特権

「特権」の英語

「特権」は英語で privilege と言います。制度や社会的立場に結びつく特別な権利を指す一般的な語です。prerogative は特定の人の決定権、entitlement は制度上の受給権に使います。

「特権」の英語の使い分け

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privilege

prívəlidʒ

意味

privilegeのイラスト

例文

The president enjoys the privilege of using a company car.

社長は社用車を使う特権がある。

コアイメージ

特定の人や集団にだけ与えられる、普通とは違う権利や優先的な扱い。

関連語

使い方

  • have the privilege of

    〜する特権がある

  • it is a privilege to

    〜するのは特権だ

類義語との違い

privilege: 特定の人が受ける優遇された権利や地位
right: 法律や道徳で認められた正当な権利や自由
advantage: 有利になる点や立場、他より優位な点
benefit: 得られる利益や役立つ点

英英

A special advantage or benefit that is granted to a particular person or group, often not available to others. It can also refer to a situation where certain individuals enjoy more opportunities or rights than the general population.

語源

privilegeは、ラテン語privilegium(privus=個人+lex=法)から来て、もとは一人に与えられた特別な法や権利を指し、現在は「特権」を意味する

コラム

  • privilegeは単なる有利さ(advantage)と違い、個人の努力だけでなく社会や制度から与えられる身分上の特権を指す場合が多い

prerogative

[US] prirɑ́gətiv [UK] prirɔ́gətiv

意味

prerogativeのイラスト

例文

It's the parents' prerogative to decide what time their children go to bed.

子どもたちを何時に寝かせるか決めるのは親の特権だ。

コアイメージ

ある人や集団だけが持つ、特別に許された行動や選択の権利

関連語

使い方

  • parents' prerogative

    親の特権

  • royal prerogative

    国王の大権

類義語との違い

prerogative: ある地位や人に特に認められる特別な権利
right: 法律や道徳で一般に認められる基本的権利
privilege: 他より優遇される特別な扱いや権利
authority: 決定や命令を行う力や権限・権威

英英

A special right or advantage that a person has, often due to their status or position in society.

語源

prerogativeは、古代ローマで先に投票する班を指す言葉が語源で、そこから先に扱われる特別な権利=特権の意味に発展した。

コラム

  • prerogativeは可算名詞で 'have the prerogative to ...' の形で「〜する権限・特権を持つ」と表す点に注意

例文

The king granted his younger son an appanage to govern and support his household.

王は次男に一家を養うために統治させる領地の分与を与えた。

コアイメージ

王が次男らを養うために与える、統治するための領地やそれに伴う収入の分与をさす

英英

A grant of land, income, or rights made by a sovereign to a younger member of the royal family to support their household and governance of an estate.

語源

appanageは、古フランス語のapanage(apaner「パンを与える」に由来)から入り、当初は家族を養うための給付を指し、後に領地の分与という意味で定着した。

コラム

  • 中世以降の王侯制度に由来する語で、現代英語では主に歴史・法の文脈で王族への所領や扶持を指す用語として使われる。

例文

Employees protested the cuts to their entitlements.

従業員は自分たちの権利の削減に抗議した。

コアイメージ

法律や制度によって認められた行為や利益を受ける正式な権利を指す

英英

A legal or official right to have, do, or receive something granted by law, contract, or policy.

語源

entitlementは、動詞entitle(〜に資格を与える)に接尾辞-mentが付いてできた語で、もともとは与えられた資格や権利の状態を表す言葉として発展した

コラム

  • entitlementは公的制度や契約で明文化された権利を指すことが多く、労働や行政の文脈では給付や保護を受ける法的根拠を意味する

例文

A perquisite of the position is access to the executive lounge.

その職位の特権の一つは役員ラウンジの利用である。

コアイメージ

特権としての、職位や職務に付随して与えられる金銭以外の利用権や便益

英英

A privilege or advantage associated with a job or position, especially a non‑monetary right such as access to facilities or exclusive services.

語源

perquisiteは、ラテン語perquirere(探し求める)に由来し「得られたもの」を意味し、中英語を経て職務に付随する付加的な利益を指す語になった。

コラム

  • 役員ラウンジの利用のような具体例を含む特権を指し、口語ではperkと略されることが多くビジネス文書や求人で使われることがある

「特権」のレベル別の例文

「特権」を英語にするときのよくある間違い

「特権」の英語についてよくある質問

Q. 「特権」を英語で一言で言うと?
最も一般的なのは privilege です。社会的立場や制度に結びつく特別な権利を表します。
Q. privilege と prerogative の違いは?
privilege は特別な権利や優遇全般、prerogative は特定の人が持つ決定や選択の権限を指すことが多いです。
Q. 「特権」のビジネス英語での言い方は?
役職に伴う具体的な特典は perk、制度上の給付や権利は entitlement が一般的です。正式な決定権なら prerogative を使います。
Q. 「特権」と「権限」の英語はどう違いますか?
特権が特定の人への例外的な恩恵(privilege)を指すのに対し、権限は公的または組織的に認められた正当な命令権や決定権を指し、authorityやpowerを使います。例えば「彼にはその決定を下す権限がある」は He has the authority to make that decision. と表現します。権限は職責に基づく正当な執行力であり、個人的な優遇とは異なります。
Q. prerogativeの意味と正しい発音は?
prerogativeは、君主や特定の役職、立場に固有の排他的な専権事項や大権を意味する硬い語です。語源はラテン語の「事前に投票する権利」に由来します。発音は第2音節にアクセントを置き、プリロガティヴ(/prɪˈrɑː.ɡə.t̬ɪv/)と読みます。例文: It is the CEO's prerogative to decide.(決定を下すのは最高経営責任者の専権事項です)
Q. 会員特典やカードの優待はprivilegeですか?
会員特典にprivilegeを使うこともできますが、日常的にはperkやbenefitのほうが自然でよく使われます。perkは雇用や会員資格に伴う嬉しいおまけ特典、benefitは実質的な利益や手当を指します。ゴールドカードのVIP優待のような格別の厚遇にはprivilegeが合いますが、通常の店舗やサービスの特典なら perks of membership と表現するのが一般的です。
Q. 「特権を行使する」「乱用する」の英語は?
「行使する」はexercise、「乱用する」はabuse、「剥奪する」はrevokeを使ってprivilegeと組み合わせます。例文: He abused his privilege for personal gain.(彼は私利私欲のために特権を乱用した)。反対に特権を与える場合はgrantを用い、The government granted him diplomatic privileges.(政府は彼に外交特権を与えた)のように言います。
Q. 「白人特権」など社会問題のprivilegeの使い方は?
時事英語や社会問題では、生まれ持った属性によって社会構造から無自覚に受けている優遇を指してprivilegeが使われます。白人特権はwhite privilege、特権階級はthe privileged classと呼びます。単に個人の権利だけでなく、社会的な不平等や格差を議論する際のキーワードとして頻出します。
Q. privilegeは日常会話やIT用語でも使われますか?
はい、日常会話の社交辞令やITセキュリティ分野でも日常的に使われます。感謝に対する挨拶として It is my privilege.(こちらこそ光栄です)と返す表現が代表的です。またIT分野では、システム管理者など強力な操作権限を持つアカウントを privileged account(特権アカウント)、制限領域への立ち入りを privileged access(特権アクセス)と呼びます。

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