考案する
「考案する」の英語
「考案する」は英語で come up with と言います。アイデアや方法を思いつく場合に広く使え、計画や仕組みを工夫して作る場合は devise も使えます。道具などを新しく発明する場合は invent が適切です。
「考案する」の英語の使い分け
道具や機械など、まだないものを新しく作るときに使います。
アイデアや方法を思いつき、提案するときの会話表現です。
計画や仕組みを工夫して考え出す、やや硬めの表現です。
政策や方針、手順を正式に練り上げる場面で使います。
The city formulated new guidelines for public parks.
例文
He will invent a time machine.
彼はタイムマシンを発明するだろう。
コアイメージ
まだない道具ややり方を考えつき、形にする。
関連語
使い方
類義語との違い
invent:
新しいものや方法を考え出し、世に出す
make:
手や道具を使って物を作る、日常的で具体的
create:
アイデアから新しいものを生み出す、発明や作品に使う
discover:
既にあるものや事実を見つける、発見を指す
英英
To create or design something new that has not existed before, or to come up with a new idea or method.
語源
inventは、ラテン語invenire(in=中へ+venire=来る)が語源で、もとは「見つけ出す」を意味し、やがて新しいものを思いつく意に転じて英語で「~を発明する」の意味になった
コラム
- inventは「~を発明する」を基本意味とし、discover(発見する)と異なり人が新しく作り出すことを指し、invent an excuseのように「でっち上げる」の意でも使われる。
例文
コアイメージ
頭の中から何かが浮かび上がってくるイメージ
類義語との違い
come up with:
~を思いつく、アイデアや解決策を出す
think of:
まず頭に浮かぶ軽い発想
suggest:
相手に提案する、proposeより柔らかい表現
propose:
正式・公式な提案を示す
create:
新しいものや案を作り出す
英英
語源
come up withは、come=到来する、up=上方へ、with=持っての意。上からやって来た考えが自分のものになるイメージで『思いつく』を意味する
コラム
- come up withを直訳して「上がってくる」と誤解しやすいが、ここでは他動詞句としてアイデアや案、解決策を『生み出す・示す』意味で使う
例文
Companies formulate policies to improve efficiency.
企業は効率を改善するための方針を考案する。
コアイメージ
ばらばらの考えや材料を組み合わせて、はっきりした計画や言葉の形にまとめる
関連語
使い方
類義語との違い
formulate:
考えや計画を論理的にまとめて作る
develop:
アイデアや製品を徐々に発展させる
plan:
目標達成のために手順や予定を立てる
create:
新しいものや案を一から生み出す
design:
目的や用途に合わせて細部を設計する
英英
To create a plan or idea by thinking carefully and deciding on all the details of how it will be carried out.
語源
formulateは、ラテン語formula(形)からできた語で、考えをはっきりした形にして作り出す=考案するという意味になる
コラム
- formulateは「~を考案する」という意味の他動詞で、政策や方針、手順を文書やプレゼンで具体化するときによく用いられる
例文
コアイメージ
手持ちの事実や記憶を組み合わせて新しい案や解決策を生み出す
類義語との違い
think up:
新しい案や考えを考え出す
think of:
思いつく・思い浮かべる。思い出す場合もある
come up with:
問題の解決策や案を考え出す
invent:
まったく新しいものや方法を創造する
英英
語源
think upは、think=考える、up=上へ。二つが合わさると、考えを上へ出すイメージから新しい考えを生み出す=「考え出す」という意味。
コラム
- 具体的な提案や解決策を述べる場面でthink upを使うと、意図的に考え出したことを表せる
例文
He carried out the escape plan he had conceived.
彼は思いついた脱出計画を実行に移した。
コアイメージ
頭の中でいくつかをつなげて、まだ見えない答えを組み立てる
関連語
使い方
-
conceive a plan
計画を思いつく
-
〜を想像する
類義語との違い
conceive:
新しい考えや計画を思いつく
think:
広く考える、意見や判断をする
imagine:
情景や状態を心に思い浮かべる
英英
To think of a new idea or plan and develop it in your mind; to imagine a specific situation or concept.
語源
conceiveは、ラテン語のcon-(一緒に)とcapere(取る)が合わさったconcipereが元で、心の中に何かを取り込む=~を思いつくという意味になった
コラム
- 日常会話ではcome up withやthinkがよく使われ、conceiveはフォーマルな文章や説明で発想の起点を示す際に用いられることが多い
例文
コアイメージ
情報や数を組み合わせて順を追い、計算や考えで正しい結果にたどり着く
類義語との違い
work out:
問題や計算を考えて解く
solve:
問題や謎を論理的に解決する
figure out:
考えて原因や答えを見つけ出す
find out:
調べて事実や情報を知る・発見する
英英
To think carefully and find a solution to a problem or situation, often by planning or calculating.
語源
work outは、work=労力をかける、out=最後まで・結果としてを合わせた言い方。労力をかけて最後に答えを出すことから「~を解く」を表す。
コラム
- 会議や業務で数値や手順を組み合わせて解決策を導く場面でよく使われ、計算や段取りを経て結論に至るニュアンスが伝わる。
例文
コアイメージ
いろいろな材料や考えを混ぜ合わせて、新しい話や計画を作り出す
関連語
使い方
類義語との違い
concoct:
いろいろな材料や考えを混ぜて計画や話を作り出す
make up:
話や言い訳をでっち上げる日常表現
invent:
発明や考案が基本だが、文脈ででっち上げになることもある
英英
To devise or put together a plan, story, or excuse by combining different parts, sometimes with dishonest intent.
語源
concoctは、ラテン語concoquere(con=一緒に+coquere=煮る)に由来し、材料を合わせて作るという意味から『組み合わせて作り出す・考案する』の意味に広がった
コラム
- 会話より文章で用いられ、目的語に「話」「計画」「言い訳」などが続きやすい構造である
例文
コアイメージ
構想を頭の中で練り上げて形にすること、考案する
英英
To form a plan or concept in the mind, often implying initial creative thought or inspiration.
語源
create by mental actは、create(作る)とmental(心の)とact(行為)を直訳的に合わせた表現で、英語ではconceiveやconceptualizeといった語で表される意味を説明する語句になった
コラム
- 企画や芸術的発想を表す場合はconceiveやconceptualize、実務的な計画ならdeviseといった単語がより適切に使われる
「考案する」のレベル別の例文
「考案する」を英語にするときのよくある間違い
× I did a new plan.
考案するを do と直訳せず、come up with を使います。
× I came up a solution.
come up with では with が必要です。