「むしろ」はドイツ語で何と言う?
「むしろ」に当たる最も一般的なドイツ語は eher と lieber です。判断や事実の描写として「どちらかといえば・むしろ〜だ」と言いたいときは eher を使います。一方、「むしろ〜したい・〜のほうを好む」という本人の欲求や選択を表す場合は lieber を用いて使い分けます。
使い分け
- eher
客観的な事実や評価について、「どちらかといえばむしろ」と述べる場面で広く使われます。修正や訂正のニュアンスも持ちます。
Das ist eher blau als grün.
それは緑というよりむしろ青だ。
- lieber
「むしろ〜のほうがいい、〜したい」と、主観的な好みや選択を述べる場面で使います。gern の比較級です。
Ich trinke lieber Tee als Kaffee.
私はコーヒーよりむしろ紅茶が飲みたい。
よくある間違い
✕ Das ist lieber grün.
○ Das ist eher grün.
「むしろ緑色だ」という事実の判断には lieber ではなく eher を使います。
「むしろ」のよくある質問
Q. 否定の後の「むしろ」はどう言う?
Q. vielmehr との違いは何ですか?
例文
コアイメージ
どちらかというとそちらを選ぶ傾向や、出来事が起こりやすいという感触
関連語
使い方
類義語との違い
eher: ある出来事が起こる可能性が高いという感触を示す語
wahrscheinlich: 出来事が起こる確率が高いと示す語
vielleicht: 出来事が起こるかどうか不確かであることを示す語
wohl: 話し手が起きそうだと感じているが確信はないことを示す語
lieber: 好みでどちらかを選ぶことを示す語
ドイツ語での定義
Ein Adverb, das ausdrückt, dass etwas im Vergleich mehr zutrifft oder bevorzugt wird.
語源
eherは、古いehe(「以前・前」)に由来し、中高ドイツ語期に比較的用法が拡大して現在の『むしろ/より…だ』の意味になった。
コラム
- 会話では 'eher nicht' のように否定と組んで『むしろ〜ない』を表すことが多いので、この組み合わせを例文で確認しておくと聞き取りと応答が速くなる。

ゲームで覚える・約 1 分
eher をゲームで覚えよう
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例文
コアイメージ
分かれ道で片方の道に踏み出す足
関連語
使い方
類義語との違い
lieber: 好んでその方を選びたいという希望や嗜好を表す副詞
gern: 好んで何かをする気持ちや喜んで行う態度を表す副詞
eher: ある事柄が起きやすい・そう傾く可能性を示す副詞
am liebsten: 最も好む選択や望みの強さを示す副詞句
ドイツ語での定義
Ausdrückt, dass man eine Handlung einer anderen vorzieht; häufig in Vergleichssätzen mit 'als' oder in Wendungen wie 'Ich würde lieber ...'.
語源
lieberは、もともと古高ドイツ語に由来して比較級として発展し、副詞的用法で選択肢の間で『こちらを好む』という意味を担うようになった。
コラム
- 会話では控えめな希望や代替案を出すときに 'Ich würde lieber...' や 'Ich hätte lieber...' を使うと自然で、丁寧な選好の表現として使われる。