必死に
「必死に」の英語
「必死に」は英語で desperately と言います。焦りや混乱を伴って必死に動くなら frantically、命の危険が迫る場面では for dear life、口語で勢いを強調するなら like crazy が自然です。
「必死に」の英語の使い分け
どうしても成し遂げたい気持ちを表す、最も一般的な副詞です。
焦りや混乱を伴って、慌ただしく必死に動く場面に使います。
命の危険が迫るなど、文字どおり切迫した場面で使う慣用句です。
口語的で、行動の勢いや程度を強く強調する表現です。
We studied like crazy before the final exam.
例文
She desperately searched for her lost dog.
彼女は必死に行方不明の犬を探した。
コアイメージ
何としても成し遂げようと、あきらめずに行動すること
関連語
使い方
類義語との違い
desperately:
どうしてもという強い切望や必死さを示す
badly:
非常に〜したいと強く望む意味で、より控えめな語調のニュアンス
urgently:
時間的に急ぎの必要があることを示す、早急な対応が求められるニュアンス
英英
In a way that shows a strong need or desire for something, often because of a difficult situation.
語源
desperatelyは、desperate(必死の)に副詞の-lyが付いてできた語で、もとはラテン語のde-(〜ない)+sperare(望む)から『望みがないほど必死に=どうしても』の意味に発展した。
コラム
- desperatelyは副詞で「どうしても/必死に」の意味で、よく「絶望的に」と混同されるが英語では主にneedやwantなどの動詞の強さを示す用法で使う。
例文
Volunteers feverishly searched the rubble for survivors.
ボランティアは瓦礫の中を必死に生存者を捜した。
コアイメージ
必死に は緊迫した焦りや切迫感で全力を尽くすことを指し、Volunteers feverishly searched the rubble for survivors. と整合する
英英
In a way that shows intense, often frantic effort or urgency, as in "Volunteers feverishly searched the rubble for survivors."
語源
feverishlyは、fever(熱)に形容詞化を示す -ish と副詞化を示す -ly が付いてfeverish→feverishlyとなり、「熱に浮かされたように激しく」から転じて「必死に」の意味になった。
コラム
- feverishlyは必死にの訳で、熱のように高まる緊迫感や焦りを伴う行動を表し、Volunteers feverishly searched the rubble for survivors. の文で捜索の激しさを伝える。
例文
コアイメージ
命を失うかもしれない差し迫った状況で力を尽くすことを指し、訳語は必死に
英英
With extreme determination or desperation, often to avoid being harmed or killed.
語源
for dear lifeは、dear(尊い・貴重な)とlifeを組み合わせた定着表現で、「命を大切にするために」という直感的な意味がそのまま語義になった。
コラム
- for the life of meなど類似表現と混同されやすいが、for dear lifeは動作の切迫さを描写して「命を守るために必死に」という意味で使われる点が異なる。
例文
She frantically searched for her lost passport before the flight.
彼女はフライト前に失くしたパスポートを必死に探した。
コアイメージ
慌ただしく手早く動いたり切羽詰まって必死に行動することを示す語のイメージ
英英
In a hurried, disordered way that shows panic or extreme urgency, often involving rapid, sometimes uncontrolled actions.
語源
franticallyは、frantic(狂乱した、必死の)の副詞形で、franticは古フランス語frenetiqueやギリシャ語phrenetikosに由来し『心を乱す』の意味から発展した
コラム
- franticallyは物語や報道で慌てふためく様子を描写する際に使われ、落ち着いた努力を表す語とはニュアンスが異なる
例文
コアイメージ
「必死に」として、急いで慌てるだけでなく強い感情や興奮を伴って激しく行動することを表す
英英
In a frenzied or highly excited manner, acting with frantic energy due to excitement or urgent need.
語源
freneticallyは、形容詞freneticの副詞形で、ギリシャ語phrenētikos(phren=心)を語源とし、精神の激しい動揺から『熱狂的・必死に行う』という意味に広がった。
コラム
- 英語ではfreneticallyは必死や焦りの意味のほかに熱狂や興奮を伴う用法もあり、文脈によって肯定的か否定的かが判別される
例文
コアイメージ
とてもの意味で、行為を非常な勢いや強さで行うことを表す
英英
Informal idiom meaning to do something to a very great degree or with intense force or effort; used to emphasize how strongly or how much an action is performed.
語源
like crazyは、likeが比喩の「〜のように」、crazyが「正気でない・激しい」を意味し、合わせて「正気でないほどに〜する=非常に激しく・大量にする」という意味になった。
コラム
- 口語で程度や勢いを強める表現で、動詞を修飾して使われるため改まった文では避ける
「必死に」のレベル別の例文
「必死に」を英語にするときのよくある間違い
× I did desperately to win.
○ I tried desperately to win.
「必死に努力する」は try desperately が自然で、do desperately とは言いません。
× She held the rope with dear life.
○ She held the rope for dear life.
この慣用句は for dear life という形で使います。