、刺激が少ないときに使います。
The movie was dull from beginning to end.
その映画は最初から最後まで退屈でした。
dim
光が弱く、周囲がはっきり見えないときに使います。
The hallway was dim after sunset.
日が沈んだ後、廊下は薄暗かったです。
blunt
刃物や鉛筆の先が鋭くないときに使います。
This old pencil is blunt.
この古い鉛筆は先が鈍っています。
sluggish
人や機械の動き、反応、景気などが鈍いときに使います。
My computer is sluggish today.
今日は私のコンピューターの動きが鈍いです。
amort
長時間の疲労やストレスで心や体の活動や意欲が鈍り、やる気が出ない状態をさす
He felt amort after weeks of nonstop work.
数週間休みなく働いた後、彼は無気力だった。
deadening
感情や刺激の鋭さを弱めて鈍い状態にする
A deadening thud echoed through the empty hall.
空のホールに鈍い衝撃音が反響した。
inert
不活発なは自ら行動せず外からのはたらきに従うか反応が遅い状態を表す
After hours of discussion, the committee remained inert on the issue.
数時間の議論の後も委員会はその問題に関して不活発なままだった。
obtuse
理解や反応が鈍いことを批判的に表すときに使います。
His obtuse reply confused the team.
彼の鈍い返答に、チームは戸惑いました。
torpid
無気力な、体や心の活動が低下して動作や反応が鈍い状態をさす
After the long illness, he felt torpid and struggled to get out of bed.
長い病気の後、彼は無気力なままでベッドから起き上がるのに苦労した。
unintelligent
賢くない、つまり理解力や判断力が乏しく的確な考えや選択ができないことを表す
Buying that gadget without research was an unintelligent choice.
そのガジェットを調べずに買うのは賢くない選択だった。

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5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル

dull

dʌl

意味

dullのイラスト

例文

The dull lecture put everyone to sleep.

その講義は退屈なため、みんな寝てしまった。

コアイメージ

平坦で単調な要素が続き、感覚的な刺激が乏しい状態。

関連語

使い方

  • dull lecture

    退屈な講義

  • dull color

    鈍い色

  • be dull

    退屈である

類義語との違い

dull: 退屈で感覚的な刺激が少なく面白くない
boring: 単に面白くないため興味を引かない

英英

Not interesting or exciting; lacking brightness or liveliness; causing boredom or a lack of stimulation.

語源

dullは、もとは刃物などが切れない「鈍い」を表す語で、その「刺激が弱い」という感覚が広がり、やがて人を引きつけない=「退屈させる」の意味に広がった。

コラム

  • 日本語の「ダルい」は疲労やだるさを表すことが多いが、英語のdullは「退屈な/鈍い」で意味が異なり、訳し方で混同されやすい。

dim

dím

意味

dimのイラスト

例文

The room was dim and gloomy.

その部屋は薄暗く、陰気だった。

コアイメージ

光が弱く、まわりの形や色がはっきりしない

関連語

使い方

  • dim light

    薄暗い光

  • dim memory

    おぼろげな記憶

類義語との違い

dim: 光が弱く、はっきり見えない薄暗い状態
dark: 光がほとんどなく非常に暗い状態
faint: 光や色が弱く、かすかで目に見えにくい状態
gloomy: 暗くて陰鬱な雰囲気や天気が重い状態
dull: 鮮やかさや光がなく、ぼんやり暗い状態

英英

Not bright or giving little light, making it hard to see clearly.

語源

dimは、古英語のdim(暗い)から来た語で、さらに古いゲルマン語の語根が『光が弱い』を表していたところから『薄暗い』の意味になった

コラム

  • dimは単独で「薄暗い」を意味するが、dim-wittedのような複合語では「頭が鈍い」と全く違う意味になるため語のまとまりに注意する

blunt

blʌ́nt

意味

bluntのイラスト

例文

She was blunt about her mistakes.

彼女は自分の間違いについて率直だった。

コアイメージ

丸く鈍い先端が突き出るように、思ったことを飾らずそのまま言うイメージ

関連語

使い方

  • be blunt about

    〜について率直である

  • be blunt with

    〜に対して率直である

類義語との違い

blunt: 遠慮なく率直で、時に冷たく無礼に聞こえる
frank: 遠慮なく率直に言うが、必ずしも無礼でない
direct: 回りくどくなく端的に言う、礼儀は中立
honest: 正直で事実に忠実、無遠慮とは限らない

英英

Not sharp or pointed; speaking honestly and directly, even if it may hurt or upset others.

語源

bluntは、もともと「先が丸く鈍い」という意味で、そこから比喩的に「角がなくはっきり言う=無遠慮な」という意味に広がった

コラム

  • bluntは相手にズバリ言う性質を示すため会話で直接使うと失礼に受け取られる場合があり、場面によっては正直さや率直さを示す表現にもなる

sluggish

slʌ́giʃ

意味

sluggishのイラスト

例文

The sluggish market worried investors in spring.

春、活気のない市場が投資家を不安にした。

コアイメージ

エネルギーや反応が鈍く、動きや変化がゆっくりであること

関連語

使い方

  • sluggish market

    活気のない市場

  • sluggish growth

    成長の鈍さ

  • sluggish response

    鈍い反応

類義語との違い

sluggish: 活気がなく動きや反応が鈍い様子
slow: 動きや進みが遅いこと。速度が主体
lazy: やる気や努力がなく働きたがらない様子

英英

Moving or reacting at a slower pace than what is typical; lacking energy or activity.

語源

sluggishは、slug(のろい人やナメクジを指す語)に形容詞化の接尾辞 -ish が付いて「のろい・活気のない」の意味になった

コラム

  • sluggishは体調のだるさだけでなく動きや反応が鈍いという意味合いがあり、新聞見出しでは景気や取引の鈍化を表す語として使われる。

例文

He felt amort after weeks of nonstop work.

数週間休みなく働いた後、彼は無気力だった。

コアイメージ

長時間の疲労やストレスで心や体の活動や意欲が鈍り、やる気が出ない状態をさす

英英

Marked by a lack of energy or motivation; feeling listless and apathetic after prolonged exertion or stress.

語源

amortは、古フランス語のamort(死んだ、無感覚)や動詞amortir(和らげる、弱める)に由来し、活動や感情が『死んだように』弱まる意味で用いられた。

コラム

  • amortは現代英語では稀で文学的に用いられ、長期の疲労や燃え尽きで意欲や活力が著しく低下した状態を表す。

例文

A deadening thud echoed through the empty hall.

空のホールに鈍い衝撃音が反響した。

コアイメージ

感情や刺激の鋭さを弱めて鈍い状態にする

英英

making feelings, sensations, or sounds less sharp or intense; producing dullness or numbness

語源

deadeningは、古英語由来のdeadに動詞化接尾辞-enでdeadenが形成され、さらに-ingで働きを表して「鈍い・鈍らせる」という意味になった

コラム

  • deadeningは名詞を修飾してdeadening thudのような重く鈍い音を表す一方で、感情面では興奮や関心をしぼませる意味でも使われる

例文

After hours of discussion, the committee remained inert on the issue.

数時間の議論の後も委員会はその問題に関して不活発なままだった。

コアイメージ

不活発なは自ら行動せず外からのはたらきに従うか反応が遅い状態を表す

英英

Not taking action or initiative; slow to respond or engage, often showing passivity rather than active resistance.

語源

inertは、ラテン語iners(行動しない)に由来し、古フランス語を経て英語化した語で、人や物が動かないことを示す意味から派生した

コラム

  • 人や組織について使うときは意図的な無為と能力不足のどちらにも解釈され得るため文脈で区別される

例文

The student's obtuse comment derailed the discussion.

生徒の鈍い発言が議論の脱線を招いた。

コアイメージ

理解や反応が鋭敏でないこと、または角や刃が鋭くないことをさす

英英

Slow to understand or perceive; lacking quickness or sharpness of mind or feeling; also not sharp in form (as an angle or edge).

語源

obtuseは、ラテン語obtusus(鈍くされた)に由来し、古フランス語を経て英語に入り、もともと刃や角が鋭くない意味から転じて『理解や反応が鈍い』の意にも用いられるようになった。

コラム

  • 人の理解力を表す際は批判的に響くことがあり、幾何学では90度より大きく180度未満の鈍角を指す語である

例文

After the long illness, he felt torpid and struggled to get out of bed.

長い病気の後、彼は無気力なままでベッドから起き上がるのに苦労した。

コアイメージ

無気力な、体や心の活動が低下して動作や反応が鈍い状態をさす

英英

Mentally or physically inactive and sluggish; slow to act, move, or respond.

語源

torpidは、ラテン語torpidus(動かない、麻痺した)から、torpere(しびれる、動かない)が派生して英語に入り、活動が鈍い意味になった。

コラム

  • 日常会話ではあまり使われず、書き言葉や医学的表現で身体的・精神的な鈍さを示す語として用いられる

例文

Buying that gadget without research was an unintelligent choice.

そのガジェットを調べずに買うのは賢くない選択だった。

コアイメージ

賢くない、つまり理解力や判断力が乏しく的確な考えや選択ができないことを表す

英英

lacking intelligence or mental sharpness; not showing good understanding or judgment.

語源

unintelligentは、否定の接頭辞un-とラテン語intelligere(理解する)に由来するintelligentの結合で『賢くない』を表す

コラム

  • 賢くないは知性や判断力の欠如を指し、話し手の評価や口調によって侮辱的に聞こえることがある

「鈍い」のレベル別の例文

「鈍い」を英語にするときのよくある間違い

  • × I am dull today.

    ○ I feel tired today.

    日本語の「だるい」は、退屈という意味の dull ではなく、一般的には tired を使います。体の動きや反応が鈍いという意味なら sluggish も使えます。

  • × The light is blunt.

    ○ The light is dim.

    blunt は刃先などが鈍いことを表し、光が弱い場合は dim を使います。

「鈍い」の英語についてよくある質問

Q. 「鈍い」を英語で一言で言うと?
一般的には dull ですが、光なら dim、刃先なら blunt、動きや反応なら sluggish など、対象によって表現が変わります。
Q. dull と blunt の違いは?
dull は退屈さや感覚の鈍さ、刃物の切れ味の悪さなどを表します。blunt は主に刃物や鉛筆の先が鋭くないこと、または発言が率直すぎることを表します。
Q. 「鈍い」のビジネス英語での言い方は?
景気や売上、反応などの動きが鈍い場合は sluggish が一般的です。例えば sluggish sales は「低調な売上」という意味です。
Q. 「鈍い」の代表的な英単語の読み方やカタカナ表記は?
最も一般的な単語はdullで、発音はダル(/dʌl/)に近いです。先端が丸く鈍いことを表すbluntはブラント(/blʌnt/)、ナメクジのように動作や景気がのろいことを表すsluggishはスラギッシュ(/ˈslʌɡ.ɪʃ/)と読みます。日常会話で動きや反応の鈍さを言う際は、馴染みのあるslow(スロウ)を使うことも多いです。
Q. 「動きが鈍い」と言いたいときは英語で何と言いますか?
身体が重くキレが悪いときはsluggishを使うのが自然です。ナメクジ(slug)に由来し、エネルギー不足でだるく動く様子を表します。単に動作の速度が遅いならslowも使えます。例文: I feel sluggish today due to lack of sleep.(寝不足のせいで今日は動きが鈍いです。)パソコンなどの動作が重い際にもThe computer is running sluggishly.のように使えます。
Q. 「反応が鈍い」「レスポンスが遅い」はどう英語で表現しますか?
人や組織の返答が遅いときはslow to respond、提案に対する手応えが薄いときはweak responseやpoor responseを使います。反射神経の鈍さを表すならslow reflexesと言えます。例文: The client was slow to respond to our proposal.(提案に対するクライアントの反応が鈍かったです。)相手を直接批判せず客観的に状況を伝えられる表現です。
Q. 「勘が鈍い」と英語で言いたいときは?
直感が働かないときはintuition is off、あるいは自分の勘が鈍っているという意味でMy hunch is not working wellなどが使えます。日常会話では「勘が外れている」というニュアンスでoffを使うのが自然です。例文: My intuition is a bit off today.(今日はどうも勘が鈍っています。)「鈍感である」という意味で人の気持ちに無頓着な様子を表すならinsensitiveも用いられます。
Q. 「感覚が鈍い」を表す英語表現は?
寒さや麻酔などで身体の物理的な感覚が麻痺して鈍い場合はnumbを使います。一方、人の気持ちに無頓着で鈍感な性格を指す場合はinsensitiveが適しています。例文: My fingers went numb with cold.(寒さで指先の感覚が鈍くなりました。)また、批判や人の目を気にしない鈍感力にはポジティブにthick-skinned(面の皮が厚い、打たれ強い)と言うこともできます。
Q. 「頭が鈍い」を侮辱的にならず自然に伝えるには?
疲れなどで頭がぼんやりして回転が遅いときはbrain is foggyやfeel dullを使うのがおすすめです。人を直接slow(知的に遅い)と呼ぶと侮辱的な響きになるため避けましょう。理解が遅いことをやわらかく言う表現にはnot quick on the uptakeもあります。例文: My brain feels foggy after a long flight.(長旅の後で頭の回転が鈍いです。)
Q. 「鋭い」と「鈍い」を対義語ペアで表すには?
切れ味や痛み、感覚の鋭さにはsharpとdullのペアをよく使います。包丁の切れ味が鋭いならsharp knife、鈍いならdull knifeです。先端が尖っていることに対する丸く鈍い状態はpointed(またはsharp)とbluntで対比されます。また、観察力や頭の切れの鋭さ・鈍さにはkeenとdull、発言の鋭さ(辛口)に対してはblunt(ぶっきらぼう・率直すぎる)が対照的に使われます。

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