有利な立場
「有利な立場」の英語
「有利な立場」は英語で have the advantage と言います。be in an advantageous position も使えます。inside track は競争で成功に近い立場、high ground は主に道徳的な優位を表します。
「有利な立場」の英語の使い分け
have the advantage
競争や交渉などで、相手より有利な立場にあると広く使います。
昇進や選挙など、競争で成功に近い立場を表すくだけた表現です。
交渉や市場などで、よりよい条件を得やすい立場を表します。
議論や対立で、特に道徳的に優位な立場を表します。
例文
コアイメージ
周囲を一望できて、物や人の配置や動きを見渡せる地点に立つイメージ
関連語
使い方
-
vantage over
有利な立場
類義語との違い
vantage:
周囲を一望できる地点や観点を指し、状況で有利な立場を意味することがある
advantage:
利益や有利さを指し、見晴らしの意味は持たない
view:
目に入る景色や眺めそのものを指し、位置の有利さは問わない
perspective:
ある立場や考え方からの見方を指し、物理的な眺めは意味しない
英英
A location or standpoint from which one can see surroundings clearly and which may provide an advantageous perspective or position.
語源
vantageは、古いフランス語avantageから入った語で、もともと「前にいること」を表し、そこから「前に立つ位置=見晴らしの良い地点」という意味になった。
コラム
- 語源的にvantageとadvantageは関連するが、現代英語ではvantageが見晴らしや観点を示し、advantageは優位性を示す別の語として使われる。
例文
コアイメージ
特等席として屋上から花火を見下ろすような良好な見晴らしや、判断や観察で優位になる立場を指す
英英
A seat or position that offers an excellent view or a privileged advantage; used literally for a desirable viewing seat and metaphorically for an advantageous vantage point.
語源
box seatは、劇場のボックス(客席の個室)に座る場所を指した語が転じて、視界の良さや有利な立場の意になった
コラム
- 劇場の箱型の個室席から生まれた語で、実際の観覧席を指す場合と出来事を間近で見て有利になる比喩的用法の両方で使われる
例文
コアイメージ
有利な立場、つまり競争や交渉で他より優位に立てる状態を指す
英英
Having an advantage in a contest, market, or negotiation; a situation that gives one superior standing relative to others.
語源
favourable positionは、形容詞favourable(ラテン語favor「好意」系を経て「好ましい」の意)と名詞position(ラテン語ponere「置く」からのpositio)が結びついた表現で、「有利な位置や状況にあること」を文字どおり表す
コラム
- イギリス英語の綴りfavourableを含む語句で、ビジネスや交渉、マーケット分析で優位性を示す際によく用いられる表現である
例文
コアイメージ
交渉や競争でより良い条件を引き出せる立場にいることをさす
英英
A situation in which someone has an advantage and is well placed to secure better terms or outcomes.
語源
favorable positionは、favorableはラテン語favor(好意)を経て「好ましい」の意に、positionはラテン語ponere(置く)由来のpositioから「置かれた状態」を意味し、合わせて「有利に置かれた状態」を表す
コラム
- 交渉の場ではfavorable positionは相手より優位に条件交渉できる立場を指し、契約や商談で頻繁に用いられる
例文
コアイメージ
有利な立場、議論や対立で道徳的・論理的に優勢を保つ状態を指す
英英
An advantageous position that gives someone moral or argumentative superiority in a dispute or contest.
語源
high groundは、high(高い)とground(地面)の組み合わせで元は文字通りの高地を意味し、軍事や観察で有利な位置を表したことから比喩的に道徳的・戦略的な有利さを示す表現になった
コラム
- 議論でhigh groundを取るとは証拠や論理で相手より道徳的・論理的に優位な立場を得ることで、発言の説得力や受け止め方に影響する
例文
コアイメージ
競走で内側のコースが距離的に有利であることから、物事で有利な立場にあることをさす
英英
A position that gives someone an advantage or a better chance of success, originally derived from the shorter inner lane in races.
語源
inside trackは、inside(内側)とtrack(コース)から成り、競走で内側のコースが距離的に有利だったことから比喩的に『有利な立場』を指すようになった。
コラム
- have/get the inside trackで『有利な立場にある』を表し、昇進や選挙など競争のある場面でよく使われる