文脈

「文脈」の英語

「文脈」は英語で context と言います。言葉や文章の意味を決める前後の内容や背景を指す、最も一般的な表現です。社会的な環境や雰囲気を強調する場合は milieu も使われますが、やや硬い語です。

「文脈」の英語の使い分け

context

[US] kɑ́ntekst [UK] kɔ́ntekst

意味

contextのイラスト

例文

It is difficult to understand the context of this novel.

この小説の文脈を理解するのは難しい。

コアイメージ

ある出来事や言葉が置かれた周囲の状況や背景のつながりである

関連語

使い方

  • in the context of

    〜の文脈で

  • the context of

    〜の文脈

  • political context

    政治的文脈

類義語との違い

context: 文や発言が意味を持つ周囲の状況や背景
situation: ある時点での具体的な状況や立場
background: 出来事や人物の背後にある事情や経歴
setting: 物語や出来事の起こる場所や時間の環境

英英

The situation or information that is connected to something, which helps you understand it better. It also includes the words that come before and after a word or sentence, giving you clues about its meaning.

語源

contextは、ラテン語のcon(一緒に)とtexere(織る)が合わさり「一緒に織られたもの」を意味し、そこから周りの言葉や状況=文脈の意味になった。

コラム

  • 会話や文章では話題や背景が意味を決める手がかりになり、contextが分かると同じ表現でも解釈が変わる場面が増える。

例文

Children's behavior often reflects the milieu they grow up in.

子どもの行動はしばしば育った社会環境を反映する。

コアイメージ

人や集団を取り巻く周囲の状況で行動や価値観に影響を与える社会環境

英英

the social environment or setting in which people live or events occur; the cultural and social conditions that influence behavior

語源

milieuは、フランス語のmilieu(中・中央)から英語に入り、社会を取り巻く周囲=社会環境を表す語として定着した

コラム

  • フランス語由来でややフォーマルな語感があり、芸術的・政治的などの語と組んで特定の社会環境を示す表現として使われる

「文脈」のレベル別の例文

「文脈」を英語にするときのよくある間違い

  • × I need more contexts to understand this sentence.

    ○ I need more context to understand this sentence.

    この意味の context は通常数えないため、複数形にはしません。

  • × The milieu of this sentence is unclear.

    ○ The context of this sentence is unclear.

    文章や発言の意味に関わる文脈には context を使います。milieu は人や集団を取り巻く社会環境を指す語です。

「文脈」の英語についてよくある質問

Q. 「文脈」を英語で一言で言うと?
context が最も一般的です。言葉や発言の前後関係、背景を表します。
Q. context と background の違いは?
context は言葉や出来事の意味に関わる前後関係、background は人や出来事の背景事情を指すことが多いです。
Q. 「文脈」を英語のビジネスメールでどう言う?
Please provide more context. で「もう少し文脈や背景を教えてください」という意味になります。より具体的な背景事情なら background も使えます。
Q. 「文脈によって異なる」は英語で?
depending on the context と表現するのが一般的です。単語の意味や事態の解釈が文脈次第で変わる場面でよく使われます。会話では It depends on the context.(それは文脈によります)と文で答えることも多いです。例文: The meaning varies depending on the context.(意味は文脈によって異なります。)
Q. 「前後の文脈から判断する」の英語は?
judge from the context や guess from the context と表現します。「前後の」を直訳して before and after と言う必要はなく、context だけで前後のつながりを含みます。直前直後の流れを強調したい場合は surrounding context を使えます。例文: You can guess the meaning from the context.(前後の文脈から意味を推測できます。)
Q. 「文脈を無視する・切り取る」の英語は?
take out of context という定番の表現を使います。発言の一部だけを切り取って都合よく解釈したり引用したりする場面で使われます。切り取られた状態は out of context で表せます。例文: My comments were taken out of context.(私の発言は文脈を無視して切り取られてしまいました。)
Q. 「〜という文脈において」の前置詞は?
前置詞は in を使い、in the context of と表現します。「この文脈では」と言いたいときは in this context とします。日本語の感覚につられて on を使わないよう注意しましょう。例文: We should discuss this issue in the context of climate change.(この問題は気候変動という文脈において議論すべきです。)
Q. context と situation の違いは?
context は言葉や出来事の意味を決定づける「背景や前後関係」を指すのに対し、situation は人や物が置かれている「その場の状態や事態」を指します。発言の真意を読み解くために必要な情報が context で、今起きているトラブルなどの現実的な事態そのものが situation です。
Q. 「ハイコンテクスト文化」とは英語で?
high-context culture と言います。言葉そのものだけでなく、文脈や空気、暗黙の了解を重視して意思疎通を図る文化を指す定着した術語です。反対に言葉ですべてを明確に伝える文化は low-context culture と呼びます。例文: Japan is often considered a high-context culture.(日本はよく高文脈文化と見なされます。)

「文脈」と関連する日本語の英語

ほかの日本語から英語を引く

「文脈」の英語が載っている単語帳

1 / 1