willは確信や直接的な意志を表すのに対し、wouldは距離を置いて控えめなニュアンスを出します。過去形にすることで現実からの心理的な距離が生まれ、断定を避けた柔らかい響きになります。そのため「〜したい」という願望でも、I wantよりもI would likeのほうが相手への配慮を含んだ丁寧な表現になります。例えばI would sayyes.は「私なら賛成と言うでしょう」と控えめに伝えます。
wouldは過去の動作の反復のみを表し、状態動詞には使えない点がused toとの違いです。used toは動作だけでなく「昔は〜だった」という過去の状態にも使え、現在はそうではないという対比が際立ちます。例えばliveやknowなどの状態動詞にはwouldを使えません。またEvery summer, we would gocamping.(毎夏よくキャンプに行ったものだ)のように動作について回想する際にwouldを使います。
Q. Ifがない文のwouldにはどんな意味がありますか?
「もしそうなら」という仮定の条件を言葉にせず、暗に含めた推量や控えめな意見を表します。現実と切り離した想像上の話として述べるため、表現が柔らかくなります。例えばThat would be great.は「(もし実現したら)それは素晴らしいですね」という意味です。またIt would raintomorrow.は「(状況からすると)明日雨が降るかもしれませんね」と慎重に推測する響きになります。
Q. would have + 過去分詞はどういう意味ですか?
「(実際にはしなかったが)〜しただろうに」という過去の事実と異なる仮定や、「〜だったはずだ」という推量を表します。否定形のwould not have + 過去分詞は「〜しなかっただろうに」という意味です。例えばI would have helped you.は「手伝ってあげたのに(実際は手伝わなかった)」となります。過去の出来事に対して、もし別の状況ならどうなっていたかを述べる仮定法過去完了の形です。
Q. スラングの「Would.」にはどんな意味がありますか?
魅力的な人物に対して「自分なら喜んで関係を持つ」「喜んで付き合いたい」という肯定的な欲望を表すネットスラングです。If I had the chance, I would.(もしチャンスがあるなら、そうする)の前半が省略された表現で、SNSの画像や動画のコメント欄で一言「Would.」と書き込まれることがよくあります。くだけた口語表現のため、フォーマルな場では使いません。
自分以外の誰かに対して「むしろ〜してほしい」と望む仮定法の表現です。過去形を使うことで相手に対する直接的な要求を和らげ、控えめに希望を伝えます。例えばI would rather you stayed here.は「あなたにここにいてほしいのですが」という意味になります。自分自身が「むしろ〜したい」と選ぶ場合は、I would ratherstay here.のように後ろに動詞の原形を続けます。
「〜と言えるだろう」「〜と呼んでもいいだろう」という控えめで慎重な判断を表します。断定を避けて角を立てずに自分の意見を述べるときによく使われます。例えばI would say it was a success.は「成功だったと言ってよいかと思います」となります。否定のI would not say that is wrong.は「それが間違っているとまでは言いません」のように部分的な肯定や婉曲な否定を表します。
仮定の文脈で「(もしそうするなら)〜を必要とする、〜を救う、〜をもたらす」などと訳します。現在の事実ではなく、前提条件がある場合の帰結として使われます。例えばIt would take time.は「(やるとしたら)時間がかかるだろう」、This method would save money.は「この方法ならお金を節約できるだろう」という意味です。would make sureなら「きっと確実に〜するだろう」となります。
would you care toは「〜なさいませんか」という非常に丁寧な勧誘や申し出を表す表現です。Would you care for some coffee?(コーヒーはいかがですか)のように飲食物を勧めるときにも使われます。またwould want toはshouldを柔らかくした助言で「〜したほうがいいだろう」という意味になります。なおwould yaは会話におけるwould youの崩れた発音表記です。