モチタンスペイン語辞典 › スペイン語フレーズ集 › ○○はスペイン語で何て言う? › とりあえず

「とりあえず」はスペイン語で何と言う?
言い方5通りと場面別の使い分け
「とりあえず」に相当するもっとも無難なスペイン語は Primero ~. です。ただし、日本語の「とりあえず」に1対1で対応する単語はスペイン語には存在しません。
作業の第一歩を踏み出すのか、優先順位を明確にしたいのかなど、伝えたい意図や相手との間柄によって表現を適切に選び分ける必要があります。
「とりあえず」のスペイン語の言い方(5通り)
ふつう|作業の第一歩|まずは〜から始める
カジュアル|親しい相手に|まずは〜に行って
親しい友人や家族に対して「とりあえず〜へ行ってきて」と促すカジュアルな表現です。túに対する命令形が含まれているため、目上の人や改まったビジネスの場では使わないように注意してください。
ふつう|軽く提案|まずは〜のように始めましょうか
「とりあえず〜あたりから始めてみようか」と柔らかく提案する表現です。断定を避けて相手の意向を尊重するニュアンスがあり、同僚との共同作業で角を立てずに切り出したいときに役立ちます。
ふつう|会議・作業で|まずは〜から始めましょう
会議やグループ作業で「とりあえず〜から着手しましょう」と促す定番のフレーズです。チーム全体を巻き込んで前向きに行動を起こす場面に適しており、porの後には名詞や動詞の原形を置きます。
丁寧|優先事項を示す|まずは〜だ
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 作業の取りかかり | Primero ~. | 汎用性が高く誰に対しても使える基本形 |
| 親しい人への指示 | Primero ve a ~. | 友人や家族への気軽な声かけに限定 |
| 控えめな作業提案 | Podemos empezar como ~. | 相手の意見を尊重しながら提案したいとき |
| 会議の進行・開始 | Empecemos por ~. | チームで物事を進めるときに最適 |
| 優先事項の提示 | Lo primero es ~. | ビジネスで論理的に順序を伝えたいとき |
スペイン語圏では「とりあえず」という曖昧な表現をそのまま訳すのではなく、「まず何から手をつけるか」を行動ベースで具体的に伝えるのがスムーズな意思疎通のコツです。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「とりあえず」は、暫定的であっても前進させるという独特の曖昧さを含みます。一方、スペイン語では行動の順序や目的をはっきり示す発想が基本となるため、直訳しようとすると誤解を招くことがあります。
- por ahora を乱用してしまう:「今のところは」という意味ですが、保留や消極的なニュアンスが強まり、作業を前進させる掛け声としては不向きです。
- de momento で済ませようとする:「当面の間は」という一時しのぎを表すため、前向きに「まずこれをやろう」と切り出す場面には馴染みません。
言われたときの返事
- De acuerdo. — 了解しました。
- Vale, buena idea. — いいですね、そうしましょう。
- Me parece bien. — それで良いと思います。
- Entendido, voy a hacerlo. — 分かりました、やってみます。
- Sí, empecemos con eso. — はい、それから始めましょう。
ゲームで覚える
よくある質問
- Q. 飲食店で「とりあえずビール」は?
- 注文時は Primero una cerveza, por favor.(まずビールをお願いします)と言うのがもっとも自然です。「1杯目にまずはビールを」という明確な意図がスマートに伝わります。
- Q. primero と de momento の違いは?
- primero は「まず第一に」と次へ続く行動の順序を示します。一方、de momento は「今のところは」という一時的な保留や現状維持を指すため、作業を進める合図には primero を使います。
- Q. ビジネスメールでも使えますか?
- はい。メールでは Lo primero es...(最優先なのは〜です)や En primer lugar...(第一に)を用いると、論理的で丁寧なトーンになり業務連絡にも適しています。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」スペイン語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す