しがちだ
「しがちだ」の英語
「しがちだ」は英語で tend to do と言います。習慣や傾向をやわらかく述べる基本表現です。be prone to は悪い結果や癖に、be liable to は不都合な事態になりやすい場合に使われます。
「しがちだ」の英語の使い分け
習慣や行動の傾向を幅広く表す、最も基本的な表現です。
失敗や問題など、好ましくないことに使うことが多い表現です。
be likely to
ある結果になる可能性が高いことを、客観的に表します。
be liable to
問題や望ましくない結果が起こりやすい場合に使うやや硬い表現です。
例文
She tends to forget her homework.
彼女は宿題を忘れがちだ。
コアイメージ
行動や結果に小さな傾きがあり、同じことを選びやすくなる
類義語との違い
tend to do:
習慣や癖で~しがちだと示し、強い断定はしない
be likely to:
tend toより確率が高い表現でやや断定的
be prone to:
悪い結果に使われやすく否定的な傾向を示す
be apt to:
似ているが性格や性質による傾向を表すことが多い
英英
To have a habit of doing something or to be likely to do something.
語源
tend to doは、tendは傾向があること、toは動詞を導く印、doはすること。傾向を表すtendに行動を示すto doを続けることで「~しがちだ」という意味になる
コラム
- tend to do は習慣や癖などの傾向を示す弱い表現で、頻度を断定する always や definitely とは置き換えられない
例文
コアイメージ
ある行動を取りやすい、またはある結果になりやすい性質
関連語
使い方
-
be liable to
〜しがちだ
-
be liable for
〜に対して法的責任がある
-
be held liable for
〜の法的責任を問われる
類義語との違い
liable:
起こりやすい傾向と賠償などの法的責任の両方を含む
responsible:
義務や役割に基づく責任を指し、起こりやすさは示さない
likely:
出来事が起こる可能性を示し、責任や賠償の意味はない
英英
Having a tendency to behave or be affected in a certain way; likely to do something.
語源
liableは、ラテン語ligare→古フランス語liableを経て英語に入り、もともとの「縛る」の比喩から「~に傾きやすい/~しがちだ」という意味を帯びた。
コラム
- be liable for〜は「〜の賠償責任がある」、be liable to doは「〜しがち/〜しやすい」と意味が異なる
例文
コアイメージ
少し傾いた体や物のように、ある結果に向かって動きやすい性質
類義語との違い
英英
Having a tendency or inclination to experience or do something.
語源
be prone toは、be=〜である、prone=傾きやすい・そうな性質、to=〜に、を合わせて「〜に傾きやすい」、つまり「〜の傾向がある」を表す
コラム
- 構造的に be prone to の後は名詞か動名詞が続き、to を不定詞と誤解しやすい点がある。
例文
コアイメージ
ある方向や行動に自然と傾き、そうなりやすい状態
関連語
使い方
-
prone to
〜しがちである
類義語との違い
prone:
ある方向に傾き、問題や行動が生じやすい状態
likely:
出来事の可能性を強調し、個人の傾向とは違う
inclined:
好みや判断の傾向を示し、意思が関与することが多い
英英
Having a tendency to experience or be affected by something, especially something negative or harmful; positioned face down on a surface.
語源
proneは、ラテン語pronus(前へ傾く)に由来し、元は前かがみの状態を指し、比喩的に「~しがち、傾向がある」の意味になった
コラム
- 臨床記録や安全説明では体位を表す用法が用いられることがあり、周囲の情報でどちらの意味か判断する