対処する
「対処する」の英語
「対処する」は英語で handle と言います。問題や仕事に対応するなら deal with も一般的です。負担をやりくりするなら cope with、責任を引き受けて処理するなら take care of が使えます。
「対処する」の英語の使い分け
仕事や問題を自分で処理するときの基本表現です。
問題や苦情などに取り組み、対応するときに広く使います。
ストレスや困難をやりくりし、何とか乗り切る場合に使います。
責任を引き受けて、用事や問題を処理するときに使います。
例文
コアイメージ
人や組織の居場所を特定し、郵便や訪問先を示す住所の情報
関連語
使い方
類義語との違い
address:
名詞「住所」、メールアドレスや動詞と区別
email address:
電子メールの送信先を示す語
mailing address:
郵便物を受け取るための住所
residence:
人が住んでいる住居を指す語
英英
The place where a person or organization lives or receives mail; the street name and number identifying a location.
語源
addressは、ラテン語のad-(〜へ)とdirectus(向けられた)に由来し、古フランス語で『向ける』が転じて『宛てる場所(住所)』の意になった
コラム
- 書類でのaddressは通常物理的な住所を指し、日本語の「アドレス」はメールや住所の両方を指すため文脈で意味が変わる
例文
コアイメージ
売買や契約という合意のもとで成立する行為・結果としての具体的な取引
関連語
使い方
類義語との違い
deal:
主に取引を指し、扱うは動詞で訳に注意
transaction:
一件の売買ややりとりを指し、より形式的
trade:
物や条件の売買・交換という経済的行為を指す
agreement:
当事者間で合意した取り決めを指す
contract:
当事者間の法的拘束力ある契約を指す
英英
A business agreement or transaction; an arrangement to buy, sell, or exchange goods or services.
語源
dealは、古英語dǣlan(分ける、配る)から発展し、分ける・配るの意味が拡大して「取引」や合意を表す語になった
コラム
- 英語のdealは「扱う」と「取引する」の両義があり、日本語の「ディール」と用法が一致しない場合があるため文脈で訳が変わる。
例文
Can you handle this?
これを扱ってくれますか?
コアイメージ
課題や作業に関わって対応・処理するという統一的なイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
handle:
問題や物事を扱って対処するという意味
manage:
仕事や状況をうまく処理するという意味
deal with:
問題や要求に対処して取り組むという意味
英英
To deal with, manage, or take action to cope with something such as a task, problem, or situation.
語源
handleは、古英語のhand(手)に由来し、もともとは手で触れ動かす意味から、次第に物事を扱う・処理する意味に広がった。
コラム
- 名詞のhandleは「取っ手」を指し、SNSでのハンドル名や動詞のhandle(扱う)は別の語義として区別される。
例文
コアイメージ
変化や重荷を調整して吸収し、機能を保ちながら対応する
使い方
-
〜にうまく対処する
類義語との違い
cope:
withを伴い、負担を調整してしのぎつつ対処すること
deal:
事柄に対処し必要なら解決へ進めること
manage:
困難を乗り越え計画的に成し遂げること
handle:
人や事を扱い問題をうまく処理すること
英英
To manage or deal with a difficult problem or situation, often without fully solving it.
語源
copeは、もともと「打ち合う・対面する」という意味を持ち、そこから「困難に直面してそれを処理する=うまく対処する」に意味が広がった
コラム
- 通常は with を伴って用いられ、問題の全面解決より日々の調整や負担のやりくりを表すため、日本語の「対処する」と少しニュアンスが異なる
例文
コアイメージ
ある対象の世話や責任を引き受け、継続して注意と行動を向ける
関連語
類義語との違い
take care of:
世話や問題の処理を引き受け、継続して対応する
handle:
作業や問題の処理を行い実務的に対処する
manage:
運営や管理の立場で責任を持って対応する
maintain:
状態を保つための保守や点検を行う
英英
To look after or be responsible for someone or something, or to handle or settle something such as a task or a bill.
語源
take care ofは、take=(引き)受ける、care=心配・注意、of=〜の。心配や注意を引き受けることから『世話をする』を表し、注意深く処理する用法から『対処する/代金を支払う』の意味が派生する。
コラム
- take care of は「~の世話をする/処理する」を意味し、単独の take care が「気をつけて/お大事に」を表すため混同しやすい
例文
コアイメージ
船や車の進路を定めるように、ウェブ操作や複雑な状況を扱って前に進む
関連語
使い方
類義語との違い
navigate:
船や車などを操縦して進路を定める
drive:
車などを運転して移動させる
control:
機械や状況を操作して制御する
guide:
人や手順を導き方向や方法を示す
英英
To determine the direction to go when traveling from one location to another, to manage or understand something complex, or to guide a boat along a river or body of water.
語源
navigateは、ラテン語のnavis(船)とagere(動かす)が合わさったnavigareが語源で、もともと「船を操縦する」という意味から「~を操縦する」へ広がった
コラム
- 日本語のナビゲートや案内と混同されやすいが、英語のnavigateは操縦して方向を定めるという能動的な意味を念頭に置く
例文
コアイメージ
問題や仕事に手を伸ばしてつかみ、整理しながら処理するイメージ
関連語
類義語との違い
deal with:
問題や事柄に対処する
handle:
物事を扱い、処理する
manage:
うまく対処・やりくりして成し遂げる
cope with:
困難や負担に耐えて対処する
address:
問題に取り組み、公式に扱う
英英
To take action to solve a problem or handle a situation. It can also mean to manage feelings about an emotional issue so that it does not interfere with your life.
語源
deal withは、deal=物事を扱う、処理する、with=〜に関して・〜とともに、を合わせた形。対象について扱い・対応するという意味になる。
コラム
- deal withは「~に対処する」という意味で、名詞deal(取引)やカードを配るdealとは意味が異なり人や問題を扱う表現である
例文
コアイメージ
人や仕事をまとめて目標に向かわせる調整と、困難を乗り切るためにやりくりすること
関連語
使い方
-
managing costs
コストを管理する
-
managing to
何とかする
類義語との違い
managing:
管理という点で共通し、人や仕事をまとめて目標に向かわせること
supervising:
管理という点で共通し、直接的な指示や監督で進行を統制すること
overseeing:
管理という点で共通し、全体を監視して進行や品質を点検すること
handling:
管理という点で共通し、個々の問題や業務を処理して対応すること
英英
Referring to the act of organizing, directing, or overseeing people and tasks, and sometimes to managing to cope or succeed in difficult situations.
語源
managingは、manage(扱う)に-ingがついた形で、語源はラテン語manus(手)にさかのぼるイタリア語maneggiare(手で扱う)に由来し、手で扱うという概念が転じて管理する意味になった。
コラム
- 名詞を修飾するmanagingは職務の範囲を示すことが多く、職名では管理職や編集責任者を表す用法が見られる
例文
コアイメージ
障害に向かってぶつかり、押し進めて解決する行動
関連語
使い方
類義語との違い
tackle:
困難や問題に積極的に取り組む
address:
問題に対処し解決を試みる
handle:
扱って処理し対応・管理する
approach:
方法や角度を決めて取り組む
solve:
問題を解決する
英英
To try to solve a difficult issue or problem; to engage with someone in order to address a challenge; to attempt to take control of a situation or to stop someone from continuing an action.
語源
tackleは、中世英語のtakel(船の滑車やロープなどの道具)から来て、道具でつかまえる・扱うイメージが比喩的に移り「取り組む」という意味になった
コラム
- tackleは「問題や仕事に取り組む」という意味でtackle a problemのように使う一方、サッカーやアメフトでは相手を止める身体的な「タックル」を指すため文脈に注意が必要である。
例文
Many students can't cope with the pressure of university entrance exams.
多くの生徒は大学入試のプレッシャーに対処できない。
コアイメージ
困ったことや難しい問題に向き合い、やり方を考えて対応する
類義語との違い
cope with:
困難や問題に対処する、やりくりする
deal with:
問題・要求などに対応する、処理する
handle:
物事や問題を扱う、対処や操作をする
manage:
困難を乗り切る、うまくやり遂げる
英英
To deal effectively with a difficult situation or challenge.
語源
cope withは、cope=対応する、with=~と共に、合わせると問題と共に向き合い処理することを表して=~に取り組む
コラム
- cope withを「共存する」と誤訳する例があるが正しくは問題や困難に取り組む意味であり、共存はcoexistなど別語を使う
例文
Please see to the problem before it gets worse.
悪化する前にその問題に対処してください。
コアイメージ
見て必要な手を加え、物事を処理して終わらせる動作。
類義語との違い
see to:
事柄に注意して手配や対応をして処理する
handle:
物事や問題をうまく扱って処理する
manage:
困難や状況をうまく乗り越えて対処する
address:
問題や課題に向き合って対応する
英英
To handle a situation or take care of a task for someone.
語源
see toは、see=見る・気にかける、to=…へ。目を向けて世話や処理をするという感覚から、~に対処するという意味になる。
コラム
- see to は「〜に対処する/手配する」を表す句動詞で、直接目的語(see to the problem)の後に事柄を置くか see to it that+節で「〜するように手配する」と使う。
例文
コアイメージ
害や敵に立ち向かい、対処しようとするイメージ
関連語
使い方
-
in combat
戦闘中に
-
戦闘地域
-
combat operations
戦闘作戦
類義語との違い
combat:
問題や敵を撲滅しようと戦うこと
fight:
相手と争う・戦う。必ずしも撲滅を意味しない
英英
語源
combatは、古フランス語combattre(打ち合う)を経て、さらにラテン語battuere(打つ)にさかのぼる語で、対抗して立ち向かうという意味が定着した。
コラム
- 名詞のcombatは可算・不可算で用いられ、個々の戦闘を指す場合も戦闘状態を表す場合もある。
例文
She finally came to grips with her new responsibilities.
彼女はようやく新しい責任に対処した。
コアイメージ
問題や状況に向き合って把握し、対処することを指す
英英
To recognize, grasp, and deal with a problem or situation, often after understanding or accepting it.
語源
come to gripsは、grip(つかむ・握る)の比喩から生まれ、実際に把握して制御しようとする意味が発展して「対処する」の意になった。
コラム
- come to grips with は通常 with を伴って後に問題や感情を置き、「〜に対処する・向き合う」という意味で使われる