例文
コアイメージ
公式の場面で用いられる上位変種と私的な場面で用いられる下位変種が同じ言語内で棲み分ける状況
類義語との違い
diglossie: 儀礼や報道などのかたい言葉と家庭で話すくだけた言葉が同じ言語内で分かれて使われる状態
registre: 場面や相手で使い分けられる言葉のかたさ
dialecte: 地域に根付く独自の語彙や発音を伴う話し方
variété: 特定の地域や集団に見られる言語のまとまり
フランス語での定義
Nom désignant la coexistence, au sein d'une même langue, de deux variétés stables : une variété « haute » pour les situations formelles et une variété « basse » pour la vie quotidienne.
語源
ギリシャ語の di-(二)+glōssa(舌・言語)に由来し、言語学で高変種と低変種の対立を表す用語となった。
コラム
- 教科書の標準形だけでは現地の口語に対応しにくいため、ニュースなどの高変種と会話の低変種を聞き比べて場面ごとの使い分けを意識すると実用的な理解が深まる。
「二層的言語使用」はフランス語で何と言う?
「二層的言語使用」はフランス語で diglossie と言います。言語学や社会言語学の専門用語であり、社会の中で公的な高位言語と日常会話用の低位言語という、機能や地位の異なる2つの言語や方言が使い分けられている状態を指します。
使い分け
- diglossie
言語社会学などの学術的な文脈で、公的場面と私的場面で異なる言語変種が使い分けられる状況を指す際に使います。
La situation linguistique de ce pays est caractérisée par une diglossie.
この国の言語状況は二層的言語使用によって特徴づけられます。
よくある間違い
✕ bilinguisme
○ diglossie
個人が2言語を話す二言語併用と、社会的な使い分けは区別されます。