利用する
「利用する」の英語
「利用する」は英語で use と言います。物や方法を使う基本語で、人や機会を利用する場合にも使えます。make use of はやや堅く、utilize や tap into は対象や場面が限られます。
「利用する」の英語の使い分け
物・方法・人などを利用する、最も一般的な基本語です。
持っている物や知識を活用する、やや改まった表現です。
資源や設備などを目的に応じて活用する、形式的な表現です。
資源・情報・能力などを引き出して活用するときに使います。
例文
コアイメージ
あるものを別の目的をかなえるために当てて使う
関連語
使い方
-
use for
〜に使う
-
use in
〜で使う
-
use with
〜と一緒に使う
-
use as
〜として使う
類義語との違い
use:
物や方法を目的に当てて使う
make use of:
あるものを利用して目的を果たす表現
apply:
方法や知識を特定の場面に当てはめて使う
英英
To put into service for a purpose—whether a tool, method, resource, person, or word—and also to take advantage of someone or a situation.
語源
useは、ラテン語のuti(使う)が古フランス語userを経て英語に入った語で、意味は「~を使う」。
コラム
- useは物や方法を直接目的語に取る一方で、'use + 人/状況'で『利用する』の意味になることが多く、目的語に注意すると意味が見える。
例文
コアイメージ
持っている道具や知識を取り出し、必要なはたらきをさせる
類義語との違い
英英
To use something for a purpose or to benefit from it.
語源
make use ofは、make=行う・〜にする、use=使う、of=〜の・〜から、が並び、何かを行ってそれを使うという流れで『〜を利用する』の意味になる。
コラム
- 後ろに名詞を伴い日常の「使う」に置き換えられるが、文章や改まった場面で用いられるやや堅い表現。
例文
コアイメージ
一点を短く打つことで、瞬間的に小さな揺れや反応を生む動き
使い方
類義語との違い
tap:
軽く短くたたく動作。小さな衝撃を与える
hit:
強くたたく、ぶつける動作。打撃や衝撃を与える
touch:
触れて接触する動作。打撃の強さはない
英英
To touch or press something lightly, especially with a finger, as when using a touchscreen or to attract attention.
語源
tapは、物が軽く当たる小さな音「タップ」をまねた擬音語から生まれ、小さくたたく動作を指して「軽く叩く」という意味になった
コラム
- 「tap the screen」のように指で軽く押したり触れたりして画面操作する動作や、短い合図としての軽い接触を表す
例文
Students utilize their time efficiently during exams.
学生は試験中に時間を効率よく利用する。
コアイメージ
物や資源をそのままではなく、必要な役割に合わせて働かせるイメージ
関連語
使い方
-
utilize as
〜を〜として利用する
-
utilize for
〜を〜のために利用する
類義語との違い
utilize:
目的のために役立てて使う、やや硬い言い方
use:
最も一般的な『使う』の意味
apply:
知識や方法を場面に当てはめて使う、応用する
英英
To use something in a planned or efficient way to achieve a purpose.
語源
utilizeは、ラテン語utilis(役に立つ)に由来し、動詞化して「利用する」という意味で英語に入った
コラム
- utilizeは「利用する」の意で、useより形式的かつ効率や目的に沿って活用するニュアンスがあり、フォーマルな英文や報告で適切に用いられる
例文
コアイメージ
人や物を目的や利益のために利用する行為
関連語
使い方
-
exploit an opportunity
機会を利用する
-
exploit someone
人を搾取する
-
exploit resources
資源を利用する
-
exploit vulnerabilities
脆弱性を悪用する
類義語との違い
exploit:
他人を不当に利用して搾取する
take advantage of:
人の弱みを利用して不当に利益を得る
abuse:
相手を傷つける悪用を指す
英英
語源
exploitは、古フランス語exploiter(使う、働かせる)が英語に入って「利用する」を意味し、近代に「特に弱い立場から利益を得る=搾取する」で使われるようになった。
コラム
- ニュースで企業が従業員を搾取するときには動詞exploitが用いられ、同じつづりの名詞exploit(偉業)と意味が逆なので文脈判断が必須になる。
例文
Solar power generation harnesses the sun's energy.
太陽光発電は太陽のエネルギーを利用する。
コアイメージ
道具や仕組みで大きな力を制御し、必要なはたらきをさせる
使い方
類義語との違い
harness:
自然や資源・技術を利用して役立てる
use:
単に物や手段を使う、最も一般的
apply:
目的や状況に合わせて応用・適用して使う
employ:
方法や人を用いる、やや形式的な表現
utilize:
有効に活用する、やや堅い表現
英英
To control and make use of the natural power or energy of something, or to utilize people's skills effectively.
語源
harnessは、古フランス語harneis(装具)が英語化した語で、道具や働きを取りつけて使うという感覚から「利用する」の意味に広がった
コラム
- 日本語の「ハーネス」で胴輪を思い浮かびやすいが、英語のharnessは比喩的に能力・資源を引き出して利用する意味で使われることが多い
例文
コアイメージ
地下水脈にパイプをつないで水を引くように、見えない力や情報を取り出す感じ
類義語との違い
英英
To make use of a resource, idea, or ability in order to gain an advantage or achieve something.
語源
tap intoは、tap=栓をたたいて中のものを出す動き、into=〜の中へ、の組み合わせで、中にある力や情報に触れて取り出すイメージから「〜を利用する」という意味になる
コラム
- 抽象的な対象(資源・情報・能力・感情)を利用することを表す句動詞で、ビジネス文書やニュース、自己啓発の見出しなどでよく使われる。
例文
The team plans to build on existing prototypes to improve performance.
チームは性能を改善するために既存の試作品を基礎にする計画だ。
コアイメージ
既存の成果や情報を支えにしてさらに作業や改良を重ねる
英英
To continue from existing work or resources by relying on them and adding new improvements or developments.
語源
build onは、動詞build(築く・作り上げる)と前置詞on(〜に基づいて)の組合せで、もとは建築的な意味が転じて『既成のものを頼りにして発展させる』という比喩的用法になった。
コラム
- build onはexperience、research、workなど抽象名詞と共に使われることが多く、既存の要素を土台に新たな価値を積み上げることを表す表現としてビジネスや学術の文脈で頻出する。
例文
She decided to take advantage of the free trial.
彼女は無料トライアルを利用することにした。
コアイメージ
利用することによって機会や資源から利益を得ること
英英
To make use of an opportunity, resource, or situation in order to gain benefit; often expressed as 'take advantage of the free trial' to indicate using a provision or chance.
語源
take advantageは、名詞advantage(有利、利益)と動詞take(取る)が組み合わさって「利益を取る=利用する」という意味になった句動詞である。
コラム
- take advantageは好機やサービスを有効に使うという中立的・肯定的な意味で使われることが多く、文脈によっては否定的に受け取られることがある。
例文
Researchers utilise the data to improve accuracy.
研究者は精度を向上させるためにそのデータを利用する。
コアイメージ
利用する=具体的な資源や情報を効果的に活用して目的を達成する
英英
To employ resources, information, or methods effectively in order to accomplish a specific aim.
語源
utiliseは、ラテン語utilis(有用な)を語源とし、フランス語utiliserを経由して英語に入り、「有用に用いる」という意味で定着した。
コラム
- 研究や技術の文脈ではutiliseが使われやすく、dataやresourcesと組んで効果的に活用する表現として現れることが多い