「もの悲しい」はドイツ語で何と言う?
「もの悲しい」を表す最も一般的なドイツ語は melancholisch です。心に染み入る切なさや情緒的な悲しみを表す際に幅広く使われます。これに対して trist は、陰気で殺風景な情景や、希望が持てず気が滅入るような状況による「もの悲しさ」を表現したい場合に使い分けます。
使い分け
- melancholisch
内省的でどこか情緒のある悲しさを表します。人の気質や気分だけでなく、音楽や秋の風景の雰囲気描写にもよく使われます。
Sie hörte eine melancholische Melodie.
彼女はもの悲しい旋律に耳を傾けた。
- trist
色彩や活気がなく、荒涼として陰鬱なニュアンスを持ちます。灰色の空や寂れた街並みなど、客観的な情景に多く用いられます。
Die Landschaft sah im Winter sehr trist aus.
冬の景色はとてももの悲しく見えた。
よくある間違い
✕ Das Lied ist sehr traurig.
○ Das Lied ist sehr melancholisch.
traurig は明確な悲哀を表すため、情緒的な「もの悲しさ」には melancholisch が適します。
「もの悲しい」のよくある質問
Q. 秋のもの悲しい天気にはどちらを使いますか?
Q. 人の性格にも使えますか?
melancholisch
意味
- 形 もの悲しい
- 形 憂鬱な
- 形 哀愁を帯びた
例文
コアイメージ
静かで長く漂う哀しみの気配
関連語
使い方
類義語との違い
melancholisch: 静かで長く漂う哀しみの気配を感じさせる
traurig: 心が沈む普通の悲しさを表す
wehmütig: 過去や失ったものに対する切ない思いが混ざった悲しさを表す
nostalgisch: 過去を懐かしく思う温かい哀愁を帯びた気持ちを表す
deprimiert: 日常生活に影響するほど強く続く落ち込みを表す
ドイツ語での定義
Traurige, aber ruhige Stimmung ohne heftigen Kummer, oft mit nachdenkischem Ton.
語源
melancholischは、古ギリシャ語melankholíaに由来し、中世ラテン語などを経てmelancholie+-ischから成り、元は体液説の『黒胆汁の憂い』を意味した。
コラム
- 表現は感傷的・詩的に受け取られやすいため、友人との軽い会話では避け、曲や詩の雰囲気を説明するときに使うと語感が活きる。

ゲームで覚える・約 1 分
melancholisch をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
灰色の雲が広がり、町のざわめきが遠くなる静かな雨の日の風景
関連語
使い方
類義語との違い
trist: 町が静まり返るような、色が抜けた景色や空気に使うもの悲しい感触を表す形容詞
traurig: 心が傷ついて涙が出そうになるような悲しさを表す形容詞
trüb: 光が弱くてぼんやりした空や色の冴えない様子を表す形容詞
melancholisch: 理由がはっきりしないが胸が締めつけられるような、静かな悲しさを表す形容詞
niedergeschlagen: 気持ちが落ち込んで元気がなくなっている状態を表す形容詞
ドイツ語での定義
Adjektiv für eine gedämpfte, melancholische Stimmung oder Atmosphäre, oft bei Wetter, Orten oder Situationen gebraucht.
語源
tristは、古フランス語tristeからの借用語で、さらにラテン語tristis(悲しい)に由来し、ドイツ語では主に天候や場面などのもの悲しさを表す形容詞となった。
コラム
- 会話では個人の強い悲しみにはtraurigを使い、tristはWetterやAtmosphäreのような場面描写で使うと自然に聞こえる。
「もの悲しい」は英語では
- 「もの悲しい」 → lugubrious和英辞典で見る