乗り切る
「乗り切る」の英語
「乗り切る」は英語で get through と言います。問題や負担に対処しながらなんとかやっていくなら cope with、病気や深刻な困難を乗り越えて回復するなら pull through、金銭や食料などで当座をしのぐなら tide over を使います。
「乗り切る」の英語の使い分け
困難な状況や忙しい時期などを、終わりまで切り抜けるときに広く使います。
問題や負担に対処し、日々なんとかやっていくときに使います。
病気や深刻な困難から回復し、切り抜けるときに使います。
お金や食料などで、次の時期まで当座をしのぐ表現です。
例文
コアイメージ
変化や重荷を調整して吸収し、機能を保ちながら対応する
使い方
-
〜にうまく対処する
類義語との違い
cope:
withを伴い、負担を調整してしのぎつつ対処すること
deal:
事柄に対処し必要なら解決へ進めること
manage:
困難を乗り越え計画的に成し遂げること
handle:
人や事を扱い問題をうまく処理すること
英英
To manage or deal with a difficult problem or situation, often without fully solving it.
語源
copeは、もともと「打ち合う・対面する」という意味を持ち、そこから「困難に直面してそれを処理する=うまく対処する」に意味が広がった
コラム
- 通常は with を伴って用いられ、問題の全面解決より日々の調整や負担のやりくりを表すため、日本語の「対処する」と少しニュアンスが異なる
例文
コアイメージ
重い困難に押し戻されそうでも、力をかけて少しずつ抜け出す動きのイメージ
関連語
類義語との違い
pull through:
大病や困難を乗り越え命や状態を回復する
recover:
病気や損失から回復して元の状態に戻る
survive:
危険な状態を乗り切って生き残るが必ずしも回復しない
英英
To survive a serious illness or injury, or to help someone do this; to succeed in overcoming a challenging situation.
語源
pull throughは、pull=引く、through=通り抜ける。引いて通り抜けさせるイメージから、苦しい状態を抜け出す、回復するという意味になる。
コラム
- pull throughは自動詞的に「回復する」と他動詞的に「(誰か)を回復させる(pull someone through)」の両用法があり、文の主語と目的語の違いに注意
例文
コアイメージ
潮が一時的に水位を上げて障害を覆い、渡れるようにする
類義語との違い
tide over:
一時的な困難や不足をうまく乗り切る
manage:
状況や仕事を何とかやりくりして切り抜ける
get by:
金銭や工夫で一時的にしのぐ
cope:
ストレスや困難に対処してうまく対応する
英英
To assist someone in managing a tough time, particularly by providing financial support.
語源
tide overは、tide=潮の動きや勢い、over=渡る・超えること。潮に乗って渡るように辛い時期を越えてやり過ごすという意味になる。
コラム
- 日常会話では 'This will tide me over' のように、少額の金や簡単な食事などでその場をしのぐ場面で自然に使われる